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「句具ネプリ-春分-」 投句スタート!

こんにちは。
「句と暮らす、道具」をテーマに、俳句のための道具をつくっている句具です。

昨年一年間、計4回発行してきた「句具ネプリ」。
いよいよ二年目、vol.5となる「句具ネプリ-春分-」を3月21日(月・祝)の春分に発行します!

「句具ネプリ-春分-」は、2022年3月18日(金)中が投句〆切です。
こちらの投句フォームから、ぜひお気軽に投句ください!

所属・経験不問、誰でも参加できる俳句ネプリ

「句具ネプリ」は、どなたでも参加できる、句具の俳句アンソロジーです。

所属や経験は問いません。初めてつくる俳句でも大歓迎です。
春の句を一句、俳号とともに寄せていただき、投句いただいたすべての方の句を投句順でずらりと掲載したものをデザインし、冊子状の紙面をつくります。

モノクロ印刷対応デザイン。昨年とはちょっとデザイン変わる予定ですっ

これを、句具がネットプリントにアップロードし、興味がある人にコンビニなどでプリントしてもらうことで、たくさんの人と作品を共有したり、会ったことのない人にも自慢の一句を届けよう!という試みです。
(3/21以降、句具の公式サイトからもダウンロードできるようになりますよ!)

前回、vol.4となる2021年冬至の号には、177人からの177句が集まり、とても読み応えたっぷりの一冊になりました。

そもそも「ネプリ」って?
「ネプリ」は略称で、「ネットプリント」「ネットワークプリント」のことを指します。(ネトプリ、ネップリなどと呼ぶ人も)
これは、コンビニのプリンターで利用できるプリントサービスのことで、「プリント予約番号」さえあれば、一枚白黒20円ほどで、全国各地どこのコンビニからでも指定のデータを印刷することができます。
今は、同人誌などを筆頭に、クリエイターの作品の発表・配布のツールとしても活用されていて、俳句や短歌など詩歌の世界でも、このネプリを使って作品を配布する新しい文化も育っています。

句具ネプリ-春分- お題は「春の一句」

今回も、前回と同様に、当季雑詠、春の句を一句お寄せください。

参加人数に限りはありませんので、3月18日(金)の〆切まで、じっくり練ってから投句していただいても大丈夫です(掲載は投句順です)。

こちらの投句フォームから、どなたでも投句することができます。
(投句後の修正は原則できませんので、お気をつけください)

句具ネプリ -2021春分- 概要

投句数:当季雑詠一句(春の句)*既発表句も可
掲載事項:俳句一句と俳号(匿名は不可)
投句先:句具ネプリの専用投句フォームから
投句〆切:2022年3月18日(金)23:59
公開日:2022年3月21日(月・祝)*春分の日
投句参加費:無料
公開方法:コンビニネットプリントの番号を公開(各自で印刷)、または句具のオフィシャルサイトから1週間の期間限定ダウンロード(無料)
※ネットプリント代は、各自の負担となります。投句数によりますが、白黒印刷で160〜180円の予定です

句具ネプリへの投句は、既発表句でもOKです

[注意点]
こちらのネプリに掲載すると、3月21日をもって「既発表句」の扱いとなります。インターネット投句や新聞・雑誌などへ投句中(選待ち)の俳句は、送信しないように気をつけてください。
また、今回の句具ネプリに投句した俳句はたくさんの人の目に触れて「既発表句」となりますので、今後「未発表句に限る」という俳句賞や投句先へは投句することができません。お気をつけください。
過去に選を受けて既発表になった句を、句具ネプリに改めて掲載する点は問題ありません。万が一、投句後の差し替え・取りやめなどについて相談したい方は個別でご連絡ください(タイミングによっては対応できないこともありますのでお気をつけくださいませ)

俳句作品だけじゃなく、読みものページも

ページのほとんどは、みなさんの俳句が並ぶかたちになりますが、
句具ネプリは俳句だけではなく、読んで楽しい掲示板コーナー【TALK ROOM】も少しだけ設けています。

今回のテーマは、「あなたの好きな春の季語」です。
投句フォームの一番下に質問を用意しています(記入は任意)。
あなたが好きな季語と、なぜ好きなのかの理由も添えていただけたら嬉しいです。匿名で紹介します。

句具のサイトからダウンロードもできます!

今回も、これまで同様にコンビニプリントと同じ【1週間】の期間限定で、句具ネプリのPDFデータのダウンロードができるようにします。

ダウンロード先やダウンロード方法などは、発行日のnoteやTwitterでお知らせしますね。

句具ネプリをつくろうと思った経緯

俳句はもちろん、詩歌の文化圏にはネプリのような発行物がたくさんあります。
こうしたものを通じて、それまで知らなかった人の手に自分の句が渡ることはもちろん、その句に対する感想をいただいたときはとても嬉しくて、その感想を何度も何度も眺めていました。

句具のTwitterのタイムラインで流れてくる俳句は、とても惹かれる句も多く、「もっとたくさんの人に見てもらえる機会が作れたらいいな」とずっと思っていました。
句具句会では、句具というアイテムを通じて、俳句が好き!という人がWebを通じて交流できることがとても嬉しかったこともあり、作品の発表ツール・交流ツールのひとつとして、ネプリを企画することにしました。

俳句を「鑑賞する」という入り口を

あとは、「俳句に興味はあるんだけど、つくったことがない」という人や、ちょっと覗いてみたいな、という人に向けて、もっと気軽に、ラフにいろんな人の素敵な作品を見てもらえたらいいな、と思ったのもあります。

俳句を集めてWeb上で公開することももちろんできますが、あえて「紙に印刷された俳句」にこだわりたかったのも、ネプリにした理由のひとつです。

句具ネプリは、A4白黒で印刷するだけでも見ることができますが、折って重ねて、ホチキスで止めると冊子のような形にすることもできます。

なので、句具ネプリが公開されたら、ぜひたくさんの人にプリントしてもらいたいです。
また、お気に入りの俳句について、ハッシュタグ[#句具ネプリ]をつけて感想をSNSなどでつぶやいてもらうことで、双方の交流ができたらとても嬉しいな、と思っています。

実際に、TwitterやInstagramなどのSNSには、#句具ネプリ のタグでたくさんの感想が集まりました(ぜひ覗いてみてくださいね!)。

句具ネプリ、ぜひ気軽にご参加ください!

今回は、参加人数に限りはありませんので、急がず焦らず、投句していただけたらと思います。
(ただ、掲載は投句順となりますのでご了承ください)

投句はこちらの句具ネプリ投句フォームから。
みなさんの素敵な作品が、たくさん集まりますように。

ご参加、お待ちしています!

https://ku-gu.com


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