あとから年齢を変えられるか?

今日はこんなTweetをみかけた。


元記事のリンクはこちら。

オランダで、69歳の男性が「49歳ということにしてくれ」と裁判所に訴えを起こしたというニュース。

動機は、「ティンダーでモテたいから」。49歳でこの顔だったら引く手あまただろ?69歳で登録すると誰ともマッチしないんじゃ、ということらしい。

よく見ると2018年の記事だ。
しらべてみると、同年の12月にきちんと裁判所らrejectされているようだ。そりゃそうだよね。

このひと、オランダの元政治家で、テレビのパーソナリティをやっているみたい。差別的発言を連発して避難されていたり、結構あばれんぼう。

理由が「モテたいから」だとそりゃまぁ却下されるかなと言う感じだが、主張していることは最もな気がする。曰く、「いまでは名前も変えられる。生まれついた性も変えられる。ではなぜ年齢だけが変えられないのか?」

ジェンダーへの理解が浸透した現代においては、自分の身体の性と心の性が異なる場合は、きちんとした手続きを踏めば戸籍上の性を変更できるのだ。
じゃあみんな、身体の年齢と心の年齢、一致してる

あの人オジサンなのに子供っぽいよね、とか、あのこは若いのにしっかりしてて…とか、身体の年齢と心の年齢が一致しないヒトがいるていうのはみんな体感しているのではないだろうか。

現代は早熟の天才でも未成年であれば選挙権はないし、逆に痴呆老人であっても自動車に乗れてしまう。

現在成人にのみ与えられている権利は、本来心の年齢で成人しているか、つまり成人に求められる正常な判断能力を持っているかどうかが付与の基準になるべきではないのか。

年ばっかり重ねて差別発言を繰り返したりする問題児の69歳にはなりたくないが、年齢は変えられないのか?という問いはパンドラの箱になりうると思った。


戸籍制度上許されれば、わたしも永遠の22歳くらいを名乗りたいとこなんですけどね。

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