宮沢賢治の共感覚のとらえ方
NHKラジオ教養番組のなかの
宮沢賢治の作品朗読をさせていただいた。
はじめて読む物語ばかりで新鮮だったが、
悲しみがにじむ作品が多い。
【聴き逃し】カルチャーラジオ 文学の世界 自分を生きる~再読・宮沢賢治(12)雨ニモマケズ https://www.nhk.or.jp/radioondemand/share/125_990.html?p=1929_01_3889470_743 #radiru
動物が人間のように描かれる。
賢治には、自然のなかで
私たち人間と動物と植物たち、
生きとし生けるものが、
もしかしたら夜空の星々さえも
対話できる存在だったのかもしれない。
子どもの頃読んでさっぱりわからなくて、
おもしろくないから読まなかったけれど、
わかろうとすることが間違いだと気づいた。
読んで感じる。
それがすべて。
わからないところは、私にもなんのことだか意味がわからないと、賢治自身が書いているのだから。
さびしかったり、こわかったり、悲しかったり、楽しかったり、賢治の作品を読みながら、
子どものように無邪気に感じた。
そして、なんだかいつも考えさせられる余韻がある。
人間ってなんだろう。
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