フォローしませんか?
シェア
音楽屋 さっちゃん
2020年3月9日 03:21
「ねえねえ、尖った彗星の尻尾を集めて銀河で水切りしようよ」女の子ははしゃぎながら言った「そのあと、天の川にボートを浮かべて、そこであつーいスパイスティー飲むの」女の子は止まらない椅子に膝で立ち、テーブルに身を乗り出す女の子の大好物のスコーンイチゴジャムがほっぺについてる私は、わざとついていることを教えずにそれを眺めていた自然とくちもとが緩んでいく変わらない
2020年3月9日 23:23
夢のなかへ恋人はいつも先にすいすいと漕ぎ出してしまいわたしは、ひとり取り残されてしまう。同じ布団に隣り合って手を繋いで眠っていても 眠りの世界へ旅立つときには、同じボートには乗れないようになっているみたいだ。いくら愛し合った夫婦でも大事に育てたこどもでもいつも元気がない時なぐさめてくれたペットでもみーんな、死ぬときはひとり。というのに似ている。それはとても寂しいようで