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SNSでも話題。ウェアラブル近視デバイス”クボタメガネ”の開発まとめ

こんにちは。
窪田製薬ホールディングス広報の市川です。

窪田製薬は、”世界から失明を撲滅する”ことをミッションとし、目に関わる創薬、デバイス開発を行っています。創業者の窪田については(こちら)にまとめてありますのでご覧ください。

昨日、クボタメガネの初期型プロトタイプの完成を発表させていただきました。

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クボタメガネは、2020 年5月に卓上デバイスにて対象眼と比較して眼軸長の短縮を確認し、開発を加速しているメガネ型の近視の治療・抑制デバイスです。

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2020 年8月、ウェアラブルデバイスを用いた臨床試験において、被験者の網膜に 1日数時間の網膜周辺部へのぼかした像の投影(myopic defocus stimulation)で眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が対象眼と比較して短縮するという結果が得られPOC(Proof of Concept:概念実証)が確認されています。

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クボタメガネは、当社独自の網膜に人工的な光刺激(画像)を与えることで、近視の進行の抑制・治療を目指す技術を使用しています。

米国では CooperVision 社の「MiSight 1 Day」という製品が、網膜に光刺激を与えることで、近視の抑制効果があると認められ、米国食品医薬品局(FDA)より認可を受け、販売されています。多焦点コンタクトレンズの仕組みを応用し、自然光をぼかして網膜周辺部に刺激を与えることで、単焦点コンタクトレンズと比較して、近視の進行を抑制することを証明したコンタクトレンズです。

一方、当社グループの「クボタメガネテクノロジー」は、この理論的根拠をもとにナノテクノロジーを駆使してメガネに投影装置を組み込むことで、自然光をぼかすことなく、直接一番効果的な映像を網膜周辺部に投影し、先行品よりも短時間の使用でより自然な見え方を維持しながら、高い近視抑制効果の実現を目指しています。

クボタメガネのデザインは漫画キ○レツ百科の「勉三さん」 ?!

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(写真:クボタメガネの試作機を着用する窪田社長)

2020年7月に、アイウェア業界国際的に活躍しているイタリアのデザイナーMassimo Pinazza 氏とClaudio Dalla Longa 氏にデザイナーとしてチームに加わってもらうことを発表させていただきました。

このニュースをご存知だった方の中には、これが彼らのデザインなのか、と驚かれた方もいると思います。笑


でも安心してください。


彼らは、現段階では、ビジュアル面だけ出なく、ナノテクノロジーをどうすればメガネ型デバイスに組み込めるか、人が負担なく掛けられる重さにするにはどうしたら良いのか、などという部分からサポートしてくれています。

今後は、機能面だけでなく、さらに一般的に受け入れられやすいメガネのデザインを目指し、共に開発を進めていきます。

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世界的近視研究者 Ian Flitcroft氏のサポート

クボタメガネは、2020年11月にダブリン工科大学との共同開発を発表させて頂きました。

窪田製薬ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、当社 100%子会社のクボタビジョン・インク (本社:米国ワシントン州、以下「クボタビジョン」)が開発する当社独自のアクティブスティミュレーション技術を用いたウェアラブル近視デバイス「クボタメガネ」において、ダブリン工科大学(Technological University Dublin)と共同研究契約を締結したことをお知らせいたします。

この時、発表させていただいたCO-Investigator の Ian Flitcroft 教授は、WHOの会議から派生した世界の80を超える近視研究の専門家が参加し、共同で作成した報告書International Myopia Institute (IMI)の報告書の責任者でもあります。

Ian Flitcroft 教授から以下のようにコメントをいただいています。
「我々はクボタビジョンと共にダブリン工科大学にて、クボタメガネのプロトタイプ臨床試験を実施することを大変喜ばしく思います。このデバイスは、我々が数十年にわたって研究してきた、網膜への焦点ボケが眼の伸長にどのように影響を及ぼすかという動物実験の成果を臨床領域へと発展させるものです。今回の臨床試験の最も興味深い点は、受動的な光(生活の中の光)に依存することなく、人工的に調節された焦点ボケした光を網膜に投影することにあります。このテクノロジーは、近視の視覚補正と眼の伸長を調節するための網膜周辺部への刺激を完全に分離することを可能にするものです。」

世界の様々な様々な分野の専門家に協力いただきながら開発を進めているクボタメガネ。

進捗をお知らせするたびに主に強度近視のお子さんを持つ親御さんから、多くのお問い合わせをいただいております。

近視には様々な治療法がありますが、いずれも軸性近視の根本治療に繋がるものはありません。

クボタメガネは、今後も科学的エビデンスを積み上げつつ、2021年内にまずはアジア諸国での商業化を目指し、開発を推進していきます。

”世界から失明を撲滅する”

患者様のご期待、多方面からの声援に応えられるよう、これからも日々精進してまいります。

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