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着床不全検査へ

2021年2月、着床不全の検査をしました。
 血液検査と子宮鏡の検査で、まずは採血。今までの採血では試験管(?)1本取るのに、今回は4本…!!貧血で倒れる&採血の時間が長すぎて気分が悪くなりそうだったので、ベットで横になって採血をしてもらうことにしました。今回担当の方は素晴らしく上手であっという間に終わったし、全く血も出ず、思わず「採血ものすごく上手ですね」とプロに向かって言ってしまいました。必ず隣で先輩らしき人が観察しているのですが、下手な人にあたると採血後3、4時間位経っても、絆創膏をはがすと血が出るときもあります(涙)まぁ私を練習台にして上手くなればいいじゃないか…と思うようにしていますが。

別日に子宮鏡の検査をしました。
 説明の段階で子宮鏡が車のバックミラーのような形に見えたので質問…

私「鏡を入れるのって痛くないんでしょうか?」
医「いつもの内診用の経腟エコーより小さいので痛くないと思いますよ。」

とのことで安心しました。そして検査では子宮鏡を入れても特に痛みナシ。胃カメラのようなカラーの映像が映し出され、順番に見ていくのだが、なんか画像が悪い。

医「あれ、映ったけど画像が悪いね。ピントが合ってないのかな?」
看「本当ですね~、ピントの問題でしょうか?」
医「もうちょっと近づけて、あれ~?遠ざけてみようか?あれ、なんでだろう?」

とやり取りが行われていて、私はとにかく手早く終えて欲しかったのですが、子宮の中でピントを合わせるためにゴニョゴニョ動かす時間が長くなってきて、変な想像が広がってきて気分が悪くなってきました。結局あまり画像は改善せず(-_-)

映像を見ていたのですが、自分の子宮の中には白いモヤモヤが沢山浮いていて(卵スープに入っている卵白のふわふわのような…)、所々にあかぎれのような赤い部分と口内炎のような白く炎症を起こしているところがありました。生活をしていても、生理痛が子どもの時から重いこと以外は痛くも痒くもないのですが、映像をみたときは驚きました。
沈黙の臓器と言われている子宮がこんな痛々しいことになっているとは…その時初めて知りました。私の母が30代で(筋腫ですが)、子宮全摘手術をしているので、私にもその気があるんじゃないかとずっと心配していました。

…そして子宮鏡の結果は「慢性子宮内膜炎」でした。
 
子宮内膜炎はなんらかの菌の侵入によって炎症を起こしているそうで、急性だと出産や流産の手術の際で菌が侵入したり、強い腹痛もあるそうなのですが、慢性とつくと3か月以上前に何らかの原因で菌が入ってしまったと考えて、特に自覚はないそうです。
妊娠の際にはこの炎症があると着床段階で難しいことが多いそうですが、治癒すればかなりの確率で妊娠が望めるそうです。

医師に「あなたの場合、不妊の原因はこれだと思いますよ」
 と言ってもらえて、本当かどうかはわからないけど、その時点ではすっごくスッキリして、涙がにじむほど嬉しかったです。

年齢と費用のリミットがあり妊娠したいのに出来ない中で、原因不明の不妊が本当に辛いです。何に対策を取ればいいかわからないからです。しかも同じ境遇の人は身近にいるのかもしれないけど、それぞれに隠しているので周りに気軽に話せる人もいない。

私は妊娠しない原因がわからないことが一番のストレスです。
若干手を出そうとしていましたが、怪しい占いやサプリメントに大金をつぎ込む気持ちもわかります(*_*)気持ちは焦るけど、焦ったから授かれるものじゃない。ということを、実体験で教えてくれた友人が出来ました!

次へつづく…。



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