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日曜日の雑談_20220213_システムで考える

こんばんは。

ランチが14時で遅かったのと、お腹空き過ぎでガッツリ食べちゃって、この時間(20:00)になってもお腹が空きません(笑)
たいてい、休日はこんな感じ。お昼がひどい時だと15時ちかくになるから、夜は食べないとかねぇ〜。
まぁ、人間も動物だから、三食お腹が空いてもいないのに、食べるってのもおかしなもんだよね(笑)

外は夕方から雪がまた降り出してきました。木曜の大雪が、だいぶ溶けてきたのに、また積もりますなぁ〜。
明日の朝、出勤のみなさま、お気をつけてぇ〜。

15年近く前に通っていた通信制の大学。
なぜか、張り切ってゼミを履修した。(通信制だからゼミ登録は希望者のみなのよね)でも、その張り切りで、今でも仲良くしてる友達もできたのよね(笑)ありがたいわ。

ゼミの先生は「あっこ先生」。
もう天国にいってしまったのだけど、指導してもらっていた時、70代だったと思う・・・。とてもオシャレで、パワフルで、行動力があって、人気の先生でした。たまに、ゼミ中に居眠りしてたけど(笑)

あっこ先生は「家族療法」という心理学の療法を扱う先生でもありました。
カウンセリングは、カウンセラーとクライアントの1対1のことが多い。もちろん、集団でおこなうカウンセリングってのもあるけど、基本的には1対1なんだよね。

「家族療法」は問題を抱えたAさんがいたとしたら、Aさんだけにアプローチするんじゃなくて、Aさんを含めた家族全員にアプローチする心理療法。

よく、あっこ先生が言っていたのは
「もっとも、弱き者に、その家族の問題が出てしまう」

ざっくり言えば、本当はAさんのお父さんの問題が、お父さん本人に出るのではなく、その家族というシステムの中で一番脆弱なAさんに出てしまうということ。ケアすべきはお父さんであって、お父さんをケアできれば、自然にAさんの問題は消えていく。

そこを知らずにいると、Aさんのケアばかりしていても、結局、問題の根源は絶たれていないから、いっこうに回復はしないのよね。
鈍いカウンセラーはいつまでもAさんだけに関わってしまう。

Aさんが、Aさんが持つ機能を・・・「機能」って、ちょっと固いか(苦笑)
Aさんが持つ能力を、無駄なネガティブなストレスを受けることなく発揮できる場があることが一番望ましいよね?
だけど、持っている能力を発揮できない疎外する要因があったら?
違う環境(場所、人)であれば、発揮できるとしたら?
それは家族でも職場でも調整した方がいいよね?

この連休に観てきた映画「前科者」。
この映画でも、やっぱり弱き者が問題を抱えてしまっていたのよね。
映画の中では、いくつかの救える場面はあったのに、救えずに悲劇が次々と起こっていって・・・。

人は一人では生きていない。社会的な動物だから、自分が所属するシステムの影響をどうしたって受けてしまう。そのシステムが、自分が機能するためによきものであればいいけど、そうとは限らない。映画ほどの悲劇じゃなくても、いろんな問題が起こるよね・・・(問題に大きいも小さいもないんだろうけど)

来月から、家族療法の勉強会に参加することになって、久々に、あっこ先生のことを思い出しました。
きっと天国でも、オシャレして、明るい色の口紅して、パワフルに過ごしているんだろうなぁって思う(笑)

私は学んだことを、どうやってアウトプットしていこう?
今日アマゾンから届いた課題図書を前に、悶々と考えている・・・


くぼたじぶん研究所
くぼた あけみ
キャリアコンサルタント
シニア産業カウンセラー

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