見出し画像

政党ウォッチング/極右翼・参政党/By世問う国民党

参政党というのが、ほとんどの国民の目の前に現れたのは
2022年の第26回参議院議員通常選挙での登場だろう。

私も、何だろうこれは?
と、ちょっとチェックすると、
その政策は右翼そのものだ。

環境とか農業を政策に散りばめているが、
本気では無いだろう。
他の政策から、明らかに飛んでいる。

環境とか農業に拠り所を感じる人を取り込むためのリップサービスだ。
本来国粋主義で、交戦的なら、
どこかと戦争をするのは必然で、

戦争は最大の環境破壊だ。
環境問題を重視するという政策とは逆行し対立する。

ロシアのウクライナ侵攻を見れば明らかだが、
右翼は戦争は必要なこと、
あるいは、はやるべきこと考えるだろう。
むしろ、そんな右翼にとって、
戦争はしたいことの一つなのだ。

右翼は、ロシアのそれを見習おうとしている。

と感じた。

岸田政権が軍事予算を倍増するタイミングで出てきたことも
その査証だ。

とはいえ、しかし、
得票率2%をギリギリ取って、1議席を獲得した。

それらしく見せて、
政策に見えるものを提示し、
大勢出馬すれば、
中身はなくとも2%はギリギリ獲得できる。
少なくとも日本ではそれができる。
そのことは、実証された。

それはつまり、世問う国民党も
参議院選挙に参戦すれば
議席を得られる
ということだ。

それは元NHK党(以下N党と呼ぶ;党名はしょっちゅう変わるなどの理由で私はこう呼ぶ)のやったことで、
なおかつ、N党は、国民のための政策は何ら提示せず、
国民の一定層に多い、NHKの受信料の問題にフォーカスし、
その不満を吸い上げた。
それは国政政党として
国政に対して政策を何ら提示していない(かに私には見える)
参政党は多分これから学んでいる。

調べてみると参政党は2020年に設立されている。

党員・党友数: 約100,000人(2022年12月現在)

政党交付金: 1億8400万1000 円
の実績がある。
一議席を掴んだだけで、
司会衆議院選挙の
約六十人の供託金が国庫から入る。

参政党の議席獲得は
参政党を衛星とする母星(=自民党)の存在感を増すことに貢献する。
そして、自民党右派の発言力強化に貢献する。
参政党は自民党右派の外部支援機関、右派ターボチャージャーで、
様々ある自民党内部の考えを
その衛星の引力によって
潮汐力を働かせ、
右寄りに誘導させる力を持つ。

まずは、世問う国民党も最低一議席取る必要がある。

次回、参政党の政策を見てみる。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?