このドタバタ劇を振り返って

コロナ禍で迎えるにあたりいろいろドタバタ劇はありましたが、オリンピックは始まりました。皆さんは今回の一連の出来事をどうご覧になったでしょうか。
今回はこのドタバタを少し振り返ってみたいと思います。

組織の欠陥

すでにメダル獲得の競技も出てきて盛り上がってきておりますが、つい数日前までは運営側の解任劇などマイナスのニュースであふれておりました。運営側に名を連ねていた著名人の過去の言動が問題となり最終的に担当を解任されるという事態に至ったニュースです。
指摘された過去の内容に関してはここでは触れませんが、本件を東京2020組織委員会の組織の欠陥という視点で分析した記事がありましたので紹介します。

小山田圭吾炎上騒動に学ぶ、企業担当者が「ブラック著名人」とのコラボを避ける方法

こちらの記事では、内部的に改善を促すべき部門が機能するような組織デザインになっていなかったことが今回の原因ではないかと指摘しています。
組織の基本は、必要な権限と責任の適切な配置であると考えております。責任だけ付きまとうが何も権限が与えられていない組織では、今回のように組織が機能不全に陥ってしまう可能性があります。

オリンピック狂騒曲

約二年前、本ブログでこちらの記事を掲載しました。

この時はオリンピックが延期され、開催にあたっても直前にこのような状況になっているとは思いませんでした。また通常のオリンピックと違いいろいろな制約がある中での開催となっており、我々の競技の見方も変わってきています。
とはいえ始まったからには、これまでこの大会に向けて精進してきたアスリートの活躍を期待してオリンピックを楽しんでいきたいと思います。

特別な状況の中でのオリンピックとなっていますが、開催期間中やそのあとも含め何事も起きずにコロナの状況もこれ以上悪化しないことを願います。