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勉強のモトを取る【オタクの家計簿】

オタクとは勉強の好きなトライブであると思う。学校のお勉強は好きじゃなくても自分の興味のある分野なら何時間でもどんな知識でも詰め込める。そういう人は多いんじゃないだろうか。

だからオタクは考える。「収入を増やすには勉強することが近道なんじゃないか?」

自己啓発本にも書いてある。日経ウーマンも毎号特集を組む。家計簿の本にも書いてある。勉強は投資だって。英語やったほうが良いって。

だけど考えてほしい。今まで投資してきた分、元取れた?

はっきり言う。勉強は趣味だ。家計簿も投資ではなく趣味の欄に記入すべきだ。

それでも英語をやりますか?



趣味をやって投資した分が返ってくることなんてほとんどない。

ましてや仕事の片手間にやった程度で。

ちょうど直近読んだ本の講師がMBAとJavaの資格を持っていると自慢していたが、やっていることは英語の勉強法を伝授する作家だ。

元取れてないじゃん。資格生かせてないじゃん。Java使えよ。

ていうか英語はどうした?英語が使えるなら全世界に向けて英語で書いたほうが読者が多くて良いのでは無いのか?矛盾している。

自己啓発本の作者やセミナーの講師はそれで食っているのだ。
勉強させることが仕事なのだ。

元を取らせるところまでは契約に入っていない。それを忘れてはいけない。

収入を増やす目的で勉強をするなら今の仕事に関係あることにするべきだし、もっと言うなら睡眠時間を削って勉強をして勤務時間にウトウトするぐらいだったら、がむしゃらに仕事をして結果を出したほうが良い。

転職するにしても中途半端な年齢の有資格職務経験無しより、結果を数字を持っている人の方が評価されるのだ。

英語を本当に話したいなら英会話学校に行くより仕事にした方が良い。

良いのは接客業だ。
イベントバイトでお客様案内をしていると普通に英語で話しかけられる。必然的に英語で返すことを覚える。

分からないなんて言ってられない。必要なのだ。

すぐに簡単な日常会話はマスターする。

イベントバイトでなくても都心で接客業をしていれば普通に英語を使う。

この間立ち食い蕎麦の店員さんが必死に英語で話していた。

だいぶん間違っていたが通じるから良いのだ。

これから英語を話せることは学歴とは全く関係無くなっていくだろう。

むしろブルーワーカーだからこそ英語が必要なのだ。


ホワイトワークで英語と言うとかなりハイレベルになる。

翻訳とか通訳とか。そういう時、留学した人やダブルの人と競わなきゃいけない。
勝てるか?
英語が趣味ぐらいでないと難しいと思う。

英語で仕事をしたいなら仕事の合間ではなく留学するべきだし、いっそ英語圏で職を探せば?と思う。

士業の資格もそうだ。

仕事で必要なら頑張って取らなければ行けないし、ただ資格を取るだけでなくきちんと理解出来ていなければいけないが近い将来AIが取って代わるとホリエモンは言う。

プロはAIに勝てるぐらいの尖った専門性が必要だ。
やはり片手間では難しい。それが好きな人が仕事にするべきだ。

つまり勉強は趣味だ。結果を出したいなら勉強は趣味であるべきだ。

でも待って、趣味じゃ元は取れないのかというとそんなことはない。

私は趣味で30万円儲けた。生活出来るほどじゃないのだが、出費が少ないので元取れてます。

特に趣味で勉強するとコスパが良い。

稼げる趣味

稼いだ趣味といえば、CLIP STUDIO PAINTというお絵かきソフト。それに模様の描き方。人形の服。

あと何といってもEXCEL。

EXCELは仕事として給料を稼いでいたので30万には入っていない。

どれくらい稼いだだろうか?
1000万ぐらい?

ほぼほぼ稼ぎはEXCELからだ。
EXCELは良い。
EXCEL使わない事務ってないので。

資格は15000円で取れるしMOS持っていますというと人事が大変喜ぶ。

投資に対してバックが物凄く良い。

しかも仕事で使うから勉強も仕事をしながら出来ちゃう。

PhotoshopとIllustratorも使えるのだが、これは使えて当たり前でその上でセンスが問われるので収入に結びついていない。

必要に迫られているのでなければ今からやるならCLIP STUDIO PAINTが良い

それも漫画の描き方。需要に対してマニアが少ないので超狙い目である。

自分で漫画を描けると言う事が前提だが。

ソフトはなんでも「それで何をするか」が重要だ。

資格より趣味を極める

将来の心配に駆られて必要もない資格を取るぐらいなら絶対趣味を極めた方が良い。

だってオタクだから。私たちはその為に生まれたのだから。

極めよう自分の道を。それが天命だ。

そして出来るならそれを仕事にしちゃったほうが良い。

実践で勉強出来るほど強い事ってない。

収入には結びついていないのだが、中学生の頃インターネットの黎明期でHTMLに熱中していた私が書いた読みやすい日本語のCSSで大体の日本語メディアは動いている。

その昔センター寄せで小説を書く壺小説と言うのが流行ってあまりにも読みにくいのでついカッとなって書いたのだが、それが今でも生きている。

もう綺麗に直されてしまっているので追えないが昔某ブログサービスには私の書いた中学生丸出しのコメントがそのまま残っていた。

本当に美しいものはいつまでも失われない。
それが真理だ。形を変え時間を超えミームは伝承されていく。

他に「薄い本」という言葉や「家庭の味」という言葉も作ったがだいぶ目にする頻度が減って来た。普通のヒットはそういうものだ。

でもたまに「(・言・)」という絵文字を見るとニヤニヤしてしまう。
ちなみにこの絵文字はカズキヨネ先生の神作画に恐れおののく民草を表している。

勉強は趣味だ。損得を考えず思いっきり楽しんだらいい。
それがいつか花開くかも知れない。それは神のみぞしるだ。

私は次はAIを勉強しようと思っている。
AIに愛を教えて絡ませようと思って。AIBLだ。

その過程で数学が必要になってしまったので、まずそこからやらなければならない。

中学生ぐらいから数学の知識がすっぽり抜け落ちているので「中学まとめ総復習」みたいな本を読んでいる。

学生時代にまじめにやっておけば良かったなぁと思うのだがその頃インターネットに夢中だったから仕方が無い。

まあ勉強はいつでもいくつからでも始められる。

そしてAIに愛を教える過程で人間を愛するAIが出来たら換金する。

ふ。それで参考書の元ぐらいは取れるだろう。

勉強は本当にコスパが良い。遊んでも遊んでも遊びつくせない。

知識の海は広大だわ。


前作 趣味のコスパ【オタクの為の家計簿】もあわせてお読みください。

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