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3月の記録♯多治見・滋賀・桑名

ギャルリ百草さん(岐阜県多治見市)
沓沢佐知子展 朔と望

ギャルリ百草さんで沓沢さんの個展をしていました。
写真でわかる通り、空間も鹿さんも透き通ってとても素敵。
近くで見ると、足にささやかな金銀のきらめきがあったり、漆喰つけっぱなしの生々しさがあるところがあったり
静かな中に少しドロッとした自然の生死観も感じました。

沓沢さんの展示は延期が決まり、3月31日まで開催されているそうです。
素敵なお庭とカフェもあり、心穏やかな気持ちで展示を満喫できます。
陶器などの作品が多いので壊さぬようにといつも手荷物も預かってくれます。
そういった心遣いもありがたいです。

上から水がポタポタ、黄泉の国へ

ギャルリ百草
〒507-0013 岐阜県多治見市東栄町2丁目8−16

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genzaiさん(滋賀県五箇荘)
川内倫子「いまここ」写真展 in 滋賀

写真家の川内倫子さんの個展が素敵な古民家で開催されていました。
五箇荘は川内さんの出身地だそうです。
「いまここ」という展示タイトルとギャラリーの「genzai」がリンクしてて
ここでやるべき展示という雰囲気がありました。
初日のトークショーにも参加しクラムボンの原田郁子さんとの対談トークでした。
お二人ともお酒を飲みながら和気藹々なトークショーでした。

谷川俊太郎さんと原田郁子さんのコラボ企画から発展し
川内さんへ谷川俊太郎さんとコラボしては?と提案があり
「いまここ」という詩×写真の本が生まれたそうです。

川内さんの写真は光の柔らかさと強さを捉えていて
ご本人も同じような印象を抱きました。
作品を撮る時に大事なことの一つに「自分を消すこと」があるそうです。
撮っているときは気配が消えてる、とよく言われるとおっしゃっていました。
撮影する瞬間は被写体と一体感があるのかなと
写真と見比べてそう感じました。

トークの後には原田郁子さんのライブもあり、
感動で泣いている方もいて、原田さんも釣られ泣きの中歌ってくださいました。古民家のあったかい雰囲気によってより、生きている感覚が引き出されて、溢れていました。

こちらの展示も31日まで。
カフェやグッズ販売も豊富でした。

genzai
529-1441 滋賀県東近江市五個荘川並町732−1

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六華苑(三重県桑名市)

友人に会いに桑名へ
桑名へは電車ですぐなのですが、なかなか行く機会がなくほぼ初めて歩きました。
六華苑は洋館×和館のお屋敷です。
ブルーの丸っこい建物が少しムーミンぽくて可愛いなと思いました。
和館は映画の撮影などでも使われることがあるそうです。
明治時代に建築されたこの建物に、西洋の夢が詰まっているような、
一歩踏み出せば別の世界に行けるきらめきを感じられました。

お庭もとても広く整っていて、行った日は季節外れの雪が降る日でしたが
それもとても美しく、木々の間から光っていました。
夏にはきっと、鮮やかな草花が芽吹くのだろうなと思います。
敷地内に神社もあり、ここの空間に色んな生活がギュッと詰まっています。

六華苑
〒511-0009 三重県桑名市桑名663−5

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ちなみに

多治見に行った時に山を散策して今回も可愛い石をゲットできました。

おわり

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