8(銀河)が導く世界〜大燈国師と良寛
磁気の月18日(G8/12)の太陽暦誕生日は、KIN86(8・世界の橋渡し)の道筋に入ったからか、やたらと「8」と共鳴する体験をしたので、それを少しメモしておこうと思う。
この日は、先の天真書法塾発表会にも来て下さったクリカ会員のMさんから、21日まで行われている企画展「よめないけど、いいね!」のチケットを頂いていたので、誕生日当日の午前中に予約をして(予約制)、久しぶりに青山の根津美術館を訪れた。
雅な線や料紙が見所の日本書道の名作展というくらいの認識しか無かったのだが、思いがけず大燈国師や良寛の作品にも出会え、いきなり大きなプレゼントを頂いた気分になった。タイムリーで素敵な贈り物を下さったMさんに感謝したい。個人的には特に2つの点で驚きがあった。
1つ目は、この日の朝、ごく最近のある体験をLに説明するために、まさに大燈国師の名前を挙げていた点。1年ほど前、ちょうど書法塾師範科の授業で大燈国師墨蹟「渓林偈・南嶽偈」の臨書をした時に、私がある状態で書いた1枚を、青木先生は「それは取っておくように」とおっしゃって下さった事があった。
あくまで臨書であって、見た目に何か際立ったようなものがあった訳ではなかったし、書いた時の自身の状況を口にした訳でもなかったのだが、私としても、ある種の特別な体感と結びついた一枚だったので「流石、先生だ」と改めて驚いた覚えがあるのだ。
2つ目は、良寛の草書の説明に懐素の影響が見られると書いてあった点。良寛というと、割とほっこりと抜けた感じのイメージがあるが、その作品の線にはしなやかさの中に強さも感じられて、まさに懐素を観る思いがしたのだ(私は師範になる前の一定期間、懐素を専攻していた)。「天地」という別の一作も、線の伸びやかさや余白の活かし方にただただ感心して、心満たされる思いで美術館を後にした。
このブログを書くに当たり、大燈国師の臨書内容を確認するため練習作品を保管しているファイルを探してみたら、何と同じ場所に「六十四年夢裏過」という良寛の詩が「書法塾師範科テキスト九十六」として挟まっていた。大燈国師と良寛がセット出て来た事も驚きだが、このタイミングで64(=8×8)&96(=8×12)というのが更に驚きであった。
何しろ、このブログは64日ぶりに明治神宮に参拝した8/12のことを書いているのだ。加えて、KIN96は母方祖父の誕生キンであり、96はシャンバラの数。Lが師範を務める支部教室の名前は天真書法塾シャンバラ教室である。
美術館を出た時点でお昼が近づいていたので、小原流会館B1にあるインド料理店シターラへ。ビリヤーニセットは美味であったが量が半端なく、少々スパイス酔いもしたので、表参道の木陰をゆっくりと散歩しながら神宮に向かうことにした。小原流会館の住所が7-17(→7・地球→KIN137)と知って、トンガ大噴火のKIN137に旅立ったヒューレン博士(KIN86)を思い出し、時に適った場所でランチが出来たと感じる。
6月に花菖蒲を見に来た時には工事中だった新しい鳥居が完成していて(トップ画像)、木の香りを感じながら杜の中を進む。本殿で参拝を終える瞬間にシンクロして太鼓が鳴り出し神事が始まった。しばし心を合わせて見学したあと、恒例のおみくじ(大御心)を引くと「19 巌上松」。
「あらし吹く世にも動くな人ごころ いはほに根ざす松のごとくに」
紋章コード番号19の「青い嵐」から始まった嵐のウェイブスペルの8日目、嵐(台風8号)が生まれた日のお告げとして、これ以上ぴったりのものは無かろう。しかも、この日の朝UPした【火星と日本のトータルリコール】では火星軌道に対応する「白い世界の橋渡し(6)」と「赤い空歩く者(13)」に注目していて、その紋章コード番号の合計も19になるのだ。
実はこの大御心、64日前の6/9(天皇皇后両陛下のご成婚29周年)にLが引いていたものでもある(参考【白い太陽の風からのお告げ】)。その時、自分が引いた「29 水」と合わせると「48」になるが、それが「8・世界の橋渡し」の「銀河の音」と「紋章コード番号」の積(=8×6)になっている事や、出がけに再確認した祖父母の誕生キン(42,84,96,258)合計480と繋がっているのを感じる。
参拝後、ひと息入れるべく参道脇にあるフォレストテラスという所に寄った折、突如Lが「お箸を新調しよう」と言い出し、使い易そうな「八角万能箸」なるものをゲット。先端部が四角形で持ち手の辺りが八角形というこのお箸の構造は、「4・月」の年の「8・世界の橋渡し」の日にも見事にシンクロしていたが、この時点ではまだ気づいていない驚きが隠されていた。
これは64(8×8)日前の大御心
当初の目的だったカフェは、未だにコロナ対策のアクリルプレートだらけで、座席の配置もいまいちな感じだったので、結局、原宿駅上の猿田彦珈琲まで足を伸ばす事に。思えば、猿田彦のロゴも八角形である。こういう流れがあると、八角形に関する閃きが更にやってくる。
