エッセンシャルグラフィクステロップ作成のコツ4選
①下揃えと自動で改行
テキストはデフォルトでは上揃えになっていますが 私はテロップを『下揃え』にしています。
中揃えの1行テロップと2行テロップ 下揃えの1行テロップと2行テロップ これを比べてみると一目瞭然だと思います。
次に [T]マークをクリックしてプログラムウインドウをクリックするいわゆる一般的なテキスト作成法では 文字を入力していくと その文字が画面の外へ出て行ってしまいます。
でも[T]マークをクリックしてから画面の中をドラッグすると そこにテキストボックスが生まれて 入力した文字がボックスの隅で自動的に改行してくれるんです。
このテキストボックスのサイズと位置を自分好みに変更して 基本のテロップ=デフォルトのテロップを作るとテロップ入れがメチャクチャ捗ります。
②こだわるなら左揃え
テキストの左揃え・中央揃え・右揃え
テレビ番組を見ていると 2行以上のテロップは左揃えが基本であると気づくと思います。
「そうかそうか」ということで ①でつくったテキストボックスの書式を左揃えにすると 文字列全体の位置が左右方向中央から左側にズレてしまいます。
テロップに入れる文字数はその時々でまちまちで それを事前に想定しておくことは出来ません。
ということはテキストボックスは画面の横幅=セーフマージンぎりぎりで用意しておく以外ありません。
なのでこだわってテロップを左揃えにするのなら、
この動画①のテキストボックスで自動改行をあきらめて、箱に囲われていない自由なテキストにする必要があります。
その上で[テキストの左揃え]に設定し [水平方向中央]を設定すればキレイな左揃えのテロップを作れます。
でも2行のテロップの度にこんな面倒な作業をしていられないので次の章へ行きます。
③よく使うテキストはデフォで置いとく
エッセンシャルグラフィクスでテロップを作るなら テロップ用のモーショングラフィックスを最初からタイムラインに置いておくとめちゃくちゃラクです
出演者ごとに装飾を変えている場合でも テロップづくりがラクになること請け合いです 順を追って解説していきます
まずは編集を始める段階 ここでは新規プロジェクトを作るのではなく 事前に用意した新規用プロジェクトを複製して編集を始めます そしてその事前に用意しておいたプロジェクトの中にはシーケンスも作っておきます このチャンネル用のプロジェクトの場合は
1080P用のシーケンス
4K用のシーケンス
YouTubeShorts用のタテ画面シーケンス
の3つのシーケンスがあります。
さらに YouTubeチャンネルを複数持ってる場合などは チャンネルが変わればテロップのデザインやルールが変わるため チャンネルの数だけこの新規用プロジェクトを用意しておくといいです。
なので動画制作を請け負っているような場合
番組毎
チャンネル毎
シリーズ毎 etc.
といった具合にテロップのデザインやルールの違いごとに新規用プロジェクトを用意しておくとメチャクチャ楽です。
そしてそのシーケンスにはエッセンシャルグラフィクスのテキストを配置しておきます 僕はV5からV7まで置いています そしてそれを無効化しておきます。
V5が基本のテロップ
V6が強調
V7がネガティブな表現の強調用テロップ
文字起こし機能やVrewを使う場合は基本のテロップは配置しなくていいという風に 動画に合わせて柔軟に変えていけば編集がめちゃくちゃラクになります。
💡 設定するキーボードショートカット
・タイムライン(をアクティブ)
・すべてのオーディオトラックをロック ロック解除
・ターゲットビデオ [123456789]の選択を切り替え
・すべてのターゲットビデオを切り替え
・クリップの有効/無効
・編集点を追加
私のキーボードショートカット
ビデオトラックV5~V8までの切り替え自動化
AutoHotKeyを持っている人はスクリプト
AutoHotKeyを持っていない人はWindowsの実行ファイルをダウンロードできます。
テキストの横幅調整
イラスト合体テロップの部分自動化
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