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ハッピーな世界に向けて

先週、緊急事態宣言が全国に拡大されました。

新型コロナウィルスによる社会不安のもと、まだまだ先が見えない状況ですが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
外出自粛が求められており週末じっと家で過ごしているとだんだん気が滅入ってしまいますが、暗いニュースが多い中でも、ピンチはチャンスという発想で明るい話題はないかと今回考えてみました。

無料サービス

社会全体に変革を求められている状況の中、外出自粛と経済活動の継続を両立させるためにテレワーク(在宅勤務)が広がりつつあります。
無料サービスを利用してもらい、その後本サービスへ移行してもらうという戦略から見るとちょうどよいタイミングであるともいえると思われます。

・事業を支援するサービス

事業活動において自社サービスを無料で使用できるよう各社が無償サービスを拡充しています。

・学校の勉強をカバーするサービス

外出自粛の影響は社会人だけではありません。
今回の流れは首相の休校要請という形で子供世代への外出自粛から先行する形になりました。
授業時間が減少する中、学習時間をなるべく減らさないよう各種機関が奮闘していますが、学習サービス企業も無料サービスでサポートしています。

・飲食店のテイクアウト化支援

外出自粛の影響で繁華街など飲食店への客足が遠退き、売り上げの極端な減少が連日ニュースで報道されています。
そのような中、店内営業ではなくテイクアウトにスイッチして少しでも売り上げを確保しようとする動きも出ていますが、そのような店舗をサポートする活動も進んでおります。
こちらは純粋にボランティア(プロボノ活動)の要素が含まれていると思いますが、支援者たちは自分たちの持っている技術を活かしてチラシや看板のデザインなどを無償で提供しています。

働き方改革

以前本ブログにおいて、政府が求める働き方改革に関して見解を述べさせていただきました。

今回の話題は少し視点が違いますが、きっかけは予期せぬものであったとしてもせっかく生まれたテレワークの流れが、今後日本のビジネススタイルの標準になるのではないかと期待したいところです。
ピンチはチャンスという発想で今回の流れを考えていきたいですし。


番外編

最近テレビなどでも「ネコハラ」という言葉が紹介されていました。
在宅勤務が増えて平日自宅にいる時間が増えると、業務時間中にもかかわらずペットの猫が主人にちょっかいを出して仕事の邪魔をする画像や動画の公開がネットで増えています。

テレビなどで連日感染者数の増加や自粛要請の拡大など暗いニュースが増えていますが、ネコハラのニュースはほっこりできる明るい話題でした。

さいごに

先週、アーサー・C・クラークの『幼年期の終わり』というSF小説の名作を読みました。学生時代にも一度読んだのですが、最近また話題になっていましたので改めて読み返してみました。

私見ですが、こちらの話も現状も人類は何らかの形で試されている(成長を促されている)というのではないかと考えさせられました。
小説のほうは人類の域を超えて宇宙的規模の進化がテーマでしたが、我々はこの苦難を乗り越えて、よりハッピーな世界に移行できるよう望みます。​

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