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ベストofハード系ホットドッグを生み出したミスタードーナツに愛を伝えたい
チェーン店のハード系ホットドッグなら、ミスタードーナツ(以下、ミスドという)がNo1だ。わたしのなかにあった、ホットドッグ=ドッグロール(ソフトパン)という固定観念を覆し、まんまと虜にしてきた。
専門店で味わう「グルメホットドッグ」なら、ソフトパンではなくハード系パンを使うところもあるだろう。しかし気軽に立ち寄れるチェーン店のなかではめずらしい。
ソーセージに引き寄せられてホットドッグを食べる人がほとんどのなか、わたしはパンを目当てにホットドッグを食べる。ならホットドッグじゃなくていいのでは? と思うだろう。
惣菜パンのようなソフトなパンに、なじみある味のソーセージの組み合わせではなく、歯ごたえ抜群のハード系パンを噛みちぎりながら、ガツンとうまみがあふれるソーセージを味わう。噛めば噛むほどおいしいホットドッグが好きなんだ。
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ミスドのホットドッグに出会ったのは数年前。一度目の衝撃が忘れられず、またあのうまいホットドッグが食べたいと思い、レジカウンターで意気揚々と注文した。
承諾の声を期待していたが、返ってきたのは「当店では取り扱いがありません」という無慈悲な言葉。思わず「え!?!」と、どデカい声がでてしまい、店員さんを困惑させてしまった。
それ以降、ホットドッグがミスド全店舗で買えますようにと祈り続け、今ではほとんどのお店で買えるようになった。(うれしい……!)
わたしが思う、おいしいハード系ホットドッグのポイントは4つある。
・パンの噛み応え、生地そのもののおいしさ
・ソーセージのジューシー感、うまみ
・パンとソーセージの相性、食感のバランス
・食べた後の満足感
この4つすべてを満たすのが、ミスドのホットドッグなのだ。
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イートインの場合は、ミスドのロゴがあしらわれたホットドッグスリーブで提供される。
ホットドッグをはじめとしたメインメニューに、対象のドリンクを組み合わせた「ミスド ドリンクセット」を注文した。
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こんがりと焼き色がついたソフトフランスパンは、ふっくらとした見た目から期待できる、もっちり・ふんわりとした食べ心地。
パリッと弾けとぶソーセージからじゅわっと旨みがあふれて、ソースがかからない部分でも抜群のおいしさを実感できる。
初めにソフトフランスパンとソーセージのパリッ・ふわな食感バランスと、小麦のうまみ・かすめる甘みをじっくり味わえるのがハード系パン好きにはたまらない。
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食べ進めていくと、ソースがかかった部分にたどり着く。
ホットドッグといえばケチャップとマスタード。トマトミックスソースが使われているのはミスドならでは。
玉ねぎの粒が残る酸味のきいたトマトソースが、ソフトフランスパン&ソーセージと肩を組む。それぞれの個性を互いに引き立たせ、三位一体のおいしさを味わえるのがミスドのホットドッグだ。
・・・
ミスドのホットドッグに衝撃を受けてから、ほかを食べるまでもなくミスドがNo1だと確信していた。そんなとき、ほかチェーン店でもハード系パンを使うホットドッグがあるらしいと耳にする。
そのひとつがドトール珈琲店の「ドトールドッグ」だ。
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ドトール珈琲店はドトール運営のフルサービスカフェ。
ゆったりとしたソファ席のある店内でスペシャルティコーヒーをたしなむ、いわばドトールコーヒーショップの上級ラインだ。
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褐色のソフトフランスパンに、粒マスタードがのったソーセージが挟まれた120点のビジュアル。
期待がふくらむ装いだが、ひと口目の歯ざわりで頭にハテナが浮かぶ。見た目とは裏腹にかなりソフトだった。ミスドのホットドッグのようにクラムのもっちりさはなく、思ってたよりもエアリーな食感だ。
ハーブの香りとうまみが強い、オリジナルソーセージの存在感がすごい。ほっそりとしているが、パリッとジューシーでこだわりっているのが伝わる。
かみしめていくと小麦の香りがふわっと感じるものの、バーガー袋のような紙の匂いが小麦の風味をさえぎってしまうのが残念だった。
やっぱり、ベストofハード系ホットドッグはミスドが不動だ。
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ミスドのホットドッグを買うのは、ららぽーとに行く日と決まっている。
1階から3階までぶらぶらと練り歩き、買い物が終わった頃には充足感と疲労感のある状態。帰りの車内で人目を気にせず食べるのが最高だ。
テイクアウトすると、ホットドッグスリーブではなく、しっかりとしたつくりのボックスで提供される。
ペーパーナプキンごしにホットドッグをわしづかみにして、大きな口でかぶりつこう。小麦とソーセージの旨みと香りがそろって満たしにやってくる。トマトミックスソースが味に奥行をもたらし、勢いのまま食べ進めてあっという間に完食。
食べ応えのあるソフトフランスにより、お腹の満たされ具合はにじゅうまる。期待を裏切らないおいしさだ。きっと次もホットドッグを食べながら帰路につくだろう。
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