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夜食が辞めれない人必見!食べすぎを防ぐストレスマネージメント

分かってはいるけど、ついつい食べ過ぎてしまう・・・。

特に夜は起きていれば起きているほどホルモンの影響で食欲が増し、さらにこってりしたものが食べたくなるという魔の時間に突入します。

この時間にテレビでおとりよせグルメ特集なんてやってたらもう・・・・・我慢しがたいですよね。

実は日中の過ごし方の工夫でも夜食を食べる習慣を防げるかもしれません。

気になる方はぜひ読んでみてください。



人はストレスを解消しようと甘くてこってりなものを食べる!?



人間は、ストレスやネガティブな感情になると、甘い高脂肪の食品やより多くのエネルギーの食 事をする傾向にあります。

甘い味や脂肪の味はドーパミンを介して気分を改善しストレスを軽減します。

一旦この方法でストレスを解消するとなかなかやめられません。

特に女性では男性にくらべて気分転換目的の間食が多い傾向があります。

日本の女子大生を対象に行われた研究では対人ストレスの程度が高いとお菓子やスナック 菓子の間食摂取頻度が増加していたと報告されています。



ストレスを感じることは午前に終わらせると過食しにくい!?


時間の長さの感じ方には色んな要因が影響しているといわれています。

詳しくはこちらの記事もご覧ください。


「代謝」も時間の体感に影響しているといわれています。

子供は代謝が高いので、時間が早く感じるのです。

さて、1日の中でも人間の代謝には差があります。

午前は体温が低く代謝が低い時間で、午後になると体温が上がり始め代謝もあがってきます。

そこで、時間が早く過ぎるように感じる午前中にやりたくないことをすることをおすすめします。

どうせやりたくないことをしなきゃいけないなら早く終わらせたいですよね。

過食を防ぐストレスマネジメントとしてぜひやってみてください。



午後のストレスは過食を招く?


アメリカで行われた実験で、午前(9 時)にストレスをうけた人の方が午後(16 時)にストレスを受ける人よりも夜間の過食を抑えられました。





どうしても食べたくてたまらない時には「マインドフルイーティング」


マーク・マトソン教授がすすめる「マインドフルイーティング」とは 5 感を使って じっくり食べ物を味わうことで少量の食べ物でも満腹感を得る方法です。

例えば一粒のレーズンを
①視覚  丸いな、しわがあるな
②触覚  意外と冷たいな
③嗅覚  甘い香りがする
④聴覚  音がするか確認、こする音がする
⑤味覚  口にいれて美味しい・まずいだけでなく、どんな味がするのか、食感はどうなのかじっくり味わい飲み込む時も意識す る ようにしてじっくり食べます。

必然的に食べるのに時間がかかるので少量で満足感が得られます。

普段の診療でも食べ過ぎを防ぐためにテレビやスマホを見ながらの「ながら食べ」はしないようにお話しすることがよくあります。

食事中は食事や一緒にいる人との会話に集中してみてください。



今回は頑張って我慢するよりも他の工夫で夜食や過食を防ぐ方法をお伝えしました。

継続できなくては意味がないので自分のなるべくストレスのない方法でできることからやってみてください。

次回のnoteもお楽しみに!

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