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古代マヤの世界観「13・7・9」

銀河の月18日、KIN22(9・風)。この日付は『13の月の暦(ドリームスペル)』に基づいているが、今日はこの暦の提唱者の一人である銀河の母・ロイディーンの誕生キンだった。

今日から260日(=1銀河スピン)前のKIN22はG6/9で、天皇皇后両陛下のご成婚29周年に当たっていた。その日、明治神宮に参拝した私達は大御心(おみくじ)も引き、私は29番「水」、Lは19番「巌上松」であった。前後の流れは【白い太陽の風からのお告げ】に記してあるが、このおみくじに再び注目する事になったきっかけは、天皇誕生日に横浜ナディアでの暦クラスにあった。

午前のクラスから瞑想クラスまでフル参加されたのは、KIN69(=今年1年)とKIN93(=地球の母のキン)の方だったが、途中まで参加されていたKIN66(=今年の磁気の月全体に対応)の方が「29」という数をチラッと口にされたのを私は聞き逃さず、手帳に栞として挟んであった「29(水)」をその場でお見せしつつ「水」に関するシンクロをシェアした。

「皇室」と「パレンケ」が中心的な話題となった午後のクラスの中で、私はパレンケがかつて「ラカムハ(大いなる水)」と呼ばれていた事や、今上陛下が皇太子時代にメキシコで行われた「世界水フォーラム」に参加された事、そこには『銀河のマヤ』共著者で水と波動の師である江本所長も講演者として呼ばれた事、更にはその本のカバー写真がクラス会場の「シャスタ」と同じシャスタである事などをお伝えした。

実は私の手帳には、あと一枚「19(巌上松)」も挟んであるのだが、これは260日前にLが引いたものではなく、そこから64日後の自分の太陽暦誕生日に引いたもの。今日はそこからぴったり7ヶ月(28日周期で)経過した毎月の誕生日で、53歳と7ヶ月になった。

こうした関係性について振り返る機会を頂いたお陰で、両陛下ご成婚記念日から天皇誕生日まではぴったり260日あることが解った(ご成婚日を1日目とすると誕生日が260日目)。

もう一つ、「29」という数は、マヤの世界観における天界の数「13」、現世の数「7」、地下世界の数「9」の合計である事にも改めて気づいた。マヤには819日暦というものが存在し、それが13×7×9から成り立つことは、『マヤ文字を解く』や『古代マヤの暦』に、以下のように紹介されている。

”八一九は、一三の天の神、九の地下世界の神、七の地上の神の周期の各々が出会う数(13×9×7=819)であるばかりでなく、九と九一日周期がふたたび巡ってくる日を示す、宗教的に意義ある数と考えられる”

『マヤ文字を解く』(八杉佳穂著/中公新書)

”これは大地の神7人、地下世界の神(夜の王)9人、天界の神13人を組み合わせた(掛けた)周期とも考えられ、木星と土星の運行を追うために使われたとの説がある。”

『古代マヤの暦』(ジェフ・ストレイ著/駒田曜訳/創元社)

しかし、「13+7+9=29」となる事については、これまで意識的に捉えていなかったように思う。そう思うと近所にいつもいる「29」ナンバーの車のことも気になってくるが、819日暦がパレンケ(→ラカムハ=大いなる水)で最初に用いられた可能性があるのと、明治神宮の大御心「29」番が明治天皇御製の「水」であることも振り返ると、「13・7・9」と「水」との関係についても考えたくなってしまう。

ところで、ホゼ&ロイディーンに加え私を含む22名で改暦の報告をしに明治神宮に参拝したのは1997年7月26日(KIN44)の事であった。以下にパン・ジャパン・ライブラリーからその日の記述を引用してみよう。

”【第8日】新年の朝、黄色い倍音の種、不可避の出来事のはじまりの日に、22人の人々が東京の明治神宮に集まった。そこで、明治天皇やその他の人々の先祖の精神に、グレゴリオ暦の時間はいまや終わり、新しい13の月の時間がはじまったことを報告する簡単なセレモニーを開いた。このセレモニーには、新しい時間と新しい暦のうえで、天の祝福を先祖の精神に願う要素も含まれていた。”

思えば「22」という数も「9」と「13」の合計である。パカル王が埋葬されていたパレンケ「碑銘(碑文)の神殿」は、マヤ長期暦9.13.0.0.0(西暦692年)頃に完成したと言われている。

地上(大地)の神の「7」は、ホゼがインスピレーションで生み出した「銀河の7方向への祈り」にも通じるものがあるが、「9」と「13」については、前掲の『古代マヤの暦』で以下のようにも説明されている。

"天界は13層に分かれ、オシュラフンティク(天界の13人の神)が1層につきひとりいた。オシュラフンティクは個々別々の存在であると同時に全体でひとりの神であると考えられていた。(中略)9層の地下世界にはボロンティクという神がおり、やはり9人でありかつひとりでもあると考えられていた。”

『13の月の暦』は古代のマヤ暦そのものではないし、古代マヤの世界観をそのまま踏襲している訳でもないが、それをより大きく包含する銀河的世界観を背景に持つので、数字についての一つの参考として、マヤ神話の世界観を把握しておくのは大いに役立つと思う。

銀河の月18日 9・風(KIN22)

*13の月の暦とマヤ暦の違い

《13の月の暦ワークショップ》
★3/5(日) 渋谷【ドリームスペル】
★アーカイブ【サイ時間単位(倫理プロジェクト)と5:7】

★アーカイブ【「白い世界の橋渡し」日本の銀河的ミッション】

《note限定お宝情報》
・小原大典「時のからだ」研究ノート
・「パカルの特別な13日」の由来と真の意味

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