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ODCのLTで「技術書を書いて自分プロジェクトを盛り上げよう」というプレゼンを行いました!

kujirahand

2021/08/28(土曜日の夕方)、ODC2021で「技術書を書こう」というセッションがありました。そこで、「技術書を書いて自分プロジェクトを盛り上げよう」というテーマで、私「クジラ飛行机」が発表させていただきました。

執筆も開発だ!?「技術書を書こう」をテーマに、技術書・ドキュメント執筆が好きな人たちのライトニングトークでした。皆さんの話もとても興味深く参考になりました。

特に、書籍の執筆は締め切りから逆算して書くと良いという提案や、本を書くとき書くべきことがたくさんあるとき「何を書かないべきかを決める」こと、「好きな本を書くこと」などなど、とても多く学ばせていただきました。(なお、YouTubeでODC2021の内容が見られます。→ODC2021の案内ページ

そして、私のLTも何かのお役に立てればと思い、以下に、話のポイントをメモってみました。良かったら見てみてください!

「技術書を書いて自分プロジェクトを盛り上げよう」

せっかく話をしたので、ここに内容を残しておきます。

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技術書を書きたいという理由には、いろいろあると思います。
技術者にとって、やはり面白いのは、プログラムの作成、開発自体であって、どうしても、ドキュメントを書くのは後回しにしがちです。

それでも、ドキュメントがしっかりしていれば、ユーザーは助かりますし、喜んでくれるのです!しかも、技術書が出版されれば、ユーザーの信頼度も高まり、安心感が増します。

今なら、出版社に打診して断られても、電子書籍や自費出版も容易です。
さらに、ブログやWikiなど、ドキュメントの自動生成システムや、いろいろあるので助かります。

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ちなみに、これまで41冊の本を出版した、私の一冊目は「日本語プログラミング言語ひまわり」の本でした。

はじめて自分の作ったプロジェクトの本が出版されたということで、とても嬉しく、またユーザーの皆さんも喜んでくれました!

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「ひまわり」は「なでしこ」という名前で生まれ変わりました。

そして、その後17年にわたって、日本語プログラミング言語「なでしこ」の本は合計4冊出版されました。皆さん、これまで見たことがあるでしょうか?

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そして、つい4日前に、日本語プログラミング言語「なでしこ」の新刊が発売されました!!

私の日本語プログラミング言語開発に捧げた「人生の集大成」です!
ゼロからプログラミングに挑戦したい人に、オススメの本です。

→ なでしこ本はこちらからどうぞ!(Amazon)

そして、日本語プログラミング言語の最前線がわかる内容にもなっています。

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さて、話は戻ります。
技術書を書くとどんなメリットがあるでしょうか。

まず、自分のプロジェクトに大きなメリットがあります。やはり、書籍が出ていることで、使い方を知って貰えるというのは、大きなメリットです。

そして、もう一つのメリットなんですが、、、
「技術書を書くことで、使い勝手の改善につながります。」

今回のなでしこ本もそうでした。本を書いている間、何度も、なでしこの文法について、考察する機会となりました。使い方を説明するというのは、ある意味、客観的に物事について見る機会となります。
実際に説明してみることで、「ちょっと不自然」に見えるとか、「違和感を感じる」という部分をあぶり出すことができます。

また、「こうやって使えたら良いのに」というアイデアを思いつくこともあって、プロジェクトのブラッシュアップにつながります!

そして、書籍が発売されれば、プロジェクトの普及に役立ちます。
書籍がきっかけでプロジェクトを多くの人に知ってもらえます。
「もし、本屋で見た!」となれば、信頼度も大きくアップします。

さらに良いこととして、本を書けば、開発費の足しになります😆。もちろん、印税はそれほど期待はできるものではありませんが、ちょっとした機材購入や、しばらくのサーバー代にはなります。

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そして、書籍を執筆することは、「自分にとっても大きなプラス」となります!

技術書を書くことで、読みやすいプログラム、分かりやすいプログラムを意識することなり、これまで、曖昧だった分野の知識を徹底的に調べる良い機会になります。

また、書店に並んでいる「本」という形態は、目に見えないITを可視化できるメリットもあります。親、家族が喜んでくれます。

個人的に最も大きいと思うのは、技術者にとって最も大切な「スキル向上に貢献する」ことです。これは本当に、大きなメリットです。

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簡単にまとめてみます!

頑張って技術書を書くと、プロジェクトが盛り上がります!
共同開発者や、ユーザーも大喜びです。

ドキュメントを書くことで、たくさんの人に喜んで貰えると思うと、ドキュメントの執筆も悪くないと思います。執筆の苦労はいろいろあるけど、技術書の執筆もとても楽しいものです。

そして、本を書くことで、自分のスキルを向上させることができます。
若手エンジニアの方には、ぜひ、苦労して本を書くことをオススメします!
300ページもの本を書き上げたということが、大きな自信につながります。

プロジェクトが盛り上がり、自分のためにもなる、技術書執筆、皆さん、挑戦してみてはどうでしょうか。


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kujirahand
「クジラ飛行机」プログラマー。代表作に日本語プログラミング言語「なでしこ」やテキスト音楽「サクラ」など。毎年2-3冊技術書籍を執筆。くじらはんど( https://kujirahand.com/wiki/ )にて、アプリや著書を紹介している。