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[#5]大学受験を経て感じたことなどを色々書く【雑記】

皆さんこんにちは。工藤です。さて早速ですが報告…

↑リア垢の投稿。ちなみに前期入試は落ちた

大学受験が終わりました!!!!!!!!!!!!!!!!

去年の2月19日から1年間ほどTwitterから(ほぼ)消えていたので本当にお久しぶりです。失踪していた間のことを振り返って色々書いてみようと思います。内容の性質上どうしても自分語りが多くなってしまいますが、それでも良ければ最後までお付き合いください。

※当記事は筆者の主観を中心に構成しています。


1.勉強のモチベ上げに模試が超使えた話

まず最初に、模試が勉強のモチベーションアップにとても使えたという話をします。

何だかんだ受験勉強さえやっていればおのずと学力は一応上がってくれます。そういう意味では模試はまさに自分の学力の進捗を目に見える形にしてくれるのでとても勉強のモチベーションが上がりました。模試の成績表を使って勉強のモチベーションを上げるコツは「前回よりも出来るようになった部分をしっかりと見抜く」ことです。まぐれではなく、本当に自分の学力を上げたことによって点数が伸びた科目や分野があれば率先して発見して「自分はやれば出来る」という言説の客観的証拠にしてやりました。

また、私は中3から受験勉強を始め させられ 、現役で合格するまでの4年間、一度も「勉強をしたいから大学に行きたい」と思うことはありませんでした(※)が模試を使って勉強のモチベを上げる手法を応用して「模試で少しでも高いスコアを叩き出す為に基礎学力を上げよう」と考えるようにして何とか勉強を続けました。そしてその過程で鍛え上げられた基礎学力、即ち“地力”で入試本番を叩きのめしてやろうという算段で勉強していました。

※就職先の選択肢が広がる+生涯収入の大幅増加が見込める、というのが筆者が大学受験をした理由です。このような理由で大学受験をする人にはこのモチベの上げ方はおススメです。

受験生である以上、自分が大学に合格するために必要なことは常にやり続けるべきですから、必要な努力を少しでも続けるためにも物の捉え方は大事だなということも強く実感しました。

余談ですが、高3の6月に某予備校主催の共テ形式の模試でリーディング37点を叩き出してしまった時は頭が真っ白になりましたし、共テ本番までトラウマになりました(英語の点が伸び始めた時期だったので尚更…)。

2.Twitterの情報だけで大学を判断するのは止めとけ

次に、大学の情報について。

Twitter上での大学・大学群の評価はあまり参考にするべきではないと改めて思いました。特にTwitterには大学について「良くも悪くも強い拘りを持つ方」が沢山いて、そういう人達の発言だけから大学の評価を仕入れていると大学群(特に早慶以外の私立大学群)への評価が過小になりがちです。確かに、高い理想を持つことそのものは問題ありませんしそんな人達の発言を眺める行為も決して否定はしませんが、「意識の高い人が勝手に言っているだけ」と割り切るのが無難だと思います。

ちなみに私(関西在住)は受験期にGMARCHへの評価をTwitterでしか見たことがなく、GMARCHが関関同立とだいたい同じぐらいの難易度帯であることを受験期が終わってから知りました。GMARCHって難しいじゃねーか。

3.一般入試勢から見て推薦入試勢は大して気にならなかった

次に話すのは、一般入試勢だった筆者から見た推薦入試勢への印象についてです。結論から言うとあまり悪い感情を抱くことはありませんでした。

推薦入試(指定校推薦、公募推薦、総合型選抜)を一般入試と比較した際の違いとして特に目立つと感じるものを2つピックアップすると、

  1. 受験に使うもの

  2. 受験期が終わるタイミング

この2つになります。私が主に言及したいのは2.についてです。

この記事を読んでいる皆さんもだいたい想像がついているでしょうが、推薦入試が主に行われる秋(9~11月)から私学一般入試・国公立入試が行われる2,3月までの期間は一般勢が受験勉強に勤しんでいる一方で推薦勢は比較的スケジュールに余裕が出来がちです(それ自体は必然的なことなので全く悪いと思いません)。そしてこの期間において一般勢と推薦勢の間にどことなく緊張感が漂う、と世間的には言われています。

実際、筆者の周辺にも秋~冬にかけて推薦勢の普段の様子やツイートを見て鍵垢で不満を露わにしていた一般勢の人がいました。反対に、同じ時期に一般勢が勉強している様子や「勉強しんどい」等の一般勢のネガツイを見て「自分はこんなの(※)で良いのだろうか」と自責の念に駆られた推薦勢の人もいました。

※その人は総合型選抜(実技試験)で自分の実力を発揮して第一志望に無事合格しましたが、数時間単位の遅刻を合格後もほぼ毎日しており授業によっては欠席のし過ぎで留年(=卒業延期による合格取り消し)の危機に瀕したこともありました。最終的にその人は留年することなく無事に高校卒業したのでもう関係ありませんけどね。

どちらの言い分にも理解できる部分と疑問を感じる部分があります。その上で一般勢だった私は推薦勢の人達についてどう感じていたのかというと、どんどん遊んでくれ、何なら遊びに限らず車校やバイトの話題をTwitterやInstagramで積極的に発信して欲しいとすら感じていました。筆者の高校ってバイト禁止だったはずなんですけどねぇ

何というか、勉強以外の楽しい投稿を見ていると自分も現役合格して早く「あっち側」に行きたい気持ちが喚起されて個人的には良い刺激になっていました。もし私が心変わりして推薦勢の投稿を見るのが嫌になってもミュートすればそれで済むので、推薦勢が楽しそうな投稿をしていても私は大した問題だと思いませんでした。また、筆者の身近にいた彼らはとても良心的な人達で、学校で騒いだり授業に消極的な態度を(少なくとも私の視界内では)表立って取らなかったことも私が推薦勢に悪感情を抱かなかった一因かもしれないです。物理的に存在する事物はミュート出来ませんから。

少し長くなってきたので纏めると、色々な要因が重なって筆者は推薦勢に対してさほど嫌悪感を抱かずに受験期を過ごしました。

というかそもそも、他人がどの受験方式で大学に入ったかなんて私には本当にどうでも良いし興味が無いんですよね。

4.受験が終わった直後に起きたこと

最後の話題です。ある意味一番書きたかった項目かもしれません。

今からとんでもないことを書きますが、大学受験を終えてからしばらく経って感じたのは受験生ってある意味楽なのかもしれないなという感覚でした。何せ受験勉強さえやっておけばそれで良いのです。

リア垢の投稿2

異変が起きたのは卒業式の翌朝でした。高校生を終えて大学に入学するまでの少しの期間存在する、自分が何者でもない時期に「義務」が何も課されていないことを自覚した瞬間に、これからは何をするのか全て自分の意志で発見して実行していかなければならないことを理解し、このままでは無駄に時間を消費してつまらない人間に成り果てる可能性を突き付けられて強烈なストレスに苛まれました。そこから約1週間は常に何かへの焦りを抱えながら過ごしていた記憶があります。

リア垢の投稿3

受験生という仕方のない状況だったとはいえ自分が与えられたことさえやっておけばいい状況にいたのを自覚したことはなかなか衝撃を受けた体験でした。そして、受験から解放されたことで別の苦悩に苛まれたことは全く以て想定外の出来事でした。

ちなみに今は急かされている感覚はそんなに感じていません。

5.終わりに

人によって大学受験をする動機は異なります。中高の間に自分がどう生きたいのかの道筋を見つけたからその進路に進む人、筆者のように就活で有利になりたい人、これら以外の理由を持って大学受験に臨む(臨んだ)人などなど。

私は昔も今も勉強への苦手意識を持っていますし、すぐ誘惑に負けます。先述の通り、勉強そのものへの意欲も大したものではありません。それでも自分なりにやれることをやって全落ちを回避して納得の行くラインの大学に合格できたのは嬉しいです。

生存者バイアスのような側面も否めませんが、トータルで振り返ると学問以外の観点からも得るものがあった期間だったと思います。この成功体験に慢心しないように生きていくことにします。

工藤

↑受験期によく聴いていた曲です

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