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ひかりのなかに「ナイトライダー」

「趣味(J-POP)」でも紹介したが、僕はJ-POPが好きだ。
 ジャンル関係なくなんでも聴くのだが、中でも日本のロックバンドをよく聴く。

 フェスやライブには全く参戦したことが無いので、そういった方たちに比べると知識や経験は浅い。

 ただYouTubeやApple Musicやフェスの出演アーティストリスト、SNSで新しいアーティストをドンドン発掘するのが好きだ。

 2019年7月いつものようにアーティストを探していると、あるバンドをYouTubeで発見した。

それが『ひかりのなかに』



 彼女たちは当時高校生ながら、熱くてハッスルした歌声、演奏を響かせていた。

 最初に「冴えない僕らに灯火を」という楽曲MVにハマり、それからは彼女たちのほかの楽曲もガッツリ調べて調べて調べて聴くようになった。

 この楽曲、ヤバい。現代の若者の叫びを歌詞にしているのだが、言葉では形容できないほどにヤバい。
 想いを歌詞にするだけではない。強調する部分がさまざまな場面で出てくるから、歌詞に込められた想いがしっかりと伝わってくる。
 これを上手く表せないことが悔しい。
 ぜひMV、曲、共に体験してみてほしい。

 そして、今回紹介するのが「ナイトライダー」
高校卒業までに結果を残せなかったら解散しようと決めていた『ひかりのなかに』。

 この先の将来、バンドとしても人間としても不安で足掻いてもがいている姿を歌に乗せた。

 そして『ひかりのなかに』は数々のライブを成功させ、見事COUNTDOWN JAPANへの出演を勝ち取った。

 「ナイトライダー」はそういった葛藤の真っ只中に書かれている歌詞だ。倒れても立ち上がれ、倒れても立ち上がれという意思を感じる。

 周囲からの野次やしがらみを吹き飛ばして、自分を大切にして生きていこうというメッセージ性のある歌詞だ。

個人的に1番好きなのはベタになるがサビだ。
 サビへの入りでしがらみを全て吹き飛ばす事が、文句なしに表現されている。
 アーティストでも無いし、楽器も全然できないし、歌詞も書けないが、素人にも分かるほどそういった表現が魂に伝わってくる。

 年齢や性別なんて関係ない。『ひかりのなかに』から、かなり多くのことを教わった。
 女性なのに、高校生なのに、なんてそんな言葉は口が裂けてもかけられない。

 『ひかりのなかに』は1アーティストとして素晴らしい。
 言葉にならないくらいの叫びが脳まで響いてくる。

 現在、やりたい事を見つけたバンドメンバーのたけうちひより、ジョーはバンドから脱退してしまったが、ボーカルのヤマシタカホが『ひかりのなかに』に残留して、このバンドを継続させてくれた。

本当に感謝している。

 新たなバンドメンバーを加えた『ひかりのなかに』は、これからも目が離せない。
 そして、ジョー、たけうちひよりもこれからの人生を謳歌してほしい。

 『ひかりのなかに』の「ナイトライダー」は1人の男の悩みを解消してくれた最高の楽曲だ。

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