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子どもの9割が喜んだ、親にかけられた嬉しい言葉
この記事は、久保田学園グループ代表久保田と集団指導部門責任者疋田が”生徒の声アンケート”をもとに対談したものです。
疋田:”親(大人)に言われてうれしい、またはやる気が出る言葉や振る舞いがあれば書いてください。”というアンケートを取りました。
久保田:子どもの声は、見てみたいという保護者の方も多いのではないかと思います。私からは、声かけの”この部分が素晴らしい”というポイントを解説致します。参考にしていただき、是非お子様に声をかけていただきたいと思います。
・「へぇ~ええなぁ」「すごいやん」 中2男子
・「え!?もうおわってるやん天才」、「お母さんにはできない!!すごい!!天才」 小6女子
疋田:やっぱり褒められると嬉しいという声が多いようですね。
久保田:やはりシンプルに「すごい!!」「天才」といった褒めは、子供たちの自己効力感を高め、自分が評価されていることを実感させますね。
・ほめる。ポジティブな声かけをされたとき。低い点をとっても次次!って言ってくれるとき。 中3女子
疋田:この”次次!”っていうのはいいですね。大切なのは次の成長なのですから。
久保田:本当にそうですね。どうしてもテストの結果が悪かった時は後ろ向きになりがちです。原因を考えるうえでは確かに大切なのですが、人から悪かった部分を指摘されることほどやる気が下がることはありません。親から次!って行ってくれると子ども安心して次の為に何に取り組めば良いか考えることができます。
・心の底からうれしそうにしているとき。めっちゃ全力でホメてくれたとき 中3女子
・なんでも「いいよ」と言ってくれた時、笑っている時 中1女子
疋田:言葉もそうですが、伝える時の態度も大切ですよね。
久保田:子どもは言葉以上に親の態度に敏感なものです。言葉が上手く出せなくても、親が明るくふるまっているだけでも子どもは元気を貰えるものだと思います。
・テスト前日に好きなご飯がでるとやる気が出る 中2女子
・勉強終わった後のデザート!! 中1女子
・努力を認める発言。いつもより少しごうかなご飯だった(テスト後)とき。 中3女子
・なんか勉強中にコーヒーとかを淹れてくれた時。 中3男子
・バイ貝あるよ 小5男子
疋田:なんだかんだでごちそうやおやつと言ったご褒美は嬉しいものですよね。こういうことでリラックスできたりリフレッシュできるとモチベーションもあがりますよね。
久保田:ここで大切な事は、結果に対してのご褒美ではない事ですね。”努力を認めているよ”というメッセージをご褒美で表現されているところが子どもも喜んでいるポイントだと思います。これが子どもの自己肯定感を高め、勉強の根本的なモチベーションになります。
・「アイスあるよ」、何も言わない(勉強に関して) 中1女子
・何も触れないでくれるのが一番うれしい。なるべく否定しないでほしいから。 中3女子
疋田:子どもは勉強に関しては何も言わないでほしいという気持ちがあるようですね。ですが親としては、なんとかして関わりたいという気持ちもあるとは思います。
久保田:そっとしておくことと、親として関わることのバランスは本当に大切だと思います”子どもを尊重しよう”という気持ちで子どもを見守り、時には指導するという事が大切ではないかと思います。自立期の子どもへの対応として、いかに子離れしていくかというプロセスにおいて大切な事だと思います。
次回:子どもの8割がやる気ダウン、親からの辛い声掛け