私にとって料理とは…

画像はある日の夕飯。

この日、持病の定期受診日だった。
緊急事態宣言が出たこともあり、数ヶ月先に予定していた検査もすることに。
その検査は一般的には大した苦痛は伴わないが、持病持ちの私には検査後なかなかのしんどさが襲ってくるため、検査を受ける日は帰宅して伏せる段取りをしている。
その日は急だったので夕飯の段取りをしていなかった。
帰路につく時間の経過とともにしんどさが増した。

帰宅して、手洗いうがい後、着たもの持ってったカバン一式洗濯する。
干した後、布団に入り安全な場所に置いたヒノキのアロマをたく。
(線香によく使われる香りが好き^^;)
あ〜今日はもう動けないと思いながら
爆睡 笑
ほんの30分寝ただけなのに
やけにスッキリ✨
前日に買って置いたブリのアラが気になり始め、起きて作れば今日の夕飯に間に合う気持ちと、しんどい今日くらい休もうよと言う自分が心の中で戦う。笑

私は自分に、どうしたいの?と聞いてみる。

青魚を生のまま何日も置きたくないし、体調も良くなってきたし、何より私がブリを食べたい!と結論が出て、いつもより遅いスタートで作り始める。
家族には先にお風呂にしてもらい、狭いマンションのキッチンでひたすら段取りする。

時間ないけど、
大根は米のとぎ汁で下茹でして面取りして、お米はお鍋で炊いて、ブリのアラは塩焼きと下茹でした大根と一緒に炊く。
さあ時間がない。
味がちゃんとしみるかな?
大根の皮のきんぴらも人参ごぼうと一緒に炒める。
前日に作った春キャベツのふりかけ和えも添えて(^_^;

大急ぎで作る料理。
さっきまで体が辛かったはずなのに、いつもよりも体が動く。

あぁ私は、料理がしたかったんだ。
このメニューを作りたかったんだと気づく。

以前は、しなければならないことの1つだった料理。
手をかけても気づかれず、出せば当たり前になっていくことにむなしさを感じて、手をかけない料理をするようになった。

そんな自分に後ろめたさを感じながらも惰性で作って出してきた。

でも3年前から、自分とは?当たり前って何?と言う気持ちが沸々と胸に沸き起こり、関心のある講座を片っぱしから受講した。

自分の中の当たり前は当たり前なんかじゃない!
思い込みや刷り込みのオンパレードだったことを知りかなりの衝撃を受けた。
でも、やっぱり私は変わりたい!
他人軸ではなく自分軸で生きたい!
そう思うようになり、少しずつ自分がどうしたいか考え、自分に聞くことから始めた。
やってみると、今までどれだけ自分を疎かにしていたか、ないがしろにしていたか気づいた。

だから、次々と体に不調が出てきたんだと納得。
今までごめんね。そしてありがとう♡
頑張って動いてくれた体を労う。

私が作りたくて作った料理。
子供が言うには、いつもより塩焼きの塩加減が良かったそうで。
あら炊きはまだ味しみが足らなかったけど、明日まで待てないと売れ行きが良かった。

そっか、
私がしたいと思うことを前向きにとらえて取り組めばいい結果になりやすい。
それは家族にとっても良い結果になるんだ。

子供の頃から料理は好きだった。
専門の知識を身につけたいと学校に行き資格も取った。
でもその資格を活かした仕事に今は就いていない。そこにも後ろめたさを感じながら料理に向き合えなくなっていたんだなと思う。

家族の為に活かせてると誰かが言ってくれた。ずっと引っかかっていたけど、今なら素直に思える。
家族のため、いやそれ以上に自分のために私は料理を作りたい!
段取りよく作っている時、少ない食材でうまく作れた時など私は自分で自分にガッツポーズをする。
そんな時は心身ともにリフレッシュしている。
「作る」ことだけに集中する時間も、家にいてできるセルフコントロールなんだなと気づく。
だから、私はこれからも、
自分のために料理を作る!
映えなくても、盛り付けが下手でも、
私が作りたいものを作りたいように作っていく!
20年以上主婦として料理を作ってきたが、ここにきて原点回帰 笑


年明けに初投稿してから、投稿されている方々の文章力や表現力に改めておののいてしまい、何を書くのかも浮かばない毎回でしたが、やっと降ってきた?(笑)ので、ありのまま、思うまま、拙いなりに書き出してみました。

#note #日記 #自分軸
#料理が楽しくなってきた

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