プレッシャーかけすぎてた
娘に怒ることができない。
ホットケーキのタネを床にぶちまけたり(本人曰く、料理をしている)
洗濯前の服を浴槽にぶちこんだり(本人曰く、洗濯をしている)
ほこりまみれの床の上で布団を引きずり回したり(本人曰く、片付けをしている)
悪気があってやっていることではないのが前提ではあるが、正直私にとってはやってほしくないことだ。
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私は、「失敗を見守るのが親だから、笑って許してあげよう!」というキラキラしたママのスタンスにはなれていない。アンガーマネジメントとか、アドラー式とかを遂行できているわけでもない。
怒らないのは、怒るための気力体力が私に残っていないだけである。
娘の好奇心エネルギーと私の怒りエネルギーの大きさが違いすぎる。
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無表情で傍観しているつもりだったのだけれど、あるとき娘に怖々と「ママおこってる?」と聞かれた。
おこってる?
怒ってるのかなぁ。
もはやイライラを通り越して思考停止している気がしていたけど、顔は怒っていたんだろうか。
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とある日、地元で人気のラーメン屋さんに行った。厨房の壁に、色紙が飾られていた。おかみさんが、ラーメンを作る旦那さんに書いたものかなぁ。
混んだ時こそ落ち着いて
プレッシャーに負け 恐い顔しないで
ラーメンをすすりながら、なるほど、と思った。
私は"娘の行動"にイライラしていたと思っていたのだけれど、多分そうではなくて、"自分のプレッシャー"に負けていたんだ。
○時までに夕飯を食べて、○時までにお風呂に入って、洗濯機回して食器洗って部屋を片付けて
その通りにならないとイライラしていた。
自分にプレッシャーをかけることにも疲れていたのかもしれないな。バスケのディフェンスくらい息切れしながらプレッシャーかけてたな。バスケ出来ないけど・・
クリスマス、年末年始、とにかくだらだらしよう。と心に決めながら、澄んだスープをごくりと飲んだ。
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