超今更『MAD MAX 怒りのデスロード』みた

なんで映画館で観なかったんだろ〜〜〜
絶対これは映画館だった、、
たまに携帯でも映画見るんですが、これは流石にタブレットで見るべきだなと思いましたし、タブレットでも勿体なかったです。

映像と美術がとにかくいい。
こんな細部まで作り込むんだ??しかもこれがずっと続く??というのがとにかく衝撃。
少年の夢を詰め込んだかのようなかっこいい衣装と、最高にイカれた乗り物が見ていて本当に楽しかったです。
頭の中に思い描いたり、絵に描くまではあっても実現して、この規模で映画として成立させるのは中々無いのではと思いました。

アクション映画は好きですし、ハリウッドの勧善懲悪モノも、近未来SFも好きですが、これは他の映画とは一線を期していてヒットしたのも納得です。

話の筋としてはシンプルですが、詳細を語らないところが粋で、でも置いていかない程度には見せてくれる。
そしてシンプルな話を盛り上げているのは正に美術。
ひたすらに衣装と特殊メイク、車、バイク、果てしない砂漠です。
スペイン旅行でサグラダファミリアを見た時に、ここまで頭の中を細かく再現することなんてあるんだ?!と衝撃を受けたことがあるのですが、同じ感覚で、この規模でここまで作り込むんだ?!と何度も思いました。
プロが本気でひたすらかっこいい美術を目指したのだと思うと感動です。
美術で世界観を成立させているのは、これこそ映画という感じで圧巻でした。

セリフも無駄がなく、洗練されていてかっこいいシーンが盛りだくさん。
フュリオサの表情も良くて、色々我慢しつつ葛藤している姿が憂いを帯びていて、かっこいいかつ美しかったです。

説明が多過ぎず、でも一瞬映ったモノでおおよそ掴めるような作りにしているのを見ると映画作りのの奥深さを感じます。
しかもそれがわざとらしくない。
うーん、絶妙なバランスと構図。

また、幻覚を今までそんなに怖いのかなと舐めていたのですが、あの見え方をするのなら納得です。
どう見てもホラー。怖すぎる。

とまぁ、超今更カッコよさに痺れていたのですが、やはりこういう作品を映画館で見れるというのは、ただの鑑賞ではなく体験であり、配信では代え難いなと思いました。
とにかく映像で叩きつけてくる面白い映画を見れて最高の休日でした。
続編は映画館間に合いそうなので観に行こうと思います。

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