心の病/よくある疑問

会社で最近周りとうまくコミュニケーションが取れない……。
最近学校で全然集中が続かない……ずっとソワソワしてしまう……

「あれ、もしかして俺/私って、自閉症スペクトラム症候群では?」
「あれ、もしかして俺/私って、注意欠如・多動症(ADHD)なのでは?」

……と、悩みをスマホで調べてみてそう思った方がいるかもしれません。また、

「人とのコミュニケーションがうまく取れないし、人間関係も上手くいかない。もしかして、検索して出てきたパーソナリティ障がいでは?」
「なんだか最近、妙にハイテンションになると思ったらすごく落ち込む。これって双極性障がい(躁鬱)なのかなぁ」

と思った方もいるかも知れません。
実際に僕の身内や友人の中に多くいました。今回はそういえばこんなことがあったなと思い出し、同じ悩みで苦しんでいる人のもとに届けばいいなと思い書きました。

まず上二つから解説していきます。

上記二つは発達障がいと呼ばれるもので、ほとんどが先天的な要因(ようするに遺伝の問題)で発症するものです。親の育て方が悪かったとか、そんなのでは起こりません。脳の仕組みやシステムが周りの人たちとは違います。なので、コミュニケーションがうまくいかなかったり、生活していてどうしようもない不便なことや苦手なことが出来たりします。

自閉症スペクトラム症候群(通称:自閉症)とは、発達の偏りのひとつ。インターネットで検索すると、特徴として「社会性(コミュニケーション)の障がい」「限定的な行動・興味」「反復的な儀式的行動」などがあげられます。実際にウィキペディアで検索してみると上記のようなことが書いてあります。実はこの項目、書き方のせいでこの文を見た方が結構誤解を招きやすいんですよね。その理由はあとで書きます。
注意欠如・多動症(ADHD)も、偏りのひとつ。よく知られているイメージではいつもソワソワせわしなく活発に動いて、授業も上の空、みたいな感じだと思います。そんなADHDに代表される多動性、衝動性、不注意も、書き方のせいでこれまた誤解を生みやすいです。

この発達障がい、または精神疾患における定義づけ。これはDSM-5っていう世界的な精神疾患の定義づけブックみたいなので決められてるんですね。項目があって、これがこの疾患の特徴だよっていう。でもそれは実際に臨床(患者さんと向き合う場面)現場で働く、またはそういうジャンルの研究をする人向けに書かれたもので、一般の人が読んで受け取った解釈と、実際の解釈とは若干の相違があります。例えば、上記の自閉症スペクトラム症候群(以下ASD)の特徴としてあげられている「社会性(コミュニケーション)の障がい」「限定的な行動・興味」「反復的な儀式的行動」。一般の人からしたら、

「俺、なんか周りの人となんかうまくいかない……。昔からずっとそうだな」
「俺、競馬とかゲームとか好きだけど、他は全然興味ないな。行動もおんなじことばっかりしてるし」
「俺、朝は絶対起きた後顔洗って歯磨いて米の朝食を食べないとだめ。何も集中できなくてイライラする。あれ……、これって俺ASDなんじゃ……」

って感じに受け取っちゃうんですが、実際のASD(なんらかの支援を必要とする人)は違います。
まず、コミュニケーションの項目。ASDの方々は、抽象的なことを理解するのが難しかったり、目で見ればわかるのに言葉で聞くとよくわからなかったり、自分が体験していないことは想像できなかったりします。(もちろん、めちゃくちゃ個人差あります)こうした苦手なことがあるので、人と関わるとどうしても怒られる、馬鹿にされる、いじめられる。その結果「誰もわかってくれない…」と人との関わりを避けるようになってしまいます。つまり、コミュニケーションをしようとしても難しくて、人に嫌われるから自分のカラに閉じこもっちゃうのです。なので、いわゆる「人と接していて仲良くなれない(でもちゃんとしたコミュニケーションは取れている)」という状態とは違います。
そして二つ目の限定的な行動・興味。お恥ずかしながら細部のことを忘れてしまったのであやふやな状態でお送りします。大体の人が想像するのは、「ゲームに興味があったらものすごく没頭する、でも他はなかなか没頭しない」というイメージとはちょっと違います。たとえばゲームという物事に興味を持ったら、ASDの方はとことんまで突き詰めます。それはゲームの歴史、プログラミング技術を知ることにとどまらず、実際に自分で作ってみたりします。ただ、興味がない物事、例えば料理とかをやろうとすると、たちまち一切の意欲を失い、やれと言われてもできません。これは僕の憶測&あやふやな知識なので、二割信じるくらいのスタンスで知ってください、二割で。
三つ目の反復的儀式的様式。我々人間は生活をしている限り誰しもが「習慣」というものを持っています。僕だって寝起きはゲームやらないと気がすみません。それがなければ誰だってもやもやし、気持ちよく思う人は少ないでしょう。たぶん。ASDの方は、そうした自分で決めた習慣が乱されると、めちゃくちゃ不安になっちゃうんですね。どのくらいかというと、いきなり地面が陥没して真っ逆さまに落っこちるくらいには不安でたまらない。パニックになって、大声をあげて暴れてしまったり、周り全部が怖くなってトイレなどにずっと隠れてしまったり。なので、僕らの思う「習慣が崩されるといやだな」という感覚とはちょっと違います。

