結局、甘えているだけの自分
衝撃だった。小学校からの同級生が来年結婚するかもしれないと言うのだ。
その友達は小学校の時からよく遊んだ友達の一人で、今考えるととんでもない悪ふざけをやり合っていた。道ばたに落ちていた犬やネコの糞を投げ合ったり、お互いに小便を掛け合ったり、ここでは到底書けないようなそれ以上のことを数多くやり合って来た。そんな友達が、である。
そんな彼も立派に成長し、高校卒業後に誰もが知る大手食品メーカーに勤め、自分用の車を買い、親の援助を一切受けず見事に独り立ちしている。
そして、年下の