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中国がアメリカを抜いたとき起こること

このまま中国を野放しにして経済成長させ、軍事的な技術力や軍事力そのものがアメリカを抜き去ったとき、アメリカの覇権が崩壊します。
アメリカも中国も仲良くこの世界で共存できればいいのですが、世界はそんなおとぎ話のようにはできていません。
中国はすでにその経済力、技術力、軍事力を背景にアメリカを挑発し始めています。

これまでの歴史でも覇権国の衰退と新興国の追撃の時期、つまり世界の覇権国が入れ替わるときに必ず戦争が起き、新興国が叩き潰されるか、覇権国が入れ替わるのか、どちらかの決定がなされます。
今回も多分にもれず、覇権国として世界に君臨し続けたいアメリカと、それを覆したい中国の争いが既に始まっています。

自由と民主主義に基軸を置き、資本主義国として発展してきたアメリカ。
社会主義国として建国され、資本主義を一部に導入しつつも政治のあり方として選挙を導入せず、一党独裁として社会主義精神を貫き通そうとする中国。
この2つの国が共存している世界はやはり長続きする訳がありません。
考え方の全く違う両者は、その力が拮抗する時、争いに発展するのが普通だろうと思います。

中国の勝利後に訪れる未来

想像したくありませんが、この2大国の争いで中国が勝利してアメリカが負けた場合の未来を考えてみましょう。
まず、中国近隣の北朝鮮は中国の属国になるでしょう。付随して韓国もアメリカの同盟国から中国の属国になるでしょう。続いて日本ですが、日本は最後まで中国の属国になることに抵抗するでしょうが、中国はその軍事力を背景に日本を侵略します。
そんな馬鹿な。今どきそんなことをする国がある訳ないじゃないか、とお考えの方もいるでしょうが、中国がチベットやウイグルに対して行ったことを調べてみてください。中国共産党とはそういう政治体制であり、思想なのです。アメリカに勝利した場合、日本を侵略することは当然の権利のように行うでしょう。
中国による日本の侵略を、日本の同盟国が中国に変わるぐらいだろうと侮ってはいけません。
中国は必ず日本の政治体制を変え、日本民族を粛清します。
つまり日本人はこの世から抹殺され、この土地に中華民族が移住してくるということなのです。

共産国を覇権国にしてはいけない

現在の世界の覇権国はアメリカです。そのことがいい事なのか、悪いことなのかという議論は置いておいて、少なくともアメリカは自由主義の国であり、民主主義の国であり、法治国家であります。そのように日本の価値観と親和性の高い国が覇権国であるのと、社会主義で、選挙もなく一党独裁の中国が覇権国であるときとを考えると、どちらかを選べるとすればアメリカの覇権が続いたほうが日本にとっては幸せなのは自明でしょう。

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