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人生を変えたいなら知っておくべき!自分が変われない理由~経験談~|#027

『目標達成の駆け込み寺』主宰 佐々木 邦治 です。

前回、#026では、目標達成のため2つの行動についてお伝えいたしました。

今回は、再度の記事になってしまうのですが、
「どうして自分は変わることができないのか?」をテーマに、
佐々木の経験について、読者の皆様にお伝えできたらと思います。


1.再び、「どうして自分は変わることができないのか?」

#004 劇的な人生の大転換はマインドセットの変革にあり!
記事の投稿を始めて、4回目で一番最初に書いたテーマが
「どうして自分は変わることができないのか?」です。

そして、再び、佐々木の経験を記事にしようと思います。

それくらい大切であり、私達の盲点です。
ある意味、自作自演で盲点にしてしまっています。

しかし、その盲点に気付くことができれば、
マインドセットのスイッチ一つで本当に大転換します。

ちなみに佐々木は約30年間彷徨いました(笑)

佐々木のクライアントさんが一瞬にしてマインドセットが変わり、
本当にその時から劇的な変化をして、
自分が夢見たことを現実のものとするべく走りはじめるのを目の当たりにして確信しています。

かつての佐々木も含めて、いつまでも変わらない人というのは、

「今までの価値観、思考、常識」でより良い未来を手に入れようとしている

ということです。

冷静に考えれば、今までの自分と違う目的や目標を達成しようとしているのに、
「今までの価値観、思考、常識」では、自分が望む成功や目的・目標は現実となるはずがありません。

しかし、成功、目的・目標達成できない人というのは、「今までの価値観、思考、常識」を捨てることができません。
宝物みたいに抱き抱えています。
そして、それを守るために、
抱き抱えながら、自分が朽ちていくのを自分の意志で受け入れています。

その理由は、
自分にとっての「新しい価値観、思考、常識」を受け入れることが苦痛でしかないからです。

頭で考えれば、
成功や目的・目標達成している自分が新しく持っている「新しい価値観、思考、常識」の方が自分は幸せになれると分かっているのに、
「新しい価値観、思考、常識」を受け入れる苦痛を避け、
「今までの価値観、思考、常識」を守ろうとします。

長年、自分は変わりたいと口に出して言っているのに変われない人にとって、
「新しい価値観、思考、常識」というのは、「恐怖」でしかないということです。

ここで、冷静になって、
マインドの原則などを学び、自分に適応すればいい事なんですが、
人間のDNAに刻まれている「自己防衛」という本能によって、
成功や目的・目標達成している自分が持つであろう
「新しい価値観、思考、常識」を「恐怖」という感情に自分の意志で置き換えて
上手くいかない自分の人生を自作自演しているということです。

自分のコンフォートゾーンの外に「新しい価値観、思考、常識」を作ることが、
簡単にできたことなのか、それとも、とても大変だったのかは、
もちろん、人によって変わりますが、
成功、目的・目標達成している人は、

・どういう価値観を持つべきなのか
・どういう思考をするべきなのか
・どういう常識のもとで行動するべきなのか

これを徹底的に追及した人だということです。

それも、自分自身の価値観を明確にして追求していったということです。

だから、自分らしく、自分自身を尊重した形で光り輝ける訳です。

2.「どうして自分は変わることができないのか?」:佐々木の経験談

佐々木の価値観の一つに「チームワーク」があります。

佐々木は、皆で力を合わせて、一体となって、何かを成し遂げたいという思いがあります。

かなり強い価値観です。

だから、
・人から受け入れられない
・人から批判される
というのは、とても耐えがたい苦痛となってしまいます。

佐々木にとって、とても大きな苦痛です。
それは今も変わりません(笑)

この価値観が営業業務でお客様と接する時に大きなマイナス要素として作用してしまい、
結果的に、その仕事から離れることになってしまったことがありました。

佐々木が20代後半の頃の話です。

佐々木の営業スタイルはお客様と人間関係を構築してから営業ステップを進めていくという、ちょっともどかしいものでした。

証券会社での新規顧客開拓実績を認められ、外資系生命保険会社で保険商品を販売する営業職をすることになりました。

今から30年前の話しです。

まだ、外資系保険会社の商品性というものが認知されてなく、
どれだけお客様にとって有益な商品だということを説明しようと思っても、
佐々木という人間を受け入れてもらう前に、
外資系保険会社というだけで門前払いを受ける日々が続きました。

・人から受け入れられない
・人から批判される

受け入れられないだけならまだしも・・・
外資系企業というだけで、
ドライでクールで、利益しか追求していない・・・
こう批判されるわけです。

さすがにこれが続くと心が壊れてしまいました。

批判されるのがとても辛かったからです。

とうとう営業ができなくなってしまい、その仕事を辞することとなってしまいました。

営業成績不振により、です。

今であれば、営業戦略として、
広く認知されていたガン保険という保険商品を切り口として顧客作りをしていく、とか、
佐々木自身の人間性を否定されているわけではないので、
商品の優位性を全面アピールして、分ってもらえる人にだけ集中的に営業をかけていくとか、
考えることができます。

しかし、当時の佐々木は批判されることがとても辛かったです。

営業をしていれば、批判なんて普通のことだし、
佐々木自身の人間性を批判されている訳ではないのに、
頭の中でその切り替えをすることが、当時の私はすることができませんでした。

バブル景気崩壊後の下げ相場、上がらない相場の環境の中で、
証券会社でそれなりの実績を残してきた佐々木が、
そんな簡単なことを、
気付くことはできていたのですが、
頭と心を切り替えることができませんでした。

佐々木の中にある「チームワーク」という価値観。
お客様と力を合わせて、一体となって、人生設計をするという強い思いを持つべきなのに、
その価値観の中にある
・多くの人に受け入れられるべき
・人から批判されるようなことはしてはいけない
という自分が持っている価値観から作り上げてしまった意味のない常識で、
自分の心と感情が苦痛と悲しみの感情で支配されてしまい、
自分の持つ価値観の意味も自分ですり替えてしまい、
内資系証券会社から外資系保険会社への転職を失敗させてしまいました。

今、考えればこの時の環境は分析できますし、
それなりの営業戦略も立てることはできると思います。
それなりの営業成績も出すこともできると思います。

しかし、当時の私は、
ちょっとした営業戦略の変更をする、
すなわち、自分のコンフォートゾーンから出て、
自分を変えることができませんでした。

本当に心の弱いパターンを佐々木の実例で紹介してしまったのですが・・・

人は自分の中にある大切な価値観を
今までの自分であることを優先し、守るために、
意味を変えてまで、
今までの自分であることを守ろうとしてしまう事があります。

読者の皆様は、頭がまとまらずに恐怖と苦痛と悲しみの感情に心が支配されてしまったときには、
冷静になって、自分の心の中を整理してもらえればと思います。

マインドセットの技法、一つだけで人は変わることができます。

この話は、「ゴールは自分のコンフォートゾーンの外に置く」ということをお伝えするために書きました。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

次回の投稿を楽しみにお待ちいただければ幸いです。


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