理由はない

理由がないものを理由がないままに受け入れる強さを育てている。

寂しいという気持ちはどこから来るのか、どうして寂しいのか、たくさん考えてきた。
理由が欲しかったし、理由があれば改善できると思ったからだ。
でも本当は理由などないこともわかっていた。どんな理由付けをしても嘘っぽかったからだ。
ものごころついたときから寂しかったし、大切な人がそばにいても、その気持ちは常にどこかにある。

体調が悪いと誰かが心配してくれる。だから、誰かに気にかけてもらいたいときに身体が勝手に調子を崩す、ということもあるらしい。心理の授業を受ける中でそのことを知ったときに、わたしの身体には当てはまる部分があるだろうなと感じた。

カウンセリングを15年ぶりに受けることにした。
寂しいとちゃんと向き合う時期にきたのだ。
でも、いつも自分と向き合い続ける必要はなくて、ときどき、休み休みやっていこうと思う。



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