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番外編:広報が直面している情報の”際”

こんにちは。
窪田製薬ホールディングス広報の市川です。

窪田製薬は、”世界から失明を撲滅する”ことをミッションとし、目に関わる創薬、デバイス開発を行っています。創業者の窪田については(こちら)にまとめてありますのでご覧ください。

今回は、恐縮ながら少しだけ、窪田製薬の広報として従事する私の感じていることや、これから必要だと考える情報発信について、自分の考えをお伝えさせていただければと思います。

※今回は、私個人の日記のような構成になっております。あらかじめご了承ください。

私は、少しでも多くの方に窪田製薬のことを知っていただき、理解していただける方を増やす為に、2019年8月に窪田製薬に入社いたしました。

昨今の世の中では、少子高齢化と共に、持続可能な医療や介護の問題は、社会課題として取り上げられることが多く、窪田製薬も注目していただくチャンスがあると考えています。

情報ギャップ、広報のできることとは?

「情報が難しいな…」

これは、わたしが窪田製薬に入って率直に感じたことです。

窪田製薬のソリューションは、「未だこの世に存在しないもの」を眼科領域に特化して開発しています。

よって、情報が専門的で、またその量も少ない。特に、日本語の情報は本当に限られていますし、英語が出来る方であっても専門用語を理解するのには苦労します。さらに、解明されていないものにはたくさんの仮説やデータがあり、確からしい最新情報を探すのがとても大変でした。

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広報としては、正しい情報を、出来るだけ噛み砕いてお伝えする必要があるのですが、リリースやコーポレートサイトの情報は、あまり噛み砕きすぎてしまうと、学会の先生や、大学教授、臨床医などにとっては見えづらいものになってしまいます。

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そこで、第三者メディアを通じて、客観的な視点から情報を伝えていただくことが非常に有効なのですが、「果たしてそれだけで良いか...?」と自問自答することになりました。

専門メディアを除く、多くのマスメディアでは、視聴率の取れるもの=多くの国民が興味のあるものを取り上げているように思います。そこで、窪田製薬のことを紹介していただいたとしても、製品化されていないこと、また開発の細かな情報はわかりづらいことから、大枠の開発イメージを伝えてもらうことになります。

もちろん、それ自体は、非常にありがたく重要なことです。しかし、そこでせっかく興味を持っていただいたとしても、そこから詳しく知りたい方にとっては、情報が難しく、不親切な設計になっているのではないかと考えています。(※イメージ図)

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直面!情報流出のリスクの瀬戸際

そのようなことを考えているうちに、今まで出せていなかった情報を出すことができる、最初のチャンスが到来しました。

12カ国で行われている研究開発のうちの一つの拠点、ベルン出張が決まったのです。

普段見られない海外の研究開発の様子をお伝えできるチャンス、ということで、あらゆる撮影器具を持参し、スイスへ向かいました。

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視察の様子や

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大学病院での臨床試験の様子、

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研究開発の様子、

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ミーティングの様子など

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分刻みで入ったスケジュールに同行させてもらいました。

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しかし、お察しの方もいらっしゃるかと思いますが、詳しくお伝えしようにも、世界最高峰の技術は、知的財産として厳重に守られています。むやみに撮影したり、シェアすることはできません。

よって、、

危なげなく撮影・公開できるのは、
ランチで食べた大盛りのパスタや...

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ほうれん草の入ったラビオリくらいです...(ご期待いただいたみなさま、本当に申し訳ありません。。)

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少しでも情報提供を 〜いますぐに広報ができること〜

これから広報活動は、2つの軸で動いていこうと思います。

⑴窪田製薬を理解していただける情報を提供をする
研究開発のこと、社長の動きなどは、気軽にお伝えできないものがたくさんあります。しかし、情報を整理したり、リリースでは、そこまで触れられないような情報を発信することはできます。

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そこでまずは、この間になるような情報を充実させようと考えました。

ここでは、まさにこのnoteの更新や、専門誌への情報提供、SEOの強化などが考えられます。せっかくなにかをきっかけに窪田製薬に興味を持っていただいた際に、しっかり分かりやすい情報を提供すること。

当たり前のことかもしれませんが、非常に重要だと感じています。

⑵窪田製薬を知っていただく機会を増やす

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代表の窪田は、強い信念のもと、人と被らない発想で、開発をする研究者であり、起業家です。時としてその発想は、多くの厳しい意見をいただくこともありますが、その発想・決断の背景を、できるだけ多くの方にお伝えしたいと思い、一層の露出機会を作りたいと考えています。

また上の表では、「マスメディアの情報」と書いていますが、SNSでの情報発信も重要です。少しでも窪田の考えや活動が伝わるように@KubotaPharma@BotKubotaをはじめました(また近々、別の角度のアカウントもはじめる予定です)。@KubotaPharmaでは、お知らせや活動内容、メディア情報などを配信しています。@BotKubotaでは、窪田良の著書『極める人ほど飽きっぽい』、『「なりたい人」になるための41のやり方』、窪田のメディアでの発言などから、窪田の考え方が伝わる文章を選んで投稿しています。

本当に少しずつ、地道な作業ではありますが、いろいろな角度から情報を発信できるSNSを育てていこうと考えています。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。日記というか、私の想いや考えをただ乱文で連ねる形となり、不快に思われた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。

今回あげさせていただきました2つの軸以外でも、コーポレートサイトの情報設計の見直しなどの様々な施策を行う予定です。

今後も窪田製薬の広報として、みなさまの叱咤激励を受けながら、頑張っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

広報:市川

「世界から失明を撲滅する」

窪田製薬ホールディングス



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