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【方言】「いる」と「おる」

桜の花びらが散っている
桜の花びらが散っておる(散っとる)

2つの文は同じことを指しているようで、
実は異なるらしい。

桜の花びらが散って「いる」
→花びらが地面に落ちている状態

桜の花びらが散って「おる」
→花びらが木から地面へ落ちていく途中の状態

物事が「進行中」=「おる」
物事が「完了」=「いる」
という違いがあるということである。

現代では、「進行中」でも「完了」でも
「いる」を使用し、
「おる」は方言となっている。

ただ、愛媛出身の友人に聞いたところ、
「いる」と「おる」は
指している状態が明確に異なるようである。

おそらく昔も
物事の状態によって「いる」と「おる」を
使い分けていたのだろう。

昔の用法が方言として今も生きている例はいくつかある。

また見つけたらnoteに記載しようと思う。


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