この日は、古代マヤのツォルキンだと「2イミシュ」で(13の月の暦的に表現すると)KIN41に相当する日だったのだが、第40代天武天皇・第41代持統天皇の陵はもともと八角形で、40+41=81=9×9、9×9魔法陣の中央は41になる(『マヤのリズム』に紹介している)ことも、朝、心に浮かんでいたのを思い出す。
朝と言えば、出かける前に頂いたお祝いメッセージの中には、わいあーさんからのものもあった。初期の頃から「13の月の暦に変える平和の運動」に関わられ、アグエイアス夫妻の来日時にもイベントを主催されたり、「13の月の暦&ドリームスペル関連用語集」を掲載して下さったり、この暦のボランティア精神を体現されているお手本のような方だ。
わいあーさんの太陽暦誕生日G2/18は、『13の月の暦』で8/12(銀河の月12日)でもあるので、違う次元の自分から祝われたような気分にもなる。ちなみに「2/18=8/12」のように13暦とG暦が鏡関係になるところは、他にも数カ所あるので、数字遊びの一つとして探求してみると面白いだろう。
そして、今年の誕生日は満月にもシンクロしていたので、夜は普段から新月満月にオンラインで実施している瞑想クラスを行った。開始前、『13の月の暦タイムスコア』の共同制作者で人気イラストレーターのみよこみよこさん(KIN101)から、サプライズでお祝いイラストを見せて頂いた。
「磁気の月」のトーテムであるコウモリの翼の中に13の星がちりばめられていたり、カレンダーラウンド(52歳)にロウソク1本加えてセカンドライフの1歳(53歳)を祝福してくれたりと、何ともスペシャルな演出に感激しきりであった。瞑想終盤Yさん(KIN48)がそのまま深い眠りに入ってしまわれた事も印象に残る出来事だった。
翌日、「八角万能箸」を制作している川上商店の住所に馬喰町とあったのが気になって調べてみると、何と先のシナジェティクス・ワークショップの会場となった中央区立産業会館から僅かに300mほどしか離れていない場所(ほぼ真西)である事が判明。それだけでも驚きだったが、設立日が1952年2月18日(KIN101)であるのを発見して更に驚いてしまった。
なぜなら、2/18(13暦での8/12)はわいあーさんの太陽暦誕生日で、KIN101(10・竜)はみよこみよこさんの誕生キンだからだ。加えて1952年はパカル王の墓室が発見された年。墓室発見日の1952年6月15日(KIN218)より117日前に設立された会社という事になる。
高千穂からみよこさんの住む延岡まで、五ヶ瀬川に沿って走るのが国道が218号で、高千穂に向かう途中UFOを撮影してしまった経緯と、それがKIN117と密接に結びついていた事を思い起こすと、川上商店の情報には、このタイミングに開封すべき銀河(8)的メッセージが込められていたとしか思えなかった。
そして、「八角万能箸」を手に入れるきっかけとなったLのインスピレーションもまた「8(銀河)」経由でやって来た可能性が高い。何故なら、根津美術館でその作品に出会った大燈国師こと宗峰妙超は、弘安5年12月7日=G暦1283年1月14日生まれのKIN21(8・竜)。Lと太陽暦誕生日が同じで、銀河の音が「8」だったからである。
こうして「8」に彩られた私の誕生日は過ぎ去って行ったが、まるで申し合わせたかのように「8・世界の橋渡し」(8/12)未明に「台風8号」が生まれ、13日午後5時半ごろに静岡県・伊豆半島に上陸し、関東を縦断して深夜に茨城県沖へ抜けて行った。茨城県生まれの私としては他人と思えない台風であった。
尚、台風8号の名前「メアリー(Meari)」は北朝鮮が提案した名称で「やまびこ」という意味らしい。お盆と重なる私の誕生日の頃は、大抵両親の実家がある盛岡に帰省するのが習慣だったが、盛岡行きの特急が「やまびこ」(後に新幹線となる)だった事を懐かしく思い出した。(D)
磁気の月20日 10・星(KIN88) 亡父の115回目の誕生キンに
追記:明治神宮の鳥居にある菊の御紋は3つ。16×3=48=8×6=「8・6」=「8・世界の橋渡し」。
追記2:Lこと蘭禅が天真書法塾無鑑査師範に認定された時の作品が大燈国師遺偈であったと判明!
《13の月の暦ワークショップ》
・8/14(日)13の月の暦 入門(録画視聴は8/17まで)
・8/28(日)神楽坂 13の月の暦ワークショップ
・9/10(土)ZOOM テレクトノン
《天真体道瞑想クラス》
・8/22(月) 10:00~11:00 二子玉川
・8/25(木)18:00~19:00 上野毛
・8/27(土)21:00~21:45 ZOOM 新月
《note限定お宝資料》
・ドリームスペル(13の月の暦)で見る日本と皇室
・「パカルの特別な13日」の由来と真の意味
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