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【読書感想文】1分で話せを読んで

相手に伝えたいことがあるのに、伝わらない。。。
正直人と話すことが苦手だ。
社会人になってからいろんな人と話すことになりますます苦手意識が強くなった。
たとえば、大学では友達同士で話していて何も違和感やストレスもない。
ただ、会社に入ってからは上司に話している時や同僚に話しているときに伝わらないことが多くなった。
そもそも自分は何が話したかったのかと頭が真っ白になることもあった。
この伝わらない違和感は、月日が経つにつれどんどん坂を下る雪だるまのように大きくなっていく。

年齢も立場も経験も違う人に話すと、私は何も伝えれない。
生きていく上でコミュニ―ケーションは取らないといけないが、どうすればいいのかという不安や恐怖がある。
少しでも解決策が何かあればと思い、この本を取った。

何個もおすすめのやり方があったけど、その中でもこれはいいなと気づきがあったので3つほど紹介しますね。

ゴールは何か

仕事上では、相手に何かしてほしいということを明確にしないといけない。
相手に話をしたうえで、何をしてほしいかを自分で一度声に出して言ってみる。

相手にしてほしいことを一度自分の中で確認すること。

これは、私自身意識できていなくてなるほどと感じた。
そもそも相手に話を理解してくれたらいいと思って話して、あとは相手の行動に任すのみだけが多かった。

これでは、相手の理解力頼りで正直ストレスかけてしまっただろうと反省。

友達なら私の話を聞いて、何をアドバイスしてほしいのか求めているのかくみ取って聞いてくれるだろう。それは、私が友達だから。

ただ、上司であればいろんなところから相談があり仕事も多く忙しい中話を聞いてもらう。
そんな時に、「じゃあ何をしたらいいのか?どうしたいの?何が言いたいの?」と言われるのはもっともだと思う。私の話に頭をすぐに切り替えなきゃいけないのに曖昧なことを言われても、、、となっていただろう。

私は、話をするときに相手に承認してほしいのかアドバイス受けたいのかなど明確なゴールを意識していなかったから苦しい部分や曖昧な部分があったんだと思う。

相手がどこに行ってほしいのか明確なゴールを決め、そこに向けて心の準備や根回しをしておく。

結果が、自分のゴールに相手が思う通り動いてくれたらOK
「動いてなんぼ」と書かれてましたが、まさしくその通りだなと。
どうしてもぶっつけ本番とするんではなく、準備も大事ですよね。

1分で話せ

これはタイトルにもなっていた話です。

前提として、聞き手は8割型聞いてないし理解もしていない。
なら、基本としては
「話を1分で話せるように話を組み立て、伝えよう」
さらに
「1分でまとまらない話は、結局何時間話していても伝わらない」
逆に言えば、
「どんな話でも『1分』で伝えることはできる」

確かに私も朝礼やプレゼンで真剣に全て効いてるかといえばNOです。

「今日は朝眠いな」とか「天気は晴れだな」とか「ここ分かりづらいな」
正直思考が違う方向に向いている時もあります。
これは、私だけではなく他の人もそうなっていることが考えられますよね。

人の集中力って意外ともたないですよね。
だからこそ、分かりやすく短く伝える。

アナウンサーが読んでいるスピードで1分話すのに300文字です。
それを参考に話す前にどれだけの量か長くなっていないかをチェックするのもおすすめです。

結論で挟むSDS

プレゼンテーションのやり方として、2つほどある。

SDSとPREP
SDSとは、
Summary(まとめ)ーDetail(詳細)ーSummary
PREPとは、
Point(主張)ーReason(根拠)ーExample (例示)ーPoint

このSDSのやり方に結論を挟んで、紹介している。
例えば
皆さん、早起きをしましょう(結論)という話をします。早起きはしたほうがいいです!早起きがしたほうがいい理由は3つあります。
1つめは、日中のパフォーマンスが上がる。たとえば、起きたときはまだ頭がぼーっとして働いてないですよね。早く起きると早くに頭が回転し始めて始業とともにすぐに行動できます。
2つめが、節約になる。早く起きればランチのためのお弁当も作れます。3つめが、家事が8割終わらせれる。たとえば普段より10分早く起きたら食器洗いでもできますよね。仕事が遅くなっても安心して帰れます。ということで皆さん朝早く起きましょう!

このように結論を最初と最後に言うと何が言いたいかが分かりやすいでしょう。

是非、一度どれか試してみて下さい。

私も普段の生活から意識して少しでも快適なコミュニケーションに向けて頑張ろうと思いました。

~著者紹介~
伊藤洋一(いとうよういち)
ヤフー株式会社コーポレートエバンジェリストYahoo!アカデミア学長。
株式会社ウェイウェイ代表取締役。東京大学経済学部卒。
ソフトバンクアカデミア(孫正義の後継者を見出し育てる学校)に所属。孫正義へプレゼンをし続け、国内CEOコースで年間1位の成績を修めた経験をもつ。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

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