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開業や起業に向けたマインド

思いのほか、開業志向が最近強まっているようです。

こんな弱小企業の社長に相談がちらほら。病院やクリニックに勤めていたり、介護保険事業所に勤めていたり。はたまた現在は学生だけどこれから一山あててやるという人だったり。

こんな私ですが独立して6年目突入しています(2015年4月~)。どんな気持ちで想いで始めたのかを語っていきますね。

(今回のお話の動画は最下段にリンクを貼ってあります)

まずは、現状把握からしていきます。


起業1年で個人事業主は廃業率37.7%、法人は廃業率20.4%。起業から3年では個人事業主の52.4%、法人の37.2%が廃業。5年目での廃業率は個人事業で74.4%、法人で47.3%が廃業。

大まかに、起業一年目を100%として計算すると、5年後までに7割強の個人事業が廃業、約半分の会社が廃業してしまうというようです(-_-;)。

古いデータですが2005年度における中小企業の動向より(参考サイト:http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h18/H18_hakusyo/h18/html/i1220000.html)

世知辛い(; ・`д・´) いや~マジで。 きついですよ。

個人事業主として5年生き残りました。法人としては3期目を迎えました。という事で結果としては生き残れているのでこれからスタートアップを考えている人には少しためになる話をしていけるかもしれません。控えめに言ってね。


2020年現在、起業や個人事業主開業は選択肢のひとつ

私見としては独立や起業できるならしたほうがいいと思う派です。なぜなら、自分の人生のハンドルを自分でしっかりと握れるからです。雇用されていることは、ある意味考えるのをやめてしまっている状態のように思います(動画では話していない内容(笑))。


昔は大学をでて大企業に勤めて結婚して家を買って・・・のような人生が安定と考えられていました。

しかし現在は少子高齢化・終身雇用の終焉。大企業の大リストラ時代。マスコミをにぎわすキーワードを見るだけでも企業に勤めていることが果たして安定なのか?と自問自答しないといけない時代ではあります。

少子高齢化に伴って働く世代の減少が起こり、出生率も低下・高齢人口の割合の増加によって現役世代の負担増・社会保障費を賄うために増税。しかし増税しても高齢者施策になってしまえば現役世代には恩恵はありません。

今までは会社に勤めていれば安定を得られるという気がしていたかと思いますが、、、コロナ影響も拍車をかけていますがリストラが日本でも進行していますね。下記リンク参照

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終身雇用神話は終わり、政府も人生100年時代を謳い企業へ就寝雇用努力を押し付けてきています。そもそも会社組織はドライなものです。成果の無い部署(人)の首を切るものと心得たほうがよろしいかと。ちなみに米国における転職回数平均は9回と聞きました。日本はと言うと2回程度とのこと。

社会も会社も自分を守ってくれない。家族も守ってくれない。

誰が自分と家族を守るのでしょうか?????

自分しかないですよね。


税金や社会保険料をいくら払っているか知ってますか?

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いかがですか?個人の収入(課税所得)にかかります。累進課税制度なので高所得の方がたくさん払うことになります。住民税などはざっくり前年の収入費で一律決まるのでざっくり10%くらいひかれますね。

会社このよう負担をして雇用をしています。その対価としてあなたの生産力を買っているわけですね。よく給料の3倍は稼げって言いますよね。30万ほしかったら90-100万かせがないと会社に利益が残らないのです。利益が残らなければ会社の成長も無いし、当然ボーナスなんて出ないんです。

高度経済成長期における仕事と、2020年以降に求められる仕事は全く異質なものになると思います。工場生産ラインにのって右から左に流していればよかった大量生産時代から、クオリティーを求められる時代になりました。

言われた仕事をただこなしているのは作業をしていることとかわりません。それでは給料なんて絶対上がりません。

では仕事とは?クリエイティブに新しい価値を作り提案して、売り上げを伸ばしていく事だと定義しています。

ざっくりとお話ししましたが現状把握ここまで。

前述したことは、自身を取り巻く基本的な環境の話です。日本における話ですね( 海外は知りませんが (;^_^A )

いま働いている方。学生の方。よく考えてください。就職したほうがいいのか?独立開業や起業をしたほうが良いのか?

不安定な世の中です。安定なんてありません。自分の熱き想いに応じて動き出すのもよいかと思います。。。。。

では私はどうだったのか?

知りたいですかね・・・(笑) あくまで私のケースをお話しします。


独立への思考

もともと鍼灸師の資格を取得してから理学療法士となり病院勤務→介護保険事業→開業とキャリアを進めました。

ではいつから開業や独立を意識していたのか?と言いますと、そもそも鍼灸師になろうと考えたときからです。

高校生まではサッカー少年で勉強しないでサッカーボールを追いかける毎日でした。当然、ケガも沢山して、病院やら接骨院やら鍼灸マッサージ院やらにお世話になっていました。人を癒す職に就きたいと思うきっかけの原体験はここです。

現在、私が持っているテナントは、なんと、高校生の時に通っていた接骨院の院長先生から居ぬきで譲ってもらったものです。藤沢接骨院の↓↓金子先生↓↓(笑)

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鍼灸師の資格を取ってから理学療法士の学校に通い、夜は接骨院でスキルを高めていました。スポーツに造詣があったので土日はトレーナーとして働いていました。

当時は資格があればなんとかなると甘い考えで、正直あまり深く将来を考えてはいなかったですし、日々好きなことを好きなだけやっていました(笑)

キャリアデザイン

「どんな仕事をしたいか」「どのような働き方や家庭生活を送りたいか」といった人生の理想を描き、理想の実現に向けた計画を設計すること

大仰な話ではありませんでしたが、大したことを考えずに生きていました私ですが夢はありました。一国一城の主になる。

サラリーマンはヤダと勝手な印象を持っていました

デザインと言うほどのものではありませんでしたが、大体何歳くらいまでには自分の店が欲しいとかざっくりとイメージしていました。

当時、作った年表を載せますね。

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簡単ですがエクセルで大体の目標は立てて後は成り行き任せてきな感覚でした。でもこれは作っておいてよかったと思いますので、これからデザインする人はお勧めしますよ。

何故かっていいますと、自分の人生の中での立ち位置がよく見えるからです。ここに経験と知識が乗っかって社会情勢や経済のことが肉付けされるとおのずとやらねばならないことが見えてくるわけです。

参考までに【未来の年表】という本を読むことをお勧めしておきます。


起業するかしないかは置いておいて、目標を到達するためには予定をしっかりとたてることです。そして、それをこなすことが大事と思います。予定表と言うより行動管理表とでもいいましょうか。やると決めてスケジュールに予定を入れる。極端ですが人に合うと決めておいて枠を取る。誰に会うのかは後から決める。行動することが一番大事ですね。

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予定を決めてスモールステップで必ずやっていくこと。これができないと大きな目標にいきなり到達することはできません。まずは小さいことを毎日コツコツと変えていく努力。それが大きな変革をもたらす第一歩になるのでは二でしょうか?

正直言って行き当たりばったりの人生ですが、簡単ではありましたが目標や期限をざっくり設けておいたことが今につながっていると感じています。


今日の個人的な話はここまでで、また連続シリーズで開業へのマインドセットを書き記していきます。

このNoteは動画でも配信していますので是非リンク先もチェックしてくださいね!


★クゴリハ鍼灸院/クゴリハリキューフィジオ★
院長:久合田浩幸
資格:鍼灸師、理学療法士
心臓リハビリテーション指導士、AHAヘルスプロバイダー、福祉住環境コーディネーター、介護予防推進リーダー、地域包括ケア推進リーダー、YNSA上級治療師、
学会発表多数あり、共著著書あり。
<運営:KUGO-REHA LLC>

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どうも久合田です。鍼灸院の経営の傍らでリハビリテーションの振興をコツコツ行っています。よろしければフォロー下しますと喜びます(*^^)v