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【サウナ日記】松本湯@落合

かなり久しぶりの投稿になる。モラトリアム期間が終了し、コンサルティングファームで働き始めてからnoteを書く暇もないほどに忙殺されていた。。。訳ではなく、普通に時間はあったが遠のいていた。
リハビリがてらに8月1日にリニューアルした松本湯に行ってきたことをサクッと書いてみる。

銭湯サウナのレベルを明らかに超えたサウナ、松本湯

松本湯は落合にあるサウナで、リニューアル前にも何度か行ったことがあった。当時サウナにはあまり興味がなかった私は松本湯でサウナを利用したことがなかったが、銭湯の中ではかなり広い浴室で、備長炭を使った大きめの浴槽は自分の中の銭湯でもかなりお気に入りの部類であった。
モラトリアム期間を経てサウナにハマった私は、松本湯のTwitterにアップされていたサウナストーンの画像を見て、松本湯に行くことを決めた。
事業会社にいた頃とは桁違いの柔軟(良くも悪くもガバガバ)な働き方を手に入れた私は、昼過ぎに落合星野コーヒーに移動し、仕事がひと段落すると松本湯へ直行した。

ロビーのあたりとか券売機はほぼそのままだが、看板やロッカー、浴室内はよく見るリノベーション銭湯同様にかなり綺麗で洗練されていた。
壁面には液晶パネルで色々な風景が映るようになっている。

で、お待ちかねのサウナ。まずでかい。
銭湯のサイズではなく、20人は入るのではなかろうか。銭湯サウナはどうしてもサイズは小さくなりがちなので、人の出入りで外気が入って温度が下がるし、胡座をかくほどの座面がなかったり、隣との距離がめちゃくちゃ近くなることもある。何よりサウナ室に入るまでに並びが発生することもある。
ところが松本湯はスーパー銭湯やサウナ専用施設並みのサウナが用意されている。余裕で胡座もかけるし、時間帯もあるだろうが周りとも距離を空けて楽しめる。
内部は本格的なサウナストーンが鎮座。サウナ初心者なので詳しくはわからないが、銭湯では中々ないタイプだろう。ドライサウナより湿度が高く、気持ち心地よく汗がかける気がする。
照明は暗く、テレビはない。音楽が流れており、聴覚を研ぎ澄まして静かに瞑想の世界へ入れる。
水風呂の水深も150センチあり、しっかり全身を冷やすことができるし、外気浴はできないが脱衣所に整いいす、浴場に畳の寝転びスペースもある。
3セット入ったが、大満足であった。

銭湯でなければ、1500〜3000円取れるレベルの施設が980円で入れる。
これから大盛況で混まないか心配である。

銭湯のインフレは加速する?

近年、リノベーションして非常にお洒落であったり、本格的なサウナを提供する銭湯も増えている。利用者にとっては誠に望ましいことではあるが、こうしたハイレベル銭湯が増えるとどうしても昔ながらの銭湯への足は遠ざかってしまうように思う。
8月から東京の公衆浴場は値上げをした通り、銭湯業界も厳しいはずだ。
銭湯を盛り上げたいという想いでハイレベルな銭湯が続々登場しているのかもしれないが、この銭湯のインフレについていけない銭湯は今後淘汰されていくのかな、、、とも思ったりする。

などと書いてみたが、私は銭湯業界の未来より、自分の家から1分のところにある銭湯(サウナ室が手作り感満載&水風呂もない)がこの流れでリノベーションしてくれないか祈るばかりである。

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