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福一の放射能汚染水海洋放出差し止め訴訟4/東京地裁への移送2/考え方の整理OR戦略と戦術

福一の放射能汚染水海洋放出差し止め訴訟は、
高知地裁の「東京地裁への移送」
という展開になったわけだ。

しかし、ここには
1 現実的問題
2 理想の追求
という問題の
二律背反がある。

1 岸田首相は
この夏にも放射能汚染排水を海洋投棄する
方針を明確にしている。
まずはそれを、仮差し止めで止めなければならない。
しかし、それには、
今のところ原告が一人しかいない
原告の私個人の金銭的、時間的、労力的、精神的負担が増す。
それそそれでする覚悟はあるが、
負担が大きいので、
なんとか軽減策を考えなければならない。


2 この決定の不当を訴える根本的問題の解決は理想の追求という
本来、民主主義でやるべき、
攻めるべき本丸はあるが、
それは時間がかかり、
本件訴えの現実の時間軸とは離れ、
さらに、本件の主目的とは逸れて、
国は放射能汚染水を不法に海洋投棄する
それを許すことになる。

3 できれば両方実現させる形を考えたい。

しかし簡単ではない。





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