マガジンのカバー画像

くふうAIスタジオ テックブログ

22
くふうAIスタジオに所属するエンジニアが共同で運営する note です。
運営しているクリエイター

#株式会社くふうAIスタジオ

くふう AI スタジオ 2024年新卒エンジニア研修のコンセプトと目的

こんにちは!くふう AI スタジオの hachiya です。 くふうカンパニーグループには、今年もたくさんの新卒社員が入社しました。 このたび私は、新卒エンジニア研修の全体取りまとめを任されました。 私自身にとって初めての挑戦ということもあり、多くの事例記事や本を読みながらさまざまな学びを得て、準備を進めてきました。 2024年新卒エンジニア研修全体のスケジュール4 月 1 日:入社 4 月中旬まで:人事研修 グループ理解、社会人マナーなど 6 月まで:エンジニア研修

転職しなくても多種多様な技術に触れられる!? ジョブポスティング制度について

はじめにおはようございます!、こんにちは!、こんばんは! katy778と申します。 くふうAIスタジオのサーバーサイドエンジニアとして、WEBのトクバイ の開発を担当しています。 私は、くふうカンパニーグループの会社に約10年勤めて、2度ほどグループ内転籍をさせていただきました。 その際に技術者として得をしたなと思うジョブポスティング制度について紹介させていただければと思います。 ジョブポスティング制度とは?くふうカンパニーグループ各社の採用募集に対して、社員が自ら手を

社内AIハッカソンで知見マッチングbotを作ってみたお話

はじめにこんにちは! hanachanm です。 くふうAIスタジオのサーバーサイドエンジニアとして、トクバイ の開発を行っています。 先日くふうカンパニーのグループ合同で行われた「AIハッカソン」に参加してきました。 今回は、私たちのチームが作成した「知見マッチングbot」について紹介したいと思います。 知見マッチングbotとは「〇〇の知見を持っている人が知りたい!」そんなとき、社内で運用されているNotion記事や過去のSlack投稿を元に、適切な専門家や知識を持つ人

SRE3名で社内AIハッカソンに参加した話

こんにちは、くふうAIスタジオの技術研究部でSREを務めるboy2です。 先日、くふうカンパニーのグループ合同で開かれたAIハッカソンに、『おっさんずA💚I』というチーム名で参加しました。SREの3人でチームを組みました。私たちのチームの取り組みについて紹介します。 AIハッカソンについてはこちらをご覧ください SREが認知しておいた方が良い社内PJの情報を効率的にキャッチアップしたい課題 私たちSREは複数の社内外のサービスに対応しているため、参加しているSlackチ

くふうの歩き方 ~エンジニア編~

くふうの歩き方 ~エンジニア編~はじめにはじめまして。 くふうAIスタジオでトクバイ(Android)の開発を担当している(執筆時)itoです。 さて、GWも終わり社会人1年生の方々は研修が終わり配属先が決定する時期なんでしょうか? 新しい配属先どんな先輩がいるのかな?上手くやっていけるかな? 不安とワクワクでいっぱいというところでしょうか。 私にもそんな時代がありました。あれから〇年... 振り返れば色々なプロジェクトに携わり、色々な方々と関わりお仕事してきました。 今

メンター体験記

はじめにこんにちは、くふうAIスタジオでトクバイを担当した後、現在、住まい領域でクラスマッチ のバックエンド開発を行っているsKanekoと申します。 みなさんは、漫画家の藤田和日郎さんをご存知でしょうか?「うしおととら」や「からくりサーカス」の作者と言った方が分かりやすいかもしれません。ご存知の方、こちらの本は知っていますか? 「読者ハ読ムナ」 今回は新入社員のメンターをさせてもらったので、その振り返りと得られた教訓など書いてみたいと思っているのですが、上記の書籍は新人ア

ビルド構成を Version Catalog と KTS に移行しました

はじめにこんにちは。くふう AI スタジオで Android 版 Zaim の開発を担当している kiyosuke です。 Zaim では日々メンテナンスや改善を続けています。 今年の頭にライブラリ管理を Version Catalog へ、build.gradle を kts へと移行を行いました。 移行前の状態Version Catalogへの移行前は、特に運用ルールがなく、必要に応じて都度 dependencies にライブラリを直接追加していました。 その結果、モジ