「じゃあ俺ってASDじゃないんだ。こんなに苦しんでるのに……?」

と思う方もいるかも知れません。不安でどうしようもないとき、確かな病名がつくと安心する方もいます。
発達障がいというのは、明確に「そうである人」「そうじゃない人」という白黒で区別できるものではなく、ゆるやか~なグラデーションで構成されるもので、「そうである人」「そうじゃない人」という区別よりも、「その症状が強い人、弱い人」の区別のほうが正確なものです。

なので、誰かがピンポイントで発達の偏りをもってるワケじゃない。みんなそれぞれ偏りをもってるんだってことなんです。ASDであったりADHDであったり、様々な苦労や不便をみんなそれぞれ感じて生きていることになります。僕も人よりこだわりが強く、何かを乱されると人よりキレますし、何より脳からの運動指令が全然なってなくて球技やダンス、包丁さばき、箸を正しく持つことすら苦手です。見ても動かし方がわからない状態。僕の持論なんですが、みんなこういう不便や苦手をそれぞれ持ちながら生活していて、その中でも人間のコミュニティで生活するにあたって強い偏りを持ち、生活するために支援を必要とする方々が特筆してASDやADHDなどの名称で定義づけられてるんじゃないかなって思います。その理由は明白、支援を必要としているからです。めっちゃ大事なコトなんですが、こういう定義づけは「当てはまったキミは異常ダアァ」ってやるために作られたものではなく、支援を必要とする方々に適切な支援を届けるため、こうした定義づけが必然となされている。そう思っていただきたい。です。

つづいてADHDの症状解説です。
「わが子、いつでもソワソワしてすぐにどっかに行くわ!もしかしてADHDなのかしら!?」
って親御さんもいるかなと思います。
ADHDの多動性・衝動性は、年齢によって判断基準が違います。
子供はまだ感情のコントロールやルールの把握が苦手です。なので、ゲームで負けてイライラしてしまってついゲーム機を壊してしまう、授業時間になっても外で遊んでいて授業に遅れてしまう、なんてことはその年齢の子供に相応しい不器用さと言えます。そういう行動があったとしても、言われればゲームを壊さないよう気を付ける、次から授業に間に合うよう時計を確認する、という行動の見直しができます。一方ADHDが強い子供は、とにかく思いつきで行動しちゃいます。授業中でもふと外の遊具を見て「楽しそう!遊びたい!」となったらすぐに席を立ってお外へGO、ふと昨日やってたゲームの続きを思い出して帰宅の準備、おなかが空いてきたから給食室に向かう、個人差はありますがこういう制御が難しい衝動性があります。ポイントは、ADHDの方は注意・叱責されても身に付きにくいというところです。遊びたくて立ち上がると先生が怒っている。今は授業中でしょ、おとなしく座ってなさい、前にも言ったでしょ、どうして言うこと聞けないの。怒涛の小言ラッシュに怒られたADHDの子は思います。「どうして怒られたんだろう?」「またやっちゃった。どうしよう。」周りの人々からすると、何度も何度も注意して、でも言うことを聞かずマナー違反をするADHDの方はしばしば問題児とみられがちです。なので、注意するほうも段々苛立ってきて口が鋭くなり、「努力する気がないんでしょ」「他の子は頑張ってるのに」なんて心無い言葉を冷たく浴びせがちです。でもADHDの方からしたら充分頑張ってるのに、それでも出来ない自分が嫌だし、それで怒られるのも嫌なんです。それに、なにがダメで、どうすればいいのか分からない。でも誰も教えてくれない。なのに怒られる。こうしたことが続いてADHDの方はASDの方と同じく人とかかわるのを避けるようになったり、不安定な人間関係を築きやすくなります。
そしてADHDの不注意は、ほんとにそのままです。黒板を見てと言われて見る……の前に窓の外が気になって仕方がない。「これを見て」と言われてもあちこちに注意が飛んでいってしまってなかなか定まらない。いつも引き出しやロッカーはぐちゃぐちゃ。カバンの中もプリントでぐちゃぐちゃ。宿題は先生に「宿題提出してないけど?」と言われて初めて気づく。メモをしておかないと覚えておくこと、情報を整理して考えることが困難。こういうこともあって余計「あいつはいつも授業中出ていく、喋りだす、注意しても聞かない。先生をナめてるし、宿題も出さない、言われたものを持ってこない。完全な不良だ」と思われ、問題児だとして親御さんに情報伝達され、学校と家族から板挟みで怒られラッシュを食らうことがしばしばあります。

