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【イラストレーションコース授業体験レポート】イラストを分解して読み解く目が鍛えられました

KUAイラストレーションコース授業体験レポートとは?

京都芸術大学 通信教育部イラストレーションコースでは、さまざまなイラスト制作に関する授業を展開しています。今回は開講している授業内容と学生作品の一部を公開。実際に授業を受けた学生の声を通し、本コースでどのような学びを得られるのかをご紹介します。

今回は、斉藤拓也先生による「デザイン基礎2(イラストレーション)レイアウト・構図」の授業です。

【レイアウト・構図】の授業内容

イラストの印象を左右するといわれるレイアウトや構図を学ぶことで、伝えたいテーマを演出する方法を習得します。

レイアウトと構図とは何かを知る
さまざまなフレーミングの種類と効果を知る
カメラの距離による表現の違いを知る

課題内容
「構図の分析とイラストへの応用」
既存の作品の構図を分析し、描かれているモチーフを別のものに置き換えたイラストを制作しなさい。制作の際に気づいたことなどをコメントシートにまとめなさい。

学生の声

TYさん「イラストを分解して読み解く目を鍛えてもらいました」

TYさんの作品

TYさんがこの科目で学んだ中で最も参考になったこと、気付き

良いと思ったイラストには良いと思う理由があるということ。この授業で「イラストを分解して読み解く目」を鍛えてもらえたと思います。

三分割を知るだけでバランスの良い絵が描けるようになるなど、今まで感覚でやっていたことにルールが加わり、決定のスピード感が変わりました。曖昧だった知識も授業を受けることで整理され、絵が描きやすくなりました。 「描いたあとにトリミングして良いんだ」「ぼかしも視線誘導になるんだ」など、授業で得た気付きは表現の自由度を上げてくれたと感じます。 

TYさんがイラストの学習に割く時間

平日は時間が取れないので、週末に5時間程まとめて勉強しています。やり方が分かれば、実際に絵を描かなくても目に入る画像や風景から勉強することもできます。ただ、課題にはもう少し時間をかけられると良いなと思っています。やはり時間をかけてじっくり考えて描くことが、何よりも成長に繋がります。

イラストに関して今後学習したいこと、担当教員に対するメッセージ、その他のご感想

課題があるおかげで「自分では絶対に描かない絵」にチャレンジできるので、もっと絵を描いていきたいです。構図についてもっと勉強したいと思います。補習授業などの試みがあると嬉しいですね。 自分にないタッチに挑戦できるような授業も受けてみたいです。


RKさん「以前よりも絵に向き合う時間が増えました」

RKさんの作品

RKさんがこの科目で学んだ中で最も参考になったこと、気付き

「自分が1番伝えたいことを明確にし、主題と副題をお互い引き立たせながら絵を魅せる」ということです。描きたいもの(主題)を先に決め、主題をより引き立たせるために副題を見つけることで、以前よりも絵に向き合う時間が増えました。

RKさんがイラストの学習に割く時間

課題の絵を描くまでこつこつと授業動画を観ます。必要だと感じたことをノートに取って、学習したことを自分の中で噛み砕いて落とし込むまでに時間がかかるので、「今日は何章まで」と区切って学習することが多いですね。何日かに分けて視聴する代わりに、いざ絵を描く際には1日で一気に仕上げます。

イラストに関して今後学習したいこと、担当教員に対するメッセージ、その他のご感想

イラストを描く上で大事なレイアウト、配置、構図構成について、今後に繋げていける内容ばかりですごく参考になりました。構図や技法はたくさん種類があるため、知識が有ると無いとで大きく差が開くところだと思います。ただし大事なのは技法よりも「伝えたいこと」なので、この知識を活かしつつ、自分の伝えたいことから構図や技法を考えて絵に取り入れるようにしていきたいです。

斉藤拓也先生からのコメント

みなさん元気にしていますでしょうか?「レイアウト・構図」担当の斉藤拓也です。

アニメーターとしてアニメ業界に身を置きながら、様々なスタジオでTVアニメーションや、劇場作品、MVやPVの制作に関わって経験を積んできました。

そのなかで、レイアウトや構図に触れるうちに、映像でもイラストでも「伝えたいことを伝える」ために、授業では共通するエッセンスを皆さんにお伝えしています。

その中でも大事なことは、「ルール」に対する印象を変えること。

ルールとは堅苦しい、自分を制限するものと思うかもしれません。実際に厳しすぎるルールは、自分を追い込み、本来やりたかったことを忘れ、思考を手放してしまうことにもなると僕自身も感じています。

しかし、ルールとは本来『自分のやりたいことを叶えてくれるサポート』でもあります。

ルールを知るからこそ、表現したいことが表現できる。人に伝わる。

「人に伝えるための構図とはなにか?」その体験の一歩になるような授業になっていますので、興味がある方は是非ご参加くださいませ。


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