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勇気づけられた言葉「選択肢はいつでもオープンマインドで」

仕事の資料で、キャリア関連の書籍を読んでいます。

『その幸運は偶然ではないんです!』
(J.D.クランボルツ、A.S.レヴィン著 2005年ダイヤモンド社)

著者のクランボルツ先生は、キャリアカウンセラーの教科書にも出てくる著名な先生で、『計画的偶発性(プランドハップンスタンツ)』理論を考案されました。

この本の中で先生は、「今後一切のキャリアの意思決定をしないで欲しい」と言っています。

なぜなら、私達自身も、私達の環境も刻々と変化しているのに、ただひとつの職業に決めつけてしまうなんて馬鹿げているから。

先生曰く「自分の将来を今決めるよりも、積極的にチャンスを模索しながら、オープンマインドでいるほうがずっといい」んだそう。

(ここからは私の考えですが)世の中では、「ひとつの目標を決めて、そこに邁進するのが美しい」というような風潮があります。

でも、アラフォーまで生きてきてみて思うのは、本にもあるように自分自身も、周りの環境も毎日必死に生きていれば、変わるのです。例えば、二十歳の頃はAと思っていたとしても、30歳になると、さらに知識も人脈も増えて、Bと感じるようになるのは当然のこと。

世の中にはやらないとわからないこともたくさんあるし、やってみて「やっぱり合わないな」と思うこともあるでしょう。考えが変わるのは、目の前のことに必死に取り組んでいる証拠なのではないでしょうか。

本では、

「あなた自身も、あなたを取り巻く環境も常に変化している時に、ただひとつの道に人生を捧げようとすることはばかげています。

自分の将来を今決めるよりも、積極的にチャンスを模索しながら、オープンマインドでいるほうがずっといいのです」

とあります。

「絶対これじゃなきゃダメ!」と決めつけるのではなく、とりあえず目の前のことに一生懸命取り組んでみる。そうすると、自分にふさわしい道が開けていくのではないでしょうか。

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人の生き方や人生に興味があり、以前、ちょこっとだけキャリアカンセリングについてかじったことがありました。結局、人と話すのが極めて苦手な自分にカウンセラーはできないと感じ、資格取得までは至りませんでしたが、今はライターとして、興味のある分野のひとつとなっています。

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