ASDの方もADHDの方も、こうした「自分は充分精いっぱい頑張っているのに怒られる、努力が足りないと言われる。友達ともなぜか上手くいかない。どうすればいいか分からないのに誰も教えてくれない」という悩みを抱えてうつ病や躁鬱などの精神疾患を併発しやすく、しばしば自殺未遂に走りがちです。人間不信にもなりやすくカウンセラーやスクールカウンセラーに相談してすぐ「裏切られた!」と思えば信用値が一気にゼロになって相談にもう来なくなったりします。

……んで、長かった結論ですが、

「自分はASD/ADHDでは?」

と思って不安である場合、そして社会生活に支障が出ている(会社で不注意が目立って鬱気味、学校で忘れ物が多すぎて怒られるし成績がヤバい)場合は、迷わずメンタルクリニックに行きましょう。

「うっせー、行きたくても予約取れんわ」

という方は地域の福祉施設やLINEで相談などを活用してみてください。
「こういうのがあって人付き合いや生活がうまくいかない、受診したいけど予約がとれない、どうすればいいか分からない」
と相談するだけで大分不安が和らぎますし、うまくいけば福祉施設やLINEから受診オッケーなクリニックが見つかる可能性もあります。「福祉施設ってどれだよ」と思う方は、(ちょっと調べ方が悪いけど)「死にたい」と検索すると「あなたの気持ちを聞きたい」みたいなポップアップで一番近い福祉センターに電話がつながるダイヤルが表示される(はず)です。そこから電話かけても(たぶん)大丈夫だと思うし、ホームページを見て自分が相談できそうな媒体で相談するのもいいかなと思います。

専門家でないとその人が実際にASDやADHDを持っているかなんて判断が難しいです。長々と発達の偏りが何かとか書きまくった僕ですが、やっぱり個人個人の苦しみ方や不便さは変わってきます。軽度の偏りだけど生きづらい方はもちろんいますし、重度の偏りをもってるけど周りも理解してくれて生きやすいという人もいます。なので、「上記に当てはまらない人は受診しても無意味」みたいな感じには捉えてほしくない。あなたの抱えている生きづらさはあなただけのものだし、誰にもその辛さを真に理解することができない。だからこそ、僕は「生きづらい、不安、もしかしたら」と思ってる方にはぜひ精神科に受診をおすすめしたいです。実は受診したら芋づる式でいろんな悩みが表に出てきやすいです。眠れないとか、ずっと心がバクバクして緊張するとか、会社のことを思うと不安になって涙が出るとか。そういうこともあるので、ぜひ、ぜひ。過去に行った心療内科の先生がクソだったのでもう二度と行かないと決めた方もぜひ別のクリニックへ行ってみてください。

【余談】
近年特に不注意が目立ってきてるんですよねー。「なんとなく課題に集中できない」「授業中ソワソワして授業が頭に入らない」一概に原因を特定するのは不可能ですが、害があると結構な研究者が言ってるのはやはりスマホです。端的に言うとスマホ依存になって何をしても集中できない状態になってる可能性がある。アル中と同じですね。授業中なのに早く帰ってティックトックが見たくて仕方がない、ゲームしたい、SNSの通知が来てないか気になって仕方がない。そう思ってたら授業なーんも頭に入ってない。この状態が続いて「あれ、まさかADHD…!?」となる方がちらほらといます。
こういうことがあるのでぜひiPhone使ってるならスクリーンタイムの設定を、Androidなら使用時間を測るアプリを使ってまず自分のスマホ使用状況を数字として出力してみるのをお勧めします。実際に一週間分の使用状況を紙に書くとより実感が伴いやすいです。そしてスマホをちょっとずつでいいので減らして、一日30分、いや10分でもいいので運動してみましょう。それで集中力は改善するかもです。あと寝ましょう。夜更かしだめだよ。

やっと後半です。
パーソナリティ障がいとは、「障がい」と書いてあるから発達障がいの一部かなあと思われがちなんですが、発達障がいではありません。より正確に言うと発達障がいというジャンルには区分されてないです。

パーソナリティ障がいとは社会で生きづらい性格のことです。
性格が悪いというわけではなく、持った個性がたまたま人間社会とピッタリフィットするのが難しい性格ということです。
一番有名なのは反社会性パーソナリティ障がいですかね。暴力とか殺傷とかでニュースに取り上げられやすいので。単に暴力的な性格なのではなく、実際は他者の気持ちを理解することが難しいのと、衝動性をコントロールすることが難しいから暴力などが目立ってしまうんです。

このパーソナリティ障がい、実は成人になっている人間じゃないとこの診断名がつきません。なので、15歳くらいの学生が「自分パーソナリティ障がいですかね?」と受診しても、医師は判定ができません。成人するまで人の性格は変わりやすいからです。
このパーソナリティ障がいにも様々な種類があり、それらを診断するための項目があるのですが、これもまた上記のように一般の人が読むと誤解しやすい項目ばかり。結構多いので具体的にどんな内容なのかという説明は省きますが、僕が言えることは、上記のように「性格のせいで生きづらいかも」と思ったら迷わず専門機関に受診するのがベストです。ネット情報って嘘とか誤情報も多いし(もちろん僕の記事も含みます)わざわざ専門分野ができているジャンルのことを素人がネット記事のみを参考にして対処することは無謀です。壊れかかった石橋の上をバイクで疾走しようとするくらいには無謀です。なので、一人で対処できない、生活がしづらい、そう思ったときには専門家に頼りましょう。

そして最後、双極性障がい(躁鬱)です。
鬱と同じく認知が広まってきている精神疾患のひとつかな。
症状として有名なのは、ハイテンションになる「躁」、ネガティブ否定モードになる「鬱」です。読むだけなら「ふーんそうなんだ」で終わりますが、実はこれ、超しんどい&厄介な疾患なんですね。

だいたいきっかけは鬱から始まります。しんどい。漠然とした不安。うまくいかない。自分はダメだ、いないほうがいい。そう思って鬱々とした矢先、急に活力がみなぎってくる。寝なくても平気!いっぱいしゃべっておしゃれして、私って最高!世界一美しい!何してもうまくいく!会社で一番って私よね!……と思っていたら急に始まる鬱。もうだめだ、なんであんなこと言ったの?死んで詫びようかな……。あまりの異様さに知り合いに受診を勧められてメンタルクリニックへ。うつ病と診断されて薬を飲んだら悪化してもっと酷く。医者はうそつき!もうクリニックになんか行かない!

っていうケースがあまりにも多いんですよね。躁鬱のしんどいところが「躁を本来の自分だと思っている」ところ。体の底から活力が湧いてきて全能感に満ち溢れた状態が自分の素であると思ってしまうので、心療内科に行くとしてもそれは気持ちが沈んだ鬱状態のとき。もちろん躁の時が普通だと思っているので躁状態のときのことは話しません。すると鬱と思われ効かない薬が出てきてしまう。飲んでいても気持ちの落ち込みはなくならないので「医者は信じられない」と治療一切を拒否するようになってしまう。こうなると専門家でもどうすればいいか分からなくなります。
上記のこともあって躁鬱の人は自覚が薄く誤診も多くなるため、治療が遅れて症状が進行し、自己破産するしかない状態まで財政が悪化する、犯罪ごとを起こしてしまう、自殺未遂をする、など極限状態にまで落ちてはじめて躁鬱だと判明する人もいます。

躁鬱の怖いところは、生命の危機が直接的にない疾患(自殺さえしなければ命に危険はない)であっても、社会的な面で損を被りまくる可能性があるところです。
躁状態のときに過激発言をして友達に引かれ、酔って暴力をし、会社で取引先に失礼な言葉を連発、散財をしまくり高い買い物を大量にする、そして鬱になり動く気力もなく仕事に行かない、約束を破る。信用も金もなくなり孤立状態に……。本人どころかその人の家族や夫婦、友人や仕事仲間までもを巻き込むパワーありまくりの疾患、それが躁鬱。

なので、「わたし躁鬱かも?」と思ったかた、強く強く早めの受診をお勧めします。

ほっといて症状が進行してしまうと、多額の借金を抱えたり頼れる人がいなくなるまで孤立してしまったりなど、自殺する可能性が高まる要因がでかくなるからです。内服薬で症状を落ち着かせることができ、落ち着くと、安定した人付き合いや勤労が可能になります。また、あまりにも症状がひどくてとても働けないという人は障害年金が場合によって適用されます。なので受診がめっちゃ大事。ほんと大事。

あと、躁鬱の人がよく「躁状態だと無敵だし、寝なくても大丈夫だから、そのうちにやりたいこと・やるべきことを済ましちゃいたい」というんですが、ぜっっっっっっったいに躁状態のときは頑張らないでください。絶対。躁状態というのはエネルギーが無限に湧いているのではなく、前借りしている状態なんです。躁のあと鬱がくるのはそのため。エネルギーを前借して使うエネルギーがなくなったから何もする気が起きないし自分に否定的になっちゃうんです。なので、まだ自覚がある人は家族や友人に「躁状態になったらいろいろ止めてね」とお願いしておきましょう。散財がひどい人は財布、クレジット、スマホ、全部預かってもらうなども手です。
あと躁鬱の疑いがある場合は親にその兆候がないか、診断名がないか聞いてみましょう。躁鬱は遺伝することが分かってきました。なので事前に親が躁鬱だったりすれば躁鬱の可能性が高まるし、同じ薬も効きやすいです。

〇まとめ
死ぬほど長々と書きましたが長すぎて読んでられねぇよという方はぜひここを見てください。結論:迷わず心療内科または福祉施設等に相談しに行きましょう。以上。以上です。ほんとに。

余談:心療内科受診のススメ
クリニックによってカウンセリングをするかしないか決められてます。カウンセリングを希望する場合は事前に調べて受診する病院を探したほうがいいです。受診ってどんな感じなの?って疑問に思うかも知れませんが、担当医によって異なります。しっかり話聞くとこもあれば、薬出して終わりのとこもあります。人気のクリニックは特に人が多すぎてそっけない対応になりやすいので、じっくり話を聞いてもらいたいときは余裕のあるクリニックを希望したほうが満足できます。あと、「全然話を聞いてくれないどころか否定される。受診しても治る気がしない」と思ったときは迷わず受診する病院を変えましょう。臨床心理の中でも治療の派閥がたくさんあるし、先生やカウンセラーの性格と方針もあるので、合わないところはたとえ人気のところであっても合いません。虱潰しでもいいかも。相談で緊張して全然話せないときは事前に手紙に書いてまとめたりスマホのメモなどを見ながら話すと話しやすいです。些細なことでも悩みや苦しいことがあったら先生やカウンセラーに話してみましょう。先生&カウンセラーの治療方針決めの助けになるし、何より相談できてすっきりすると思います。
終わりに、精神的に不安定な時というか、メンタル弱いな~と思う人、そして疲れてる人、飲酒厳禁です。ふとしたはずみに鬱や躁鬱などになってしまう可能性があります。あとアル中になる確率もぐっと増します。お酒が好きな方は別に好きになれる趣味や飲み物食べ物を見つけましょう。あと運動、スマホ使用時間を減らす、きちんと夜に寝て決まった時間に起きることがやっぱ大事です。わかってるけどできないよっていう人がほとんどだと思うので、またそういう記事でも書ければ。

※大体の記事でもそうですが、必ずネット情報には嘘や誤情報が含まれます。僕の記事およびほかの記事の情報を鵜呑みにはしないでください。疑問を持った場合は、ネットで検索するのではなく、信頼できる専門家に相談をしたり論文検索を行ってください。


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