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六甲山ハイキング。山登りの「あとちょっと」はあとちょっとじゃない。

11/23の祝日に、会社の先輩と後輩に
誘われて、六甲山に登ってきました。
六甲山は、入社したてのころに登ったな…。
「初心者のコースよw」と言われたけど、
実際に登り始めてみると、自分の体力は
初心者以下、というのがわかりました。
先輩は熟練者、後輩は中級者というスペックです。
わぁ。お荷物だぞ、わたし。

コースは、8:30に芦屋川をスタートして、
有馬温泉まで歩くという、だいたい12kmの路程。
予定では5~6時間ということでしたが、
実際には7時間半かかりました。
山の入り口に滝の茶屋というお茶屋さんが
あるのですが、そこまでの道のりもかなりの傾斜です。
最初の岩場でくじけかけましたが、
師曰く「ここが醍醐味」なんだそうです。
ぐぬー。

左端の岩は炭治郎が割ったらしい

1時間ちょいほど歩くと、
最初の写真スポットに到着。
少し寄り道した場所にある、ピラーロックです。
普段見ることのない、いや、
ゲームとかで見たことがあるかもしれない絶景。
風化した岩なんだそうですね。
道中で、リュックから顔を出していた、
可愛らしいトイプードルのおかげで
犬成分に助けられ、
なんとかここまで来れました。

横池。下を新幹線が走っているそうです。

六甲山に池があるイメージが
あまりなかったので、開けた場所に
ポーンと水面があるのになんだか感動。
この頃には、マイペースで移動していたので、
一人で歩くことがほとんどでした。
マイペースでいいんよ。
山登りはマンガを描くことに似ています。

楽ではなかった…

小学校の遠足のイメージで行ってみたら、
相当しんどかったよ…。
楽な道もあるけど
楽じゃない道もある。
装備はそこそこ整えていましたが、
靴が普段履きのものだったので
ちゃんと登山用を買うべきと思いました。
あと、ステッキほしかったし、
ペットボトルは1本じゃ足りなかった。
頂上の手前で「七曲り」というところがあり、
上の見えない階段になってて、
心がくじけそうになります。
「あとちょっと」
は、ここから1時間ありました。
山のあとちょっとは、鵜呑みにしちゃいけない。

上流の水がきれいだ(現実逃避)

頂上に着いた頃には、14時近く。
休憩しまくったおかげで
ずいぶん予定より遅れましたが頑張ったぞ。
景色はきれいで、空気も澄んでいて。
みな、この達成感を味わいにくるのだなと、
お弁当を食べながら思いました。
みんなで記念撮影などしない、
わりとルーズな山登りの会でした。

ここは標高931mなのだって。

帰りは後輩の提案で、
有馬温泉の銭湯へ。
流石行楽の時期、観光客でにぎわっており、
少し並びました。
みなさんは明日は休暇かい? いいねぇ。
(わたしは筋肉痛をかかえて出社しました)

温泉街の雰囲気はいいよね。

学びとしては
休憩をはさめば何とかなる、ということと
予習は必要、ということ。
ちゃんとした靴をはいていけば、
下りのごつごつした石の道も
足首がぐきっとなったりしないし、
ステッキ(トレッキングポール)があれば
もうちょっと疲れずにいけたかも。
あと、軽く頭痛になったので、
お薬があればよかったのかな?
普段見れない景色が観れたのは
報酬として大きかったし、
誘ってもらってなかったら、
自分で行こうとは思わなかったので
機会って大事です。
アップルウォッチのデータによると、
この日の移動距離は18km、歩数は33,644歩、
上がった階数は176階でした。
新記録すぎるな!?