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夢や目標は、状態で定義することにした

#1ヶ月書くチャレンジ #書く習慣 #kubomiメモ
Day1:今抱いている目標や夢

覚えている限りで、最初の夢はパン屋さん。美味しいパンを自分の作った空間に並べて、お客さんに喜んでもらうことに憧れた。自分も休憩中にもぐもぐしたかったし。

小学校高学年にはハリー・ポッターの世界にハマって、不思議なものに興味がわいた。百味ビーンズ?なにそれワクワク。魔法使いになりたいなぁ。風の谷のナウシカのように、腐海の真実に迫る研究がしたいなぁ。

高校生になって、中学で始めたバスケットボールを辞めた。きっかけはコーチの「もっと太らないと!」当時十分ガタイの良かったアタイ。可愛い服を着たかったのだ!

部活を辞めると汗が出なくなったからか、体質が変化。アトピー皮膚炎になった。皮膚科に行ってステロイドを塗っても治らない。

知人に紹介された中医学のクリニックで、苦〜い薬と臭〜い塗り薬で治療。2年かかったが、皮膚がアトピー前よりも綺麗になるくらいの完治具合。不思議だ。なぜ天然物を乾燥させ混ぜたもので病気が治るのかわからない。

わからないは、おもしろい。漢方薬の研究がしたくて、足りない頭で薬学部に滑り込んだ。免疫学が主流の大学では不人気の、伝統医薬が学べる研究室へ。勝手に論文を読み漁って仮説を立てて、リサーチを楽しんだ。

一方で生薬学の世界は狭く、○○先生と○○先生は気が合わないなどの共演NG問題*が頻発。協力して解決しないといけない課題にも足並みが揃っておらず。「権力争いばっかりで、なんかしょ〜もな」と思ってしまい、修士号を取って製薬メーカーに就職し研究員になった。

*一部の研究者に見られる特徴で、すべての研究者に共通する特徴ではありません。

小学校の卒業文集に「研究者になりたい」と書いていたのを発見し、私は夢を叶えたのかと驚いた。とともに、強い違和感を持った。それはなぜか。

どんな研究者になりたいのか、研究をしてどういったことを叶えたいのか、研究をして自分はどういった状態でありたいのか。これらすべてをリンクさせて考えたことがなかったから。

最初の5年間は仕事がおもしろく裁量ももらえたので、好奇心に導かれるままに研究をした。でも、自分にはそれ以上はなかった。家族を犠牲にしてのめり込むほどには、会社での研究を通して叶えたいものはなかったし、「全部中途半端になったら、楽しくな〜さそう」と思ってしまったのだ。

今も、インタビューライティングが楽しくてインタビューライターに転職したけれど、売れっ子になる夢は持っていない。取材したい人は、いる。1人ずつ取材していきたいけど、それもゴールではない。(貪欲じゃないと成長しないと思うし、クリエイターとして良いのかは疑問。)

でも、肩書きや貯金は死んだとき持っていけないから。毎日、明日を想像して楽しい気分で寝ること、今日を迎えて楽しい気分で起きることを続けて、ポツッと死にたいのだ。

もちろん、楽しいことをするために辛い時期を乗り越えることは必要で。それは成長痛だと信じ喜ぶことにする。

家族にも社会にも、自分の幸せのために、幸せになってもらう。見返りを求めて何かをするという意味ではない。自分の幸せと家族や社会の幸せが重なるところで遊びたい。幼稚かもしれないけれど、今年で32歳を迎える私が今リアルに思うこと。

いつ死んでもいいように、自分が幸せであることを毎日の目標にしている。夢や目標を聞かれたら、「ハッピー野郎」と答えたいのだ。

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