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【双子生活】双子妊娠がわかった瞬間にパートナーが考えなければならない3つのこと



自分の人生に双子が登場するとは思ってもみませんでした。親族に双子が多ければ可能性を感じられるのかもしれませんが、まったくそんなことはありません。

僕が双子妊娠から出産のイメージは、『コウノドリ』5巻に最も詳しいレベルです。まったく情報がないので双子(多胎)についていろいろ調べてはみたものの、やっぱりうまくイメージができません。

それでも、いくつかのことは絶対にやっておかなければならないということは、振り返ってお伝えすることができます。

1. すべての家事・炊事・育児、契約や支払い関係を把握して、実行できるか

双子を授かった経験のあるひとは医師から言われていると思いますが、いつ「管理入院」になるかわからないけれど、準備しておきましょうねと。

これは「そんなこともあるんだろうな」とは思いながらも、母体リスクとしては順調の範囲だったので、頭から外していました。そして、本当に「その日」は突然訪れます。僕も、普通に妊婦健診に行ったその日、「では、いまから入院ですね」とさらっと・・・

本当に突然です。妊婦健診に同行できない場合は、電話かメール、LINEなどでいきなり来ます。

「今日(いま)から(出産まで)入院」と。

僕の場合は4歳の長男と2歳の次男がいました。朝、普通に保育園に送った彼らは何も知りません。お迎えには行きますが、「今日からしばらくママいないから」と言わなければなりません。

それはそれとして、翌日に出張があるとか、大きなプロジェクトを進行中とか、事情はあってもパートナーはいません。回せますか?

園児であれば送迎、毎朝夕の食事作り、家事や炊事。それだけでなく予防接種のタイミングと事前予約(と注射)、保育園や学校の行事、パートナーがPTAで役割を担っていれば代役も。

いつかは終わりますが、数か月という単位もあり得ます。僕は結果として2ヵ月でした。本当に「その日」は予期せぬ形で来ますので、家庭環境が急激に変化しても、いまの「働く」を変えられる、または常時OKな状態にしておけますか。

何より、どうしても回らないとき、費用をかけてシッターさんをお願いするとか、在住自治体の制度を使う、友人を頼る。こういうことがいつでもできるように準備をしておかなければなりません。

2. パートナーがいてくれても、動けない。サポートできるか。

仮に入院に至らなくても、お腹は日々大きくなります。だいたい妊娠6か月くらいで臨月のようなお腹の状態。そこから3,4か月をかけてさらにお腹は大きくなり、パートナーは動けなくなります。

父子家庭よりはマシかもしれません。大人の目があるのはありがたいことです。しかし、そのような状態では絶対安静はもちろんのこと、物理的にできないことも増えてきます。お腹の子どもだけで精一杯、命を懸けてくれていますので、それ以外のすべてのことは回避すべきです。

「できる」といっても、ダメです。何かあったら大変なので。自分のケアはよいかなとも思います(個人的経験です)。

そう、つまり、自宅にいてくれる安心感はありますが、買い物や炊事、家事はもちろんのこと、何かあれば検診に立ち会うこともしますし、僕の場合は第一子、第二子のお迎え、食事、お風呂、着替え、寝かせつけもしてました。

上の子が小さいと、どうしても局面局面で「ママ!」となります。そのため、パートナがいてくれて嬉しいのに、子どもにとっては「ママ」がいるのに「ママ」から離される、自分としてはママから離さなければならない(自分は嫌われる)ところで育児をするのはなかなか大変です。

ウチの場合は、その状態を「父子家庭状態」+「介護」の両立みたいだね、と言ってました。ただ、管理入院に比べたら、やっぱりありがたいですが、お腹の双子を守るために他の子どもをママから引き剥がす作業はシンドイです。

3.出産後もそんな状態は続きますが、時間割けますか。

無事に出産に至ればホッとしますし、自宅も明るくなります。しかし、僕らの経験の範囲では、(年齢があがっていたのもありますが)双子の出産が母体に与えた影響は、第一子、第二子とは比べ物にならないものでした(パートナー談)。

育児休暇に入ったとしても、双子の授乳だけで精一杯。体力は回復せず、身体の機能は著しく衰えていました。数か月もベッドの上で安静にする以外のことができなかったので当然と言えば、当然です。

ひとりでも圧倒的に育児は大変なのに、それが同時に二人いる。さらに上にママが帰ってきて、弟双子が家にいて、大はしゃぎ。そしてパートナーの身体がある程度回復する数か月(個人差あり)は、上述の2の状態に双子も帰宅、です。

自治体や保育園の判断によるそうですが、育児休暇中は働いていないことから、既に保育園に入園している子どもたちが通えなくなったり、早めのお迎え(時短)となることもあるそうです。

出産してすぐは外出することもままなりません。双子を抱えながら、他の子どもを保育園に迎えに行くのは厳しいと思います。幸い、僕の子どもたちが通っている保育園は理解があり、僕がお迎えに行ける時間まで預けてよいといってくれました。

過去の経験からわかるのは、双子妊娠がわかるということは、自分ひとりで家庭をすべて回せるようにすること。それは仕事やプライベートのことも含めてそうできるようにするしかありません。

「そんなこと不可能だ!」

と思ったところで、どうにもなりません。

そのため、双子妊娠がわかった段階で、周囲にそれを知らせつつ、どのような生活になり得るのかを整理して伝え、仕事やプライベートを組み直す作業になります。これは早ければ早いほどいいですし、曖昧にして後回しにしても、何ら自体は解決しません。

僕の事例でしかありませんが、少なくともそういうパパサイドの情報をほとんど獲得していなかったため、調整などとても苦労しました。ある程度わかっていれば、事前に工夫もできますし、心の準備も可能です。同じ苦労をする必要はまったくない、そう思っています。

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双子妊娠がわかったときに読む最初の一冊を作りたい!|GoodMorning(グッドモーニング)

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長男・次男・双子の三男四男のパパ。妻と共著『双子妊娠がわかったときによむ本』 NPO法人育て上げネット理事長、ほか。
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