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東山温泉一人旅

11/3(金)~11/4(土)福島県の郡山に
行く予定があったので
会津若松まで足を延ばしてきました。
2019年に行った旅行地が素晴らしくって
いつかはもう一度…!と思っていたのを
一人で決行した次第です。
2度目の来訪です。
今回は旅行記ということで
往路のあれこれについて書いてみます。
ちょっと長くなりますよ。

出発は新大阪から山陽新幹線に乗って東京へ。
20分前についたらいいかーと思ってたら
改札口がこんなんで。

今年の連休をなめてた。

えっ、なんでこんなんなってるの。
暴動?
有名人きてるの?
様子をうかがったり
Twitter検索したりしてると
ただただ混んでるだけみたい。
改札口でひっかかって
揉めている人たちを見ながら
なるほどーと納得し列に同化していきました。
あとから会津でタクシーの運転手さんに
聞くところによると
今年はコロナ規制あけで、
近年よりはるかに旅行者が多いのだと。
来年はこんなに多くないと思う、
と仰ってました。
なるほどねー。
このあと新幹線も乗車対応で遅れ、
東京での乗り換え時間が3分しかなくて
めちゃくちゃ焦ったのでした。
マージンは多めにとったほうがいいね。

東京駅も鬼混雑だったらしいのですが
構内はまあまあだった感じ。
迷ったらいかんなと思いながら
同じ方面に向かうグループについて行って
東北新幹線に乗り換え。
途中でグループの一人が
改札機にひっかかっていて、
パニックもので人を見捨てるときって
こんな気分なのかなと
精神的にもダメージを負った日です。
みんなしあわせになっておくれよ。
お仕事で、一般的な休日に対応される方には
ホントにもう感謝しかないです。

会津若松までは、郡山から
JR磐越西線で移動してだいたい1時間くらい。
関西を8時に出ると、着くのが14時半くらい。
飛行機では行ったことないので
所要時間がわからないけど
どちらかといえば列車の旅を選らんで
流れる景色を見ながら本を読んだり、
ネタを考えたりするのが好きです。

ようこそ、会津へ。
改札機が可愛いんだ。

ここまでは交通各社のICカードが使えるので
(途中下車の駅では使えないとこもある)
Pitapaを相棒にできたのがよかったです。
会津若松の名物といえば赤べこ。
観光地としては、白虎隊や、新選組関係、
鶴ヶ城などが有名。
野口英世の青春も推してくる。
今回は、前に寄れなかった七日町に
行ってみたいと思い、舵を切りました。
郡山より先は交通機関の待ち時間のレベルが
格段にあがりますが
タクシー利用は翌日に温存したいのよ。
会津若松はまちなか周遊バスが
観光スポットを循環してて
JRでは手が届かないところを
カバーしてくれる感じ。
大阪の環状線をバスにした感じなのかな
と、地元に思いを馳せてみます。
すぐ次の電車に乗れるって
すごいことなのよねぇ。

只見線はラッピング電車が待っていた
 七日町駅

乗ったことがないという理由で
只見線に乗って七日町駅へ。15時です。
宿屋で温泉を楽しむというのが
旅のテーマだったので、
ここではそんなに時間が取れず。
遅めの昼食に喜多方ラーメンをいただきました。
会津は馬肉やお味噌も有名なのですね。

レトロな街並みが人気。
会津っ子のお約束
空山NEO 七日町店でラーメンをいただきました。

かなりクタクタだったので
開けててくれる御飯処さんは感謝だよー。
おだしの味がほどよく麺との相性ばっちりで
喜多方ラーメン独特の縮れ麺を
堪能してきました。めちゃうま。
七日町は混雑しすぎず、いい感じのにぎわいで
町をてぽてぽと歩いて雰囲気を味わいながら
周遊バスを待ちます。
いよいよ温泉街へ。

きたぞ、東山温泉
滝の名ついたホテルや旅館が多いです

東北は日暮れが早く、
17時に着いた頃にはもう暗闇が。
周辺の駐車場は満員御礼。
郡山、新潟ナンバーが多い中、
京都ナンバーという猛者も。
お宿は、以前お世話になったことがある
くつろぎ宿 新滝さんにまいりました。
きっかけは、るるぶの写真に惹かれてで
土方歳三さんが傷を癒した温泉
というのも気になりましたのです。
そうだ、わたしは癒されにきたのだ。
そういえば、注意書きに
窓は絶対開けないで、と
書いてありました。
今年は虫が異常発生で
めっちゃ入ってくるらしいです。

和洋折衷な素敵なお部屋。

着いた途端、お風呂三昧です。
夜はね、ルームサービスを使っても
よかったのですが、
七日町で買ったパンを食べたよ。
お留守番してくれている家人に
「パン!?」と言われましたが
いいじゃねえか。
15時にラーメン食べたんだもん。

お風呂は4種類+姉妹館に2種類あって
ぜんぶは回り切れなかったのですが
朝風呂を含めて4か所も行ったので
充分!!ってなりました。
お気に入りは千年の湯の露天風呂。
流れる川を見ながら、音を聞きながら
リアル生活のすべてを置いてきた感じは
ちょっとファンタジーよね。
この宿には、ライブラリーラウンジと
いうものもありまして、
木の佇まいのラウンジに、
フリードリンク、
スタッフが選んだ本読み放題、
本好きにはたまらなかったです。
本が読めるラウンジがあるお宿は
いまのところはずれがないなー。

朝食バイキングへたくそ選手権
ホテルから見える紅葉

翌日はもう、現実へ帰還です。
前日夜に宿から配車を予約して
いただいたのですが、
予約とれないかもというくらい
人が多かったようです。
あと地元の人は会津若松駅のことを
「若松駅」って仰ってました。通っぽい。
この旅行で覚えたことは、
計画はゆるゆるでもいいけど、
抑えるところはきっちりと、です。
交通機関の乗り遅れなどなかったのは
本当に奇跡だった。
たくさんの感謝をして、
次もまた来ようと思ったのでした。

あかべこ

そういえば
赤べこって不思議じゃない?
赤い牛っているのかな?
調べたところ、江戸時代にお坊様が
祈祷で書いた絵馬がモデルだそうです。
なるほどー。
絵の中の生き物が出てきて
助けてくれる話っていいよね。