2024/9/28来週の日経平均を考察
石破ショックで週末を迎えました、一週間お疲れ様でした。
日経CFD37,392.00円、日経平均終値39,829.49円と-2400円程で終了。
日経平均株価は引けにかけて上昇を続け、日経CFDも15時18分に39,939円をつけ、来週は日経平均4万円が戻ってくる寸前でしたが。
結果はご覧の通りです。さぁ来週の展開を考察してみましょう。
日経CFD週足チャートで考察
日経CFDは7月3週と9月1週の実線高値から引いた仮想上値抵抗線に押さえつけられ下落。日本時間終わりまでは『仮想だったか、ここを抜けたならもう上だな』と楽観していました。上値抵抗線に格上げされました。
先週の投資主体別売買を見ると海外は5週連続合計-3,163,440百万円の売り込みが続きました。今週の上昇は流石に海外が購入していた流れが先物で少し感じたんですけどね。ただ4万円プットも積まれていたので結果としては正しかったのかな?
来週の想定
日経CFD週足チャートは13週線(38,230円)の頭から5週線(37,240円)タッチで終了。上ヒゲが1800円分もある上値抵抗線が発生したので、上昇がやや重くなる印象。
ただ、海外投資家の売り越し額が多いのでここからゴリゴリ下がるというイメージもつきにくい。高市期待上げのポジションが海外時間に整理され、現物ポジション整理が月曜日発生して石破ショックは一回終了。火曜日以降が問題になりそうです。
チャートくんは上に行くのを諦めた感を出しておりヨコヨコかダラダラ下目線。
来週はヨコヨコ、ダラダラ下目線でいうと、上値抵抗線ちょっと上の38,000円と、やや弱い下値支持線36,500円。
火曜日から組閣ガッカリ相場となった場合は、7月最終週から気にされている価格帯34,700~35,700円を下値設定。
日経CFDドル円換算チャート
日経CFDドル円換算終値は263.72ドル、為替は142.15円/ドル。途中までは先週考察のように263ドル前後で上昇して272ドルを超え274ドルまで上昇したんですけど、結局263ドルまで戻ってきました。
ドル建てでは新高値更新したので海外投資家はスッキリしたのではないでしょうか。来週から5週移動平均線を下回る下落が合った場合はズルズル下げるのを予想ただ強い下げでもないので今週も2パターン。
来週の想定為替は140~144円/ドル。140ドルを思いっきり割ったら138円/ドルが有り得そうだ。
来週の想定
下落パターン256~266ドル
145円/ドル:37,120~38,570円
140円/ドル:35,840~37,240円
135円/ドル:34,560~35,910円
下落パターンなのに今週の上値を超えた価格をつけてるのは申し訳ない。
上昇パターン 260~268ドル
145円/ドル:37,700~38,860円
140円/ドル:36,400~37,520円
135円/ドル:35,100~36,180円
一旦下げてのトンボ(T)パターン。再来週に上昇期待の形。
〆の紅茶
引けまでは『先週の予想当たったヒャッホー』でしたが、引け後がね…。
ただ、高市氏期待上げだった今週分を払い出しただけとも言える。
先週の締めにも書きましたが週末ポジションは持つつもり無かったので巻き込まれずに上昇分きれいに取り終了。
過去の与党時の自民党総裁選を見ると結果が出て組閣してからズルズル下がる展開が多く、高市氏が当選してても翌週から期待上げの利確からの下げが合ったと思われ、金曜日後場の買いは遅すぎたと思われる。
来週は海外投資家が逃げるかどうか、火曜日以降も電気機器セクタが投げ売られたら注意。逆に金融セクタがどうなるのかが気になります。
まだ石破氏は外交系しか喋っておらず、財政は詳しく触れていないのでどうなるのか。そして組閣の顔が思い浮かばない…あの人に味方いるのか?それとも無難につまみ食いみたいに配置するのか。
それでは皆様良い週末を!
(あくまでも個人予想です、投資は自己責任でお願いします。)
10/3 10:30 【追記】
為替の変動すごすぎませんかね…。147円ってあなた…。