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とにかく美しい海だった

口に出したり書いたりすると炎上するようなことしか考えていなくて、わりと我慢しているけど、だいたいみんなそうなんじゃなかろうかね。私のあたまの中を、たとえばそのままここに書き写したらBANされるんだろうか。
書かんけど。

子が授業でジャージを忘れて、友だちに借りたらしい。
衝撃だった。これ、あんまり伝わらないかもしれない。
「忘れ物」をしたことがショックで怖くて授業に出られなくてずっと学校のトイレに隠れているようなことをする子だった。
忘れたからどうしよう⇒忘れたから借りよう⇒忘れたから貸して。
なんというか、なんて言ったらいいか、「え?」と声が出た。
そうか、そうかあ。
洗濯して返すジャージをめちゃくちゃ丁寧に畳んだ。
子はそれをぐしゃっとバッグの中に詰め込んでいた。(やめれ

愛でているガジュマルがあまりにも根が張らなくてぐらぐらしているので、少し土を足してみた。足し過ぎている感があるが、もしかして土がすかすかだったのかもしれないという気がしている。ガジュ、喋ってくれたらいいのに。と思うけど、よくよく見ているとなんとなくわかるものである。葉の勢い、色、つや、向き、幹。犬もそう。要するにどれだけ気持ちが向いているかなんだろうなと思う。もっともウチの犬はほんとに喋るけど。

届いた小説を一気に読んだ。とうとう完結だ。さみしい。かなりさみしい。このさみしさを埋めてくれる何か面白いシリーズものはないかと思ったら、ちょうど京極さんの百鬼夜行シリーズの続編が十何年ぶりだかに出たという。京極さんは難しそうなので読んだことはないが、試しにと思ってシリーズの最初から読んでみようと思っている。いやまて、西村京太郎の十津川警部シリーズもいいな。何冊かしか読んだことはないけど面白かったんだ。何冊くらいあるんだろうと思ったら500を優に超えていた。ほんまに?予想の斜め上キタ。

子を送り出して、昼ちかくまで寝てしまった。通りに面している窓のそばで寝ていたので道行く皆さんには申し訳ないものをお見せしてしまったかもしれない。忘れてほしい。

この土日、恒例の中州ジャズ。規制がかからずに開催されるのは何年ぶりになるんだろう。仲の良い同期とふらっと行ってビール飲んで帰るというのが通例なんだけど、今年は私が都合が悪い。この前、何年ぶりかに帰省したと言ってそれはそれは美しい海の写真と波の音を送ってきてくれていた。彼の実家はとある島だ。どうやって行くんだろう…とちょっとすぐに交通機関が思い浮かばない遠方。とにかく美しい海だった。あ、今日、行けないよって連絡してないわ。まあいいか。


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