家計簿データの分析に使っている集計指標の紹介

データソリューション開発部、データエンジニアの yuni です データソリューション開発部では家計簿サービスである Zaim が保有する家計簿データを分析し、購買トレンドや消費者のインサイトを提供しています 本記事ではそんな弊部署で使われている集計指標について紹介します はじめに家計簿データは消費者の購買に関するデータという側面があり、小売業界に向けた分析することも多いです。そのため小売業界で使用される指標について集計することが多々あります。理解するのにとまどった部

CSSから考えるユーザーファースト

はじめましてこんにちはくふうAIスタジオのRCです。くふうAIスタジオでは自称「CSSおじさん」としてCSS専門家………とは言えず、フロントエンド側の開発やコーダーのようなことをメインで活動しています。 今回はCSSおじさんとして、「CSSでユーザーファーストに繋がること」が何かないかと思いまして、個人的に色々思っていることをつらつらと書いていこうと思います。 CSSとデザイン今回の話題に入る前に最初に、ちょっとこの話をしておこうと思います。今回のお話は「デザインの領分な

Jetpack ComposeでMPAndroidChartのグラフを表示する

自己紹介こんにちは!yosh4t4と申します。 くふうAIスタジオにてAndroidアプリエンジニアとして従事しており、家計簿アプリZaimの開発を担当しています。 Zaim Androidの現状Zaimはリリースから10年以上経過したサービスで、日々、メンテナンスや機能改善を続けています。 Android版は旧来のAndroidビューで実装された画面がまだまだ多い状態ですが、徐々にJetpack Composeへの置き換えを行い、モダンな技術への移行を進めています。 そ

SwiftUI の List を使った並べ替え実装 Tips

くふうAIスタジオで iOS 版の Zaim アプリの開発を担当している ponmiso です。 Zaim では UIKit から SwiftUI への置き換えを進めています。その中で List を使った並べ替えを実装したので Tips としてまとめようと思います。 List を使った並べ替えの基本的な実装はじめに、List を使った並べ替えの基本的な実装は以下のようになります。 import SwiftUIstruct ContentView: View { @

社内異動体験談: Zaimからトクバイへ

はじめに みなさん、こんにちは!@naoki85です。 前回 note でブログを書いたのが約 1 年前のこちらの記事でした。 かつてZaimの一員だった私ですが、今では社名がくふう AI スタジオへと変わり、様々なプロダクトを手がけるようになりました。 そんな大きな変革の中、2023年10月にはトクバイという新しい部署へ異動しました。 ここに至るまでの半年間の経験を、皆さんに共有できればと思います。 Zaim とトクバイの簡単な紹介 Zaim とトクバイは、もともと

アプリ改善のプロジェクトの始まりから終わりまで

こんにちは、くふうAIスタジオ買い物事業サービス開発部副部長を務めさせていただいているhatuyuki4です。自分は今までモバイルアプリエンジニアとしてiOSアプリ開発を主に行っていたのですが、今年になってからコーディングの比率を下げて、プロダクトマネジメントの仕事の割合を増やしています。今回は自分がアプリ改善のプロジェクトを企画してリリースが終わるまでの流れの中で、どのようなことを行なっているのかをまとめたいと思います。 プロジェクトの始まる前何を行うか決める プロジェ

SwiftUIで画面全体を覆うようにローディングViewを表示させる

はじめにくふうAIスタジオで iOS版の Zaim アプリの開発を担当している TEM です。 Zaimでは現在SwiftUIの活用を進めているのですが、その過程でローディング画面を実装した際に、苦労した点について書きたいと思います。 ローディングViewを画面全体を覆うように表示させたいAPIの呼び出し時や、重い計算処理をしている際にユーザーの操作をブロックさせたいケースはよく発生すると思います。UIKitベースの開発では最前面に表示されているViewControlle