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集中力の高め方

何かを勉強しようとしたり、仕事をしている時、集中して効率よく素早くこなしたいと思いますね。集中していればアッという間に終わるのに、集中できない時は、ダラダラとして時間ばかりかかって終わらないのでイライラすることになります。

今回は、私なりにいったいどうやって集中力を高めているかを考えてみます。


<集中している時のこと>

まず集中するとは、どういう状態のことか考えてみましょう。

集中していると、“他のことが目に入らなくなる”とか、“他のことが耳にも入らなくなる”ことはありませんか。

集中集中!

その時は、目や耳からの余計な情報をシャットアウトしている状態です。

これは、自分の中で情報を選り分けていることですね。不必要な情報を遮断し、必要なものだけに絞る、交通整理のようなことを脳の中で行っているのです。

その為には、目や耳から入ってくる様々な情報を、“見分ける”、“聞き分ける”能力がなければなりません。それがあるからこそ、情報を分類できることになります。

集中するためには、この“見分ける力”“聞き分ける力”が必要なのです。

<見分ける力>

見分ける

車を運転するとき、ハンドルを握って前を向いて、どこを見ていますか?

以前の記事「仕事を楽にする9つの方法」でも少し述べましたが、目の前の1点を凝視していてはだめです。

真ん前、右上、右下、左上、左下という2次元の平面的な四方八方に加え、3次元的な中央後方、右後方、左後方というように視野を広げ、そこから得られるすべての情報をもとに、危険を予測察知していかなければいけません。

このように、目で見た様々な情報を一度に入れて判断していくことが、その情報が安全かどうかを“見分ける力”になっていると思います。

ただなんとなく、漠然と眺めているだけではダメで、ひとつひとつ目を凝らして見ることで脳に認識され、このことが“見分ける力”を養うことになると思います。

<聞き分ける力>

聞き分ける

聞き分けるとは、音色の違いを聞き分けるということ以外に、こんなことがあります。

たとえば、音楽を聴いている時、曲全体を聞き流すのではなく、一つの楽器の音を拾い出してみるのです。リズムギターの音、ドラムのハイハットの音、シンフォニーのバイオリンの音、こうした曲を構成する一つ一つの楽器の音をバラバラにしてピックアップし、聞くことが出来れば、必要な音と、不必要な音に分解して聞き分けることができるようになるのではないでしょうか。

私はよく、“都合つんぼ”だと言われます。無意識に耳から入る情報を自分に都合よく振り分けているのかもしれません。

<必要な情報にしぼる>

しぼる

こうして“見分ける力”、“聞き分ける力”を使う事が出来れば、集中しようとする時に、不必要な情報を意図的にシャットアウトすることができ、必要な情報だけで作業や仕事、勉強などをこなしていくことができます。

これは、脳内にも役割分担があって、情報を振り分ける門番のような働きをする部門と、選ばれた情報を処理する部門が別々に働いているのだと思います。

とはいっても、目や耳や脳を無理に酷使してはいけません。すぐに力尽きてダメになってしまいます。

そこで、目の前のものは、出来るだけ整理整頓して必要なものだけにします。

音も記憶力や集中力を高めるものだけにします。

記憶力を高める音楽のことは、以前の記事「たった3か月で通関士試験に合格した私の勉強法」でも触れていますので参考にしてください。

そして、段取りを決めてその通り行動することで、余計なことを考えなくてもいいようにします。

脳の処理能力を高めるため、一つのことに絞って、いろいろなことを一度にやらないようにします。いろいろなソフトを立ち上げすぎると処理が遅くなるパソコンと同じですね。

<授業時間>

授業中ですが

学校の授業時間を思い出してください。中学校や高校は45分くらいまでで、大学に入ると90分の講義になったのではないですか。これは人間が集中できる時間に限界があるからのようです。子供の頃は45分くらいまでで、大人になると90分くらいまでが限度だということです。

わたしもnoteの原稿を書いている時は1時間くらいで休憩するようにしています。(しかし、気が付けば3時間ぶっ通しだったということも少なくありませんが。) 
根を詰めすぎてもいいことはないので、コーヒーブレイクでもして、口に何か入れるといいでしょう。メリハリも大事で、“急がば回れ”ということですね。こうして脳を活性化することで、よりスムースに処理して働いてくれるのではないでしょうか。

<前向きな気持ち>

できる人

そして何よりポジティブな気持ちでなければなりません。

「できるかなあ」、「だめかなあ」とくよくよ思っていては、ちっとも前に進むことはできません。前向きな気持ちからしか、有効なアイデアも浮かんでこないのです。

「自分はできる」、「こうすれば必ずできる」、「だからこうしている」という考え方は、すべての行動の大前提です。

体の健康管理にも気を配り、睡眠時間もしっかりとって、万全の態勢を整えて取り組みことが出来れば、集中力も自然と高まるでしょう。

以上私の考える集中力の高め方でした。お読みいただきありがとうございました。良ければスキ・フォローをお願いします。

これからも、いい記事を書くよう努めますので、どうぞよろしくお願い致します。

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