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【The Guardian】3,000 paedophiles in French Catholic church since 1950s - inquiry head

 私情で更新が遅れていましたが、10月3日です。
 最近小中学校とかも分散登校が終わってみんなで登校というところが増えてきているみたいですね(僕は大学生です)。
今回は、小児性愛者と司祭の記事ということで見てきました。

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 キリスト教関係者による小児虐待行為を調査する独立委員会のトップが、1950年からこれまでに約3000人もの小児性愛者がカトリック教会に所属していたことを報告した。また、この数字は最低限の見積もりの数字であるとされている。
 この独立委員会は、2018年に立ち上がったもので医師や歴史学者、社会学者など22人から構成されている。
 2019年には被害者のためのホットラインも設置され、開始17か月で6500件もの声が集まった。これらの声や、教会、裁判所、警察等の文書をもとに2500頁にわたる報告書が作成された。
 これらの児童に対する虐待の多くは、フランスでの時効を迎えているため、起訴に至るケースは多くないと予想されているが、組織内に小児性愛者を抱えていた教会組織の特筆すべき文化的、制度的メカニズムを調査した報告書となる。

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 カトリックにおける聖職者は婚姻が認められずに、他の宗教に比べて同性愛者の割合が多いそう。教会とかかわる少年ら(ミサの手伝いやボーイスカウト)が性虐待の被害者になることはかなり前からあったとのこと。それにメス(明るみに出す)をいれる報告書ができあがるということで、結構おおごとなのではと感じる記事でした。
 全世界には約40万人くらいカトリックの聖職者がいるそうなので、そのうちの約3000人(多く見積もったとして4000人でも全体の1%)が小児性愛者だとしても、そこまで多いという印象は受けないのですが実際のところどうなのでしょう。
 なんにせよ、カトリック教会の文化や組織的な慣習がこの報告書により明らかになり、多くの人の利益になることを祈るばかりです。
日本のさまざまな組織慣習などもいつかは明らかにされていくのでしょうか。。。


記事はこちらから↓
https://www.theguardian.com/world/2021/oct/03/since-1950-some-3000-paedophiles-operated-in-french-catholic-church

(単語等をまとめたのでご参考までに)
paedophile:小児性愛者
priest:聖職者、司祭
obliging:よく人の世話をする、親切な
superior:上位の、上等の
Pope Francis:フランシスコ(ローマ教皇)
prosecutor:検察官
bishop:司教、監督
frightening:驚くべき
defrock:聖職を奪う
allegation:(十分な証拠のない)申し立て
denounce:非難する
overturn:ひっくり返す、否決する
conviction:確信、有罪の判決
archbishop:大司教


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