石が語る生活:ヘルシンキと高山編
旅行先に行くと石を拾ってしまう。
そういう時はひたすら下をじっと見て、
黙って集中して、
この場所で持ち帰れる
この場所を象徴する石はどれか見定め
拾っていく。
そういう石には思い出と記憶と
そこの土地そのものが含まれていて、
唯一無二のお土産品となるのだ。
トップの写真はヘルシンキのスリオメンナという島で拾った石。
可愛い色合いと島に流れ着いたまんまるな記憶。
ムーミンが出てきそうな小さな島たち。
ムーミンにあるような可愛いの中にある突然の大砲(狂気)。
そんな風景がこの石を見ると思い出されます。
星粒を含んだような石のキラキラ。
宇宙が広がるような粒子の中に夢がいっぱい詰まっているように思います。
夢というかロマンかもしれない。
この写真は先日の高山で拾ってきた石たちです。
線状になった層を感じられる石だったり、
花崗岩のような 油絵の具をぐにゃぐにゃ混ぜたような、とろけるような石。
あんまり丸くなりきらないような
そんな石たちがなんとなく山の頑固そうな姿を表しているように感じます。
(こうして書いていると、石の図鑑を買ってしっかり分析してみたくなります。今後の課題ということで)
皆さんが旅行先で集めてしまうものは何ですか? もしよかったら教えてください。
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