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日曜日の雑談_20210808_人生楽しんだもの勝ち

日曜日の19時前・・・。
サザエさんを見て「サザエさん症候群」になっていませんか?(笑)

今週からしばらく「日曜日の雑談」を始めようかなと思っています。

月曜日から金曜日はアメブロでブログをアップしていて、たまにこちらにも同じ記事をコピペしてアップしたりしてましたが・・・。どうやってアメブロとnoteを差別化したらいいのか?私のちょっとした課題でした。
今週から1週間の振り返りじゃないけど、雑談めいたことをnoteでアップしていこうかなぁ〜と思っております。

そんな初回に少しヘビーな内容なのかも知れません。
もしかしたら、人によってはタブーな内容で、こういったSNSでアップされることに嫌悪感を持つ方もいるかも知れません。ご不快な思いをされたら、ごめんなさいね。

私の友達に、もうじき、二度と会えなくなります。
今日の電話の様子だと、「もうじき」だと感じます。
もう、声を発することも、意思を伝えることも、難しくなってきていて、意識がある時間がこの数日で急に短くなってきていると、ホスピスで付き添っている義理の妹さんが電話口で教えてくれました。

「返事はできないけど、耳は聞こえているんで、電話で話しかけもらっていいですか?お願いします!」

妹さんの要請に、私は、大きな声で、ゆっくりと、泣き出したい気持ちを抑えて、友達に話しかけ続けました。

・もう少し頑張ろうよ!
・来年の春に息子君の高校の卒業式に出るんでしょ?
・コロナが落ち着いたら、みんなで会おうって約束したじゃない!
・まだ、話してない話しや、聞きたい話し、いっぱいあるじゃん!
・ねぇ、もう少し、もう少し、頑張ってよ!

妹さんが、「今、手を動かしてます!聞いてますよ!」「首を振ってますよ!」って教えてくれて・・・。

でもね、妹さんからの言葉に前に、私が話しかけた電話の向こうで、言葉になっていなかったけど、友達の息遣いが聞こえてきたんだよね。一所懸命、私の声に応えてくれている友達の、生きている、今、生きている息遣いが聞こえたんだよ。

友達には来春高校を卒業予定の一人息子君がいます。
いろいろあって、長い間、離れて暮らしている親子です。
息子君は、肉親だけど、お母さんにホスピスで付き添うことができません。

なぜか?
コロナが増えているからです。

息子君が住んでいる地域のコロナ感染者が急増していて、病院から付き添いも面会もNOを出されたと、妹さんに聞きました。

誰に文句を言えばいいのでしょうか?

病院の対応は、仕方ありません・・・。
コロナ対応がとろくて、あまい政府?
誰を責めれば、息子君はお母さんと最期の時間を過ごせるのでしょうか?
私の友達は、一人息子に伝えたいことを、言葉にならなくても伝えることができるのでしょうか?

私はクレーマーなので、クレームつけるのは得意です!得意技を活かせる機会なので、誰か、どうか教えてください。誰に文句を言えば、親子が最期の時間を過ごせるか教えてください・・・。

病気と闘っている友達は私にとって、高校に入学して初めてできた友達でした。教室の真ん中の列の一番前で隣どうしの席だった私たち。仲良くもあったけど、一番派手なケンカもした友達でした。でも、絶対に、お互い納得できるまで、話し合いをして仲直りをした友達でした。

先輩も後輩も関係なく、すぐに、たくさんの人と仲良くなれる彼女が羨ましかった人見知りでネガティブな私。そんな私に

『あのさ、人生、楽しんだ者勝ちだから!(笑)』
って、ガハガハと笑いながら言ってくれた彼女。

高校を卒業して、もう30年以上たつけど、その30年の間、なぜか、辛い時、この言葉を何度も思い出して、私は踏ん張ってきたことか・・・。

友情は永遠ではない。
特に女性はライフイベントがあり過ぎて、自分がチョイスするもので環境が変わっていって、気づけば、学生時代の友人と、ずっと定期的に会ってるなんて、そんなにないのかも知れない。

私も彼女から15年以上ぶりに、今年の春に余命が長くないと連絡を貰ったのだもの・・・。その15年、お互いに何があって今に至るのか知らない。薄っすらと、彼女の噂は聞いてるけど、噂のままで、知らなくていいと私は思っている。噂の真相は他の友人に聞けば分かるけど、高校時代にあれだけ、膝を突き合わせて、お互いの気持ちをぶつけあってきたから、もう、聞く必要はないと思っている。

友情も愛情も永遠ではない。きっと親子だってそうなんだろう。
常に、水をやって、時には水をやり過ぎないように注意して、栄養も与えて、お互いで育てていくものだと思う。育てる時には、きっと痛みを伴うこともある。言いたくないことも言わなくてはいけない時もあるのだろう。もしかしたら枯らしてしまう危機にだって遭遇するのかも知れない。だけど、それを乗り越えたら、15年以上ぶりだって、一気に時間を超えることはできるんだよね。

どうか、大事な人とぶつかることを怖がらないで欲しい。
ぶつかりあった先にしか手に入れることができない関係性がある。
逃げないで、まぁまぁのなぁなぁの関係が長く持続されると思わないで。
あなたの大事な人と、いい意味でぶつかりあって欲しい・・・。


くぼたじぶん研究所
くぼた あけみ
キャリアコンサルタント
シニア産業カウンセラー




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