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グラレコのヒミツ

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グラフィックレコーディングの実践で気づいた学びを紹介していくシリーズです。
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#ファシリテーション

Miroでオンラインワークショップを成功させる12の鍵。

こんにちは、くぼみです。 オンライン・コラボレーションのために生まれたMiroというプラットフォームが注目を集めています。今日は、オンライン・ワークショップを成功に導く鍵となる、「Miro」の便利機能とその活用方法をご紹介します。初めてMiroを使う方にも、使ったことがある方にも参考になればと思います。 Miroとは?Miroはオンラインで共同作業ができるホワイトボードです。付箋を使ったアイデア出しなど、オンラインの創造的なコラボレーションを実現する道具です。複数人でひと

ついに書籍化!『はじめてのグラフィックレコーディング』8/26刊行

こんにちは、くぼみです。 noteで連載してきた「グラレコのヒミツ」が、いよいよ本になります! 『はじめてのグラフィックレコーディング 考えを図にする、会議を絵にする。』として2020年8月26日に翔泳社より発売されます。 ▼8/26(水)に開催されたオンライン勉強会オンライン勉強会参加者のみなさんのグラレコまとめはこちら noteの連載が本になりました!連載「グラレコのヒミツ」では、私がグラフィックレコーディングを実践する中で気づいたことやコツをまとめてきました。そ

意味をひろげる「イラスト」、意味を絞る「ことば」|伝わるビジュアライゼーションのコツ

こんにちは、くぼみ(@kubomi____)です。デザインやビジュアルシンキングをやっています。「グラレコのヒミツ」では、グラフィックレコーディングの実践で気づいた学びを紹介しています。 意外に思う方も多いかもしれませんが、ことばは、ビジュアライゼーションにおける必要不可欠な要素です。ことばは、意味を伝える上で、欠かすことができません。イラストとことばの働きの違いとその関係を知り、効果的なビジュアライゼーションを作っていきましょう。 意味をひろげるイラストと、意味を絞るこ

「聞いたことをすぐに描かない」 グラレコに学ぶ、人の話を聞くコツ

こんにちは、くぼみ(@kubomi____)です。デザインやビジュアルシンキングをやっています。「グラレコのヒミツ」では、グラフィックレコーディングの実践で気づいた学びを紹介しています。 グラフィックレコーディングを実際にやってみると、議論に追いつけなくなることが少なくありません。そこで、私なりにたどり着いた、話の聞き方をご紹介します。会議のファシリテーションやコーチングなど、グラフィックレコーディング以外の場面でも役立つ考え方だと思います。 ▼話の聞き方について、以前投

デジタル・グラフィックレコーディングで可能になる会議の新しい共有の形

こんにちは、くぼみ(@kubomi____)です。デザインやビジュアルシンキングをやっています。「グラレコのヒミツ」では、グラフィックレコーディングの実践で気づいた学びを紹介しています。 前回の記事では、デジタルならではの表現力について、まとめました。 ここでは、デジタル・グラフィックレコーディングによって可能になる、新しい共有の形を提案します。 デジタル・グラフィックレコーディングの広がり もともとグラフィックレコーディングには、ホワイトボードや模造紙などのアナログな道

グラレコ・図解・ビジュアライゼーションを学びたい人必見の海外書籍まとめ10冊

こんにちは、くぼみ(@kubomi____)です。デザインやビジュアライゼーションをやっています。「グラレコのヒミツ」では、グラフィックレコーディングの実践で気づいた学びを紹介しています。 先日こんなツイートをしたところ、多くの方から「共有してほしい!」とお声を頂いたので、まとめてみます! 「グラフィックレコーディング」や「図解」を始め、日本ではここ数年「ビジュアライゼーション」に関心が集まっています。勉強したい人や身につけたい人が増えている一方で、日本語の関連書籍は意外

私がグラレコでよく使う3つの「レイアウトの型」

こんにちは、くぼみ(@kubomi____)です。最近アイコンを新しくしました。「グラレコのヒミツ」では、グラフィックレコーディングの実践で気づいた学びを紹介していきたいと思います。 これまで、グラフィックレコーディングの要素である、スケッチの描き方や図の描き方を紹介してきました。これらを組み合わせて、複雑な議論を一覧できるようにまとめていくわけですが、この記事では、その土台となるレイアウトについて、考えていきます。 分かりやすさの鍵はレイアウト 私がグラフィックレコー

伝わる絵を手早く描くコツ

こんにちは、くぼみ(@kubomi____)です。「グラレコのヒミツ」では、グラフィックレコーディングの実践で気づいた学びを紹介していきたいと思います。 前回はグラレコとは?について解説しました。 今回は、伝わる絵の描き方についてです。 先日、会社の先輩が担当している芸術系大学のUI/UXデザインの授業の1コマを担当させてもらうことになり、「アイデアスケッチ演習」をしました。人になにかを教えるというのは人生初の経験で、授業設計にはかなり悩みましたが、いろんな人にアドバイ

グラレコ、グラファシ、スケッチノート、何が違うの?

こんにちは、くぼみ(@kubomi____)です。「グラレコのヒミツ」では、グラフィックレコーディングの実践で気づいた学びを紹介しています。 そもそも、グラレコ、グラファシ、スケッチノート、とかいろいろな呼び方があるけど、何が違うの?と思って、整理してみました。 下の図はあくまでも私のイメージですが、違うけど似てる「見える化」の手段をまとめてみました。 上下の軸は、対象の範囲です。個人の理解のためか、ある集団の中で共有するためか、不特定多数に伝えるためか、という軸です。