本 おべんとうの時間
note投稿3日目。
退勤して外に出たら風が強すぎて笑った。
駐輪場にとめた自転車倒れてるだろうな…ああ
さて、今日は昨日の欲望通り、さわらが主役のお弁当。
焼いたら思ってたよりも小さくなって、魚がななめにどんっみたいなお弁当ではなくなったけど、いいや!
さわらって美味しいし。
でも昨日の記事を投稿したときには、卵焼きのつもりだったところにゆで卵……
卵焼きなめてた。
世の中のお母さんすごいな、あれ朝に作ってるんですね。
私のは、2巻き目以降は炒り卵になったから食べた、すぐ。
いや美味しいんですよ、炒り卵でも。
今度リベンジしよう。
あと、大好きな金柑はついに最後の一個になってしまったので、明日のお弁当で最後。また来年も食べたい。
でも、先日祖父に市田柿をもらったので、明後日からの甘いもの担当は柿が待っている!
嬉しい。
さて、今日この先は『おべんとうの時間』という本について。
学生の頃にアルバイトをしていた、おむすび屋さんで買った本。
この、おむすび屋さん、1階はカウンターのスタンディング、2階は座って食べられるスペースで、この2階の壁面に本棚がありまして、試し読みも出来るしもちろん購入もOKという素敵空間でした。
壁一面の本棚の中で食・暮らし・旅・デザイン…といったかんじでエリアがざっくり分かれていて、つい手に取りたくなるように出来てるんですね。
私が一番好きだったのは、もちろん食のエリアで、その中でも一番好きだった本が、このおべんとうの時間。
いつも少しずつ読んでいたんです、でもスタッフが買うの悪いかなとか思ったりして、少し照れくさいのもあって…
あとは毎回いつものところにあるかな~売れていないといいな~と確かめるのもちょっと楽しみで。
もう心の中では自分のものになっていた頃、ついに退職する少し前に買いました!
では本について。
夫婦で日本各地を周っていろいろな人のお弁当について取材し、旦那さんが写真を、奥さんが文章を書いている。
一人につき4ページの構成で取材を受けた方のお名前と、おべんとうの写真、職業と場所も書いてあって、最後におべんとうについての思い出が綴られている。
おべんとうの写真は真俯瞰で大きく写っていて1ページまるまる占めていて…これがめちゃくちゃいい。
普段あまり人のお弁当ってじっくり見られないから、よけいにいい。
みんな人のお弁当って気になるし、見たいと思うんですよ。
私も先日、合同休憩室で隣りの方のお弁当ちらっと見たくて、でもそんなあからさまに見れなくて、バンダナの柄が華やかで素敵だったのだけ確認しました。
どの方のおべんとうが好みだろうなんて思いながら、今改めて読んでみたんですが、選べない。どのエピソードもしみじみ良い。
なんだかインタビューっていいなと思う。
いや、そんな簡単な話ではないんだろうけど。
本当におすすめの本です。本屋さんで出会った際にはぜひ。
さて、お弁当といえば、やはり梅干しですよね。
この本に登場する梅干しの数を数えてみたら、ちょうど10個。
いや、この写真から梅干し探す作業がすでに楽しいんですよ。ミッケ的な探すのが難しい梅干しもいて、ご飯の上にのっているのがデフォルトかと思えば、そうでもない。
個人的には馬路村農協職員さんのお弁当の梅干しが好き。赤紫蘇の上にすごもっていてかわいい。
昔語り部のおばあちゃんの、別添えのお漬物専用お弁当箱もめちゃくちゃ良い。
今でこそ、梅干しをのせてお弁当を持っていくけれど、昔はちょっと恥ずかしかったな~とふと思う。
小学生の頃は周りの子のお弁当に鮭フレークがのっていたり、別にふりかけを持ってきているのが少し羨ましかった。
私はたしか自家製の梅干しがいつものっていて、いやなわけではないけれど、なんとなく居心地が悪い。
家では小梅で作られた梅干しをこりこり食べて、最後に種もカリッと噛んで中の核の部分(うちではこれをナッツと呼んでいる)まで食べていたけれど、外に出ると途端にそのすべてが恥ずかしかった。
そんな記憶も含めて懐かしい。
そしてこの本には、いろんな人のそれが詰まっていて、共感がものすごい。
あ~分かる分かる、その感覚私だけじゃなかったんだ……!!
半端じゃない。おすすめです、本当に。
本屋さんで出会った際にはぜひ。
はて、そういえば明日のお弁当の支度を何もしていない。
今日も風が強すぎて、駅から家まで直帰してしまった。
まあいいか、気を張りすぎないほうがお弁当作りはきっと続く。
ゆるく手抜きもして、継続しよう。
大好きなからあげくんをお昼に持って行く日だって最高だと思う。
最後に、こちらぴっと貼り付けます。
本屋さんで出会った際にはぜひ